株式会社クラウドワークス|【2017年版】おしゃれオフィス20選

筆者: 編集部

『2017年おしゃれオフィス20選』の第14弾は、「株式会社クラウドワークス」です。オンラインで仕事の受発注ができる日本最大のクラウドソーシングを運営しています。社内外含めた交流・社交を促進する場としてオフィスを活用しており、勤め方に関しても様々な選択ができるようになっています。会社の規模が大きくなっていくに連れて発生する課題をいかにしてクリアしてきたのかをお伺いしました。

フリーランスや在宅ワーカーを中心に133万人が登録し、日本に働き方革命を起こす!

●LIFE STYLE代表 永田(以下永田)
今回は弊社の取材にご協力頂きまして、ありがとうございます。初めに御社の事業についてお聞かせ下さい
 
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○クラウドワークス 取締役副社長COO 成田修造 様(以下成田)
弊社は日本最大のクラウドソーシングである「クラウドワークス」を運営している会社で、2011年の11月創業で今は6期目です。「クラウドソーシング」というのは日本中のフリーランス、あるいは在宅ワーカー、個人の方のネットワークです。弊社が運営するクラウドワークスは現在134万人をネットワークしていて、オンライン上で企業様が仕事を発注し、マッチングが出来るプラットフォームです。そこから派生して、現在は働き方を変えるような事業をいくつか展開しています。

IT企業の多い渋谷を中心に6回目の移転で現在の恵比寿ガーデンプレイスへ

●永田
弊社もサービスのロゴなどを作った際に御社のサービス使わせていただいてます。ありがとうございます。では最初にオフィスについてお聞かせください。恵比寿ガーデンプレイスに移転してきたのはいつくらいですか。恵比寿には何かこだわりがあったのでしょうか?
 
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○成田
ここに移ったのは1年5ヶ月ほど前です。6つ目のオフィスなのですが、この前の3つは渋谷にありました。渋谷周辺にIT企業が多いので、IT人材を採用するにもやはり渋谷周辺が良いかなと。また、社員が「ここで働きたいな」「ここで働いていて良かったな」と思ってくれる場所ということにはすごくこだわっていて、渋谷近辺である程度の人数が入れる場所、と色々探した結果、恵比寿ガーデンプレイスに決定しました。

わざわざ足を運ぶ価値をつくる、コミュニケーションの取りやすさにこだわった設計

●永田
今回このオフィスをつくる際、こだわったコンセプトはありますか?
 
○成田
弊社ではリモートワークを導入しているので、在宅や他の場所で仕事をしている社員もたくさんいます。そんな中でわざわざオフィスまで足を運ぶというのはコミュニケーションを取るためだと思うので、コミュニケーションが起きやすい設計にはこだわりました。オフィス内にある「ミックスラボ」は象徴的な場所で、混ぜるという意味の「ミックス」と、「laboratory(実験)」とを合わせてネーミングされた、社内外含めた交流・社交を促進する場です。社員はもちろん訪れたユーザーさんや企業の方などが、カジュアルな空間で色々なことを生み出してくれれば良いなと思っています。
 
●永田
社内外の交流っていうところがすごくテーマになっているのですね。オフィス内で気に入っているのはどんな場所ででしょうか。
 
○成田
エントランスにユーザー・社員それぞれの写真を飾っているコーナーです。我々のミッションは「”働く”を通して人々に笑顔を」で、それを実現する手段として働き方革命があると思っています。でも、「働いている人々」ってユーザーだけでなく社員も同じですよね。社員は社員で「こういう会社があったら良い」「ユーザーさんから見てこういう世界があったら良い」と「こんな社会を実現したい」とそれぞれに想いがあるんですよ。その様々な想いや笑顔を一つにしたものがあの写真なんです。私たちの思いを形にしたものなので、あれはとても好きですね。

リモート・副業・フレックス全面OK!自由の中でクリエイティビティを発揮する仕組み

 
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●永田
今「”働く”を通して人々に笑顔を」というミッションにもありましたが、御社はクラウドソーシングを通して新しい、21世紀型の新しい働き方の提案をされていらっしゃいますよね。そんな御社ならではの働き方はありますか?
 
