コネヒト株式会社|【2017年版】おしゃれオフィス20選

筆者: 編集部

『2017年おしゃれオフィス20選』の第12弾は、「コネヒト株式会社」です。2016年に出産した女性の約6人に1人が会員情報を登録している「ママリQ」を運営しています。社内で働くママや、オフィスを訪れるママユーザーが過ごしやすいようにこだわりを持って作られたオフィスについてお話を伺いました。

月間500万人以上が利用!ニュースメディア「ママリ」とQ&Aアプリ「ママリQ」

●LIFE STYLE代表 永田(以下永田)
本日は取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございます。まず御社の事業についてお教えください。
 
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○コネヒト株式会社 代表取締役社長 大湯俊介 様(以下大湯)
弊社は「ママリ」と「ママリQ」いう女性のママ向けサービスを提供しています。「ママリ」は「家族の毎日をもっと笑顔に。」をテーマに、妊活・出産・子育てなどの疑問や悩みを解決するための情報を提供するメディアです。「ママリQ」はプレママ・ママをターゲットにしたQ&Aのコミュニティアプリで、妊娠・出産・子育てを中心とした悩みや疑問に全国のママが無料で答えてくれます。
「ママリ」の記事を読むだけでは解決し切れない悩みをママリQで、先輩ママに相談するユーザーが多いです。単に課題を解決するだけでなく、ママリQの「共感や励ましの言葉」に支えられて安心して出産を迎えることができた、という声をたくさんいただいています。実際に、月間500名以上の方がママリQで出産報告の投稿をUPしてくれたりもするんですよ。
 
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●永田
特に初めての妊娠・出産の方には非常に心強い存在ですね。こちらは妊娠中の方だけに向けているわけではないんですね。
 
○大湯
最初は妊婦さん向けの情報からスタートしましたが、現在は妊活中から育児中の方まで利用者が広がっています。
「お子さんが欲しいけどできない」というところから始まり、無事に出産を終えても初めての子育てであらゆることに戸惑う方が多いです。少し大きくなると習い事や教育費などのお金の問題も出てきますし、今の大きな社会問題でもある保育園問題も出てきますよね。
日々親の悩みは尽きず、それに対して「聞いて欲しいこと」「教えてほしいこと」は数限りなく生まれます。そこで私たちは、妊娠・出産に限らず「家族のあらゆる悩みを解決する」ことをテーマにサービスを提供しています。

間借りオフィスから「一机一ベンチャー」のインキュベーションへ

●永田
では次にオフィスについて教えてください。創業時はどんなオフィスだったのでしょうか。
 
○大湯
創業時は代々木の人材会社のオフィスを間借りしていました。パソコンだけを持って出社する、という日々でしたね。その後は、『KDDI ∞ Labo』というインキュベーションのプログラムに参加。期間中は、六本木一丁目のKDDI内のスペースを拠点として活動していました。
その後はVOYAGE GROUPという会社内にある提供するインキュベーションスペースを間借りし、他のベンチャー企業と一緒に、並んで作業をしていました。当時のメンバー約6名で、机一個をシェアしていました。当時一緒にやっていた企業の中には、今では有名になったところも数多くあり、互いに切磋琢磨できるいい環境でした。
その後「自社のオフィス持って会社の文化を作っていきたい」と思い、渋谷のセルリアンタワーの裏の辺りに初めての自社オフィスを借りました。ほっ建て小屋のようなアパートでしたが、渋谷駅まで徒歩3分と駅チカなのに、坪単価約6000円という破格の物件だったんですよ。10坪くらいのオフィスを当時はインターン含めて8人くらいで使っていました。アパートの壁が土で、壁によりかかると洋服に土がついてしまうような環境でした。それが創業から1年10ヶ月ほどたった2013年11月頃の話です。
 
●永田
その次の移転先が、今から二つ前のオフィスなんですね。
 
○大湯
そうですね。渋谷の東二丁目のビルに20坪程度のオフィスを構えました。
この時から少しずつ会社の「カルチャー」を意識するようになったんですよ。「ママリ」を使ってくれる女性の方の目線をサービスに取り入れるために、ママであるスタッフを積極的に採用するようになりました。それまでは男性社員とインターンだけの空間だったので、女性スタッフが増えて「女性にとって気持ち良い空間、働きやすい環境ってなんだろう?」と考えるようになったんです。そして、2015年2月に今の一つ前の麻布十番オフィスに移転しました。
 
●永田
一つ前のオフィスの時に麻布十番に来られたのですね。移転時は何人くらいいたのでしょうか。
 
○大湯
フルタイムとママスタッフあわせて、13人ほどです。オフィスが80坪くらいだったので、最初は置く物も何もなくがらんどうでした。メンバーの中には、お子さんがいるママや妊娠中のスタッフも多かったので「どうしたら過ごしやすい空間をつくることができるか」ということはかなり考えました。ママたちが家から持ってきたお弁当を食べたり、オフィスに招いたママリユーザーさんのお子さんに遊んでもらうためにつくったフリースペースは、社外の方にも好評でした。