○成田
弊社のビジョンは「働き方革命」で、サブタイトルは「個の力を最大限活性化し、社会の発展と個人の幸せに貢献する」です。これは会社のビジョンであると同時に組織ビジョンでもあるので「ハタカク!」という人事制度をつくり、社内でも働き方革命を起こそうと思っています。具体的に言うと、リモートワークやフレックス、副業は全面OK。私自身、終身雇用とか年功序列、「会社の中で長く勤めてれば安心」という世界観ってもう存在せず、神話だと思っているんです。成果を出すか出さないかが重要なので、時間や場所で拘束することでコントロールするのではなく、自由と責任をセットに解放するのがポイントだと考えています。人事制度は基本的に、ストッパーやリミッターになるものを外していっていますね。
 
●永田
今の人事のあり方や時間管理の方法は、かなり以前の工場の仕組みがベースになっていたりしますもんね。
 
○成田
そうなんです。規律型で管理型でというコンセプトは軍隊だったり戦後の教育の方法だったりしますが、今でも多くの企業はそうですよね。でも今の時代に合っている新しい考え方、働き方を作っていかなければならないと思っているんですよ。それは拘束から生まれることではなく、一緒にやることに価値を見出せるような空間を作っていくことだったり一緒にプロダクトを生み出していくことだと思うんです。共感型というか。なので、今はアルバイトやインターンを含むと約200名ですが、それを実現できる組織を目指すのが理想ですね。

「創造はコミュニケーションから生まれる」という考えでの制度づくり

●永田
Googleはじめリモートを取り入れている会社は多いですが、実際やってみた結果「やっぱり集まってコミュニケーションを取った方が良いクリエイティビティが生まれる」と、再び人が集まる傾向があると思うんです。御社はその辺りいかがですか?
 
●成田
それは仰る通りだと思います。全体の半数近くにリモート経験があり、集中してコーディングしたいとか自分自身の案を深めたい、など、リモートが向いている作業も実際にあります。一方で「創造はコミュニケーションから生まれる」というのもまた事実ですよね。実際それで、みんな結構オフィスに来ていますもんね。通勤時間が2時間3時間かかる場合はその時間を勉強にあてた方が充実するということもありますが、基本は顔を合わせてコミュニケーションを活性化させるっていうのは大きなポイントだと思っています。
 
●永田
働き方だけではなく、どうしたら効率が上がるのか、というテーマもありますよね。
 
○成田
そうですね。元々副業禁止の会社が多かったり終身雇用の側面が強かったですが、最近では国が残業を減らす方向に動いたり色々変わって来ていますよね。今後は、女性や障がい者の方ですとか、多様性、ダイバーシティをどういう風に促進するかが大きなテーマになると思います。今までのように社員だけ、内部の人間だけ、ではなく外部の方を活用していかざるを得なくなってきますよね。弊社も例えばデザインを一個お願いするのにも、外のクラウドワーカーさんにお願いするということを当然積極的にやっています。外部人材を積極活用しているので、そういった意味でも今までにない組織のあり方を作って行けるのではないかと思っています。

採用面で重視するのは「ちゃんと他人のことを考えられる」人格面やコミュニケーション力

●永田
私が会社を設立した際に「プロフェッショナルの集まりにしたい」と思い「常に会社にいなくても、プロジェクトに合わせて人々が集まる体制も良いんじゃないか」と考えていたので、御社のサービスにはずっと注目させて頂いています。フリーランスやスポット参加して自分の能力を試す、という働き方ができればもっといい社会になるんじゃないかなと思っています。一方で企業として、リモートを認める、自由を与えていくとなると当然責任が伴うので、採用も重要になってきますよね。採用の際はどんなところを意識されて見られてますか。
 
○成田
そうですね。スキル面ももちろんありますが、一番重要なのは人格というかモラル面なのではないでしょうか。コミュニケーション面はもちろん、他人のこときちんと考えられているのかとか、うちの理念とかを理解しているか、といったところを見ています。その辺りをきちんと押さえていれば、「自由を履き違えちゃってます」みたいなケースってあんまり起きないですよね。あと最近はリファラル採用も増えているので、お互いのことを知っている人の率が上がれば上がるほどフィット感が上がっているかなと思います。
 

組織の壁が起こる「3」と「1」のタイミングで、それぞれに適切な対応を

●永田
リファラル採用が増えたとは言え、もう200人いると組織の壁も出て来ると思うのですが、組織的に苦しいな、とか、変わっていかなきゃな、というタイミングはありましたか?
 