一番大切にしているのは、スタッフでもユーザーでも「ママが過ごしやすい」環境

●永田
では、今のオフィスでこだわった点というと、そういう部分になるのでしょうか。
 
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○大湯
はい。今のオフィスも前のオフィスも、社内で働くママや、オフィスにいらしてくれるママリユーザーの方たちが過ごしやすいようにと設計しました。弊社は約60人いる従業員のうち、35名が子供を持つママ、パパです。社内で家族参加のお楽しみイベントを行ったときも、広いフリースペースや平らな床が好評で、子供たちが走り回っていました。
ママリでは、週に1回ユーザーの方を招いた「ユーザーインタビュー」を行っているのですが、有り難いことにいらしてくださるユーザーさんもオフィスを褒めてくださることが多いですね。
ママリのテーマである「家族の毎日をもっと笑顔に。」をきちんと体現できるオフィスでありたいと思っています。

時短で働く人にも、「成長」や「自己実現」が感じられる環境を

●永田
そのママさん比率は約6割と伺いました。子供の年齢によって働き方も様々でしょうから、採用や評価の仕組みを色々意識して整えてこられたのではないでしょうか?
 
○大湯
そうですね、仰る通りです。働き方もフルタイムから時短勤務まで様々です。その中でも、扶養内で働きたい、妊娠中のためリモートワークが中心…など本当に多様な働き方の人がいます。やはり規模が大きくなるにつれて運用も難しくなってきますが、なるべく多様な働き方を担保できる制度を模索しています。
 
●永田
そうなると、雇用形態や働き方だけじゃなく、評価の仕組みも必要ですよね。
 
○大湯
そうなんです。渋谷で二つ目のオフィスに移りママスタッフを雇用し始めてから、社内の風土がガラッと変わりました。
それまでは、20代前半でママリを広めるために働き詰めの私たちだけだったオフィスに、家庭があってどうしても夕方には上がらなくてはならない人が増える途上、「どうしたら、みんなが活躍できるだろうか」と考えました。私たちの会社のメンバーは有り難いことにすごく優秀で、フルタイムであっても時短勤務であっても、ママリを通じて世界を変えたいという目的意識と健全な成長意欲があるんです。せっかく頑張ってくれている人たちに、勤務時間が違うからといってチャンスが与えられないのは、なにか「違うな」と感じました。そこで原点にかえりました。私たちが提供しているのは、ママを幸せにすることで家族の笑顔を増やすこと、がテーマのサービスです。ならば、目の前のママたちさえ幸せにできないようでは本末転倒だな、と。そこから「それに適切な環境とはなんだろう」「彼女たちにとっての自己実現ってなんなのだろう」と真剣に考え、その結果が今の会社を形作っていると思います。
 

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●永田
主婦の方からすると、働き方を自分でコントロールできて、きちんと評価までされるのはすごくよい環境だと感じます。
 
○大湯
働いてくれている人たちが使い捨てにならず、良い人生を送ってほしい、と心から思っています。今はパート・アルバイトで働いていても、将来子供が大きくなったら正社員になりたいという人もいます。どんな勤務体系の人にも、成長機会を提供することを大事にしています。ママであることが、ステップアップを止める「ガラスの天井」にならないようできるかぎり意識して制度を作っているつもりです。
 
●永田
御社の事業内容自体もママ自身のプライベートの経験が役に立つし、それまでのスキルもたとえ短時間でも十分活かせるということですよね。
 
○大湯
そうですね。スタッフの中には結婚や出産まで、大企業でバリバリ働いて来た人も多いです。それが、子供が小さく時間の制約があることを理由に、他社では面接にさえ進むことができないことも多いそうです。「以前のように長時間は働けなくても、世の中の役に立ちたい」という想いをもって来てくれる人がたくさんいらっしゃいます。
今の社会には、子供を産むと出世コースから外れてしまったり、仕事も限られてしまう状況が少なからず存在しており、弊社ではそういう方々にこそ、スキルと経験をいかして活躍して欲しいと思っています。
今までの転職・就職市場では「マイナス」と思われていた育児・出産経験をむしろプラスに変えることができたら、ママリのテーマでもある「家族をもっと笑顔に」できる世界に一歩つながると思っています。
 

ママの不安や疑問に対して、「ママリブランド」で安心を与えたい

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●永田
しっかりとした制度や仕組みを作ることで、仕事のモチベーションや効率も大きく変わるのでしょうね。それでは最後に、今後のビジョンをお聞かせください。
 
○大湯
ママリの強みは、周囲の人には言えないデリケート悩みを顔の見えないユーザー同士で相談し解決することができることです。今後はママリのもつ信頼感を活かして、ママリのブランドを用いて家族の悩みごとを解決していきたいと思っています。子育てをする中で、家族の悩みはつきることはありません。「どんな学資保険が良いんだろう」「受験させたいけどどこの塾が良い?」「子供連れが暮らしやすい街ってどこ?」…等々。年齢に応じて、新しいニーズや疑問が無数に生まれます。今は答えを見つけることが難しい悩みや疑問を「ママリブランド」が一緒に解決していく。そんな「家族の相棒」のような存在になっていきたいです。「ママリが作ったもの、ママリがおすすめするものなら安心だ」と信頼していただける未来を目指して、ママはもちろん家族みんなが笑顔になれるような仕組みを作っていきたいですね。
 
●永田
我が家も子供が小さいので、ママリには大変お世話になっています。非常に信頼して役立っていますので、今後の展開にも期待いたします。本日はありがとうございました。
 
ー大湯様 貴重なお話を誠にありがとうございましたー
 

取材協力:コネヒト株式会社 代表取締役社長 大湯俊介 様

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