○成田
100人の壁はやっぱありますよね。未だにそうですけどね。私は「3」と「1」で組織の壁が起こると思っています。3、10、30、100、300、1,000。10人までは毎日飲み会をやっていればなんとかなる人数で、30人では「会社」になる必要が出てきます。この頃に「この会社って、何を目指してるんでしたっけ」みたいな話が絶対出てきます。そして100になると、縦割り化やコミュニケーションの分断、以前のようにビジョンが浸透しないし伝えるべきミドルマネジメント層の不足といった制度と組織の分断が起きてきます。300人になると社長の意向をしっかり汲んだ100人でさらに再現性を高めなくてはならないですし、1,000人を超えるともはや全く違う経営をやらなくてはいけないのでしょうね。会社のコアをしっかりとさせて1人1人が強くならないと、1,000人には耐えられないでしょうね。100人でも相当重いと感じています。
 
●永田
弊社が今ちょうど50人くらいなので、ご参考までに組織づくりについてお教えください。
 
○成田
きちんとした事業があれば多少組織がダメでも伸びていきますけど、それでも300人とかまでいくと大変なことになると思いますね。急激に伸びた業界だと、組織が全くきちんとできていないのに事業があってすごく伸びた結果、気付いたら大きくなりすぎて全く収集がつかなくなった、という会社は山のようにありますよね。そういうことを起こさないのが経営なんだろうと思います。

組織が大きくなってもトップ同士のコミュニケーションが取れていれば、自然と全体に浸透

 
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●永田
人数が増えて行くとどうしても縦割りになっていきますよね。コミュニケーションが生まれる空間を意識されていると伺いましたが、他にも何か仕組みや取り組みはありますか?
 
○成田
他部門の人たちがランダムで構成されたチームでランチに行く「シャッフルランチ」に対して、会社側がお金を出したり、朝にパンを支給する「朝パン」を開催しています。そこにはいろんな人たちが来れるようにしていて、業務中より気軽にコミュニケーション取れていますね。また、キックオフをやることで、他部門の情報連携をしやすくすることは当然やっていますし、最近大事にしているのは各部門のトップ同士のコミュニケーションを増やすこと。各部門のトップがしっかりとコミュニケーションをとれていれば、必然的に下にも浸透するというのが原理原則としてはありまして。そこを意図的に作っています。定期的に毎週話す機会をつくったり合宿をしながら、しっかりと会社の「コア」を揃えることを意識しています。それぞれ仕事も違いますし、バックボーンも違うので、きちんと揃えるためにはお互いに努力をしなくちゃいけないですよね。そういう意味では夫婦と似ているかもしれませんね。
 
●永田
お互いに「分かったつもり」ではなく、本当に分かるための努力は必要ですね。では最後に今後の事業ビジョンについてお聞かせください。
 
○成田
今は個人を軸にした新しい働き方を創造しているので、弊社の事業基盤であるクラウドソーシングをもっと世の中に普及させていきたいです。新しいところでは、今までクラウドソーシングはBtoCのマッチングでしたが、CtoCで個人のスキルを売れるという仕組みを作っているところです。また、AIやロボットの登場や副業やフリーランスの増加など大きな変化も起きているので、その辺りを多面的にカバーするような新規事業を考えていきたいですね。グローバル展開も考えていますし、今は100万人くらいのユーザーですけど、一千万人、一億人のユーザーに価値を届けられるような、プラットフォーム、インフラになっていくっていうのが今後のビジョンだと思っています。
 
●永田
CtoCだったりグローバルになってくると、ちょっとしたことでもお互いの能力を補完しながら成り立っていくような世界がやってくるということですよね。それはすごく実現してほしいです。期待しております。本日はありがとうございます。
 
ー成田様 貴重なお話を誠にありがとうございましたー
 

取材協力:株式会社クラウドワークス 取締役副社長COO 成田修造 様
提供サービス:クラウドワークス

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