【徹底解説】YouTubeで360度VR動画をアップロードするための方法

筆者:手島 理志

 
最近360度VR動画を撮影することのできるカメラが一気に増え、一般の人でも360度VR動画を撮影・作成がどんどん広まってきましたね。また大手動画配信サイトのYouTubeでは、2015年3月に360度VR動画を配信できるようになったのも一気に広まった大きなきっかけです。
 
今回は作成した動画を、YouTubeにアップロードする方法をご紹介します。せっかくの素敵な動画、ぜひたくさんの人に見てもらいましょう!
 

【目次】
1. 360度VR動画の作成
 1-1. 対応カメラ
 1-2. 動画を作成する
2. 360度VR動画アップロードの準備をする
 2-1. 「360 Video Metadata」アプリを用意する
 2-2. メタデータを挿入する
3. 360度VR動画をアップロードする
4. まとめ

 

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1. 360度VR動画の作成

 
360度VR動画をアップロードするためには、当然まず動画を撮影・作成する必要があります。YouTubeに対応している360度カメラと、動画作成の際に注意すべき点を紹介します。
 

1-1. 対応カメラ

YouTubeが360度VR動画に対応してから、作成に対応している360度カメラはますます増えてきています。使用可能なカメラの中でも特に推奨されているものが以下の4つのカメラです。
 
360-cams
(画像参照元:UNTAMED SCIENCE

Ricoh 「Theta
Kodak 「SP360
IC Real Tech 「Allie
Giroptic 「360cam

 
これらは特に一般のユーザーでも簡単に撮影しやすいものばかりですので、手軽にYouTubeへ360度VR動画を配信することが可能になっています。
 
ただしこれら以外のカメラでは360度VR動画の作成ができないのかというとそうではなく、カメラとカメラをつなぎ合わせるリグや、撮影した画をつなぎ合わせるソフトウェアなどを用いることで公開できるようになります。こうすることで、プロ仕様のカメラを使って360度VR動画を作成することができるので、プロのクリエイターも満足の品質で作成できます。
 

1-2. 動画を作成する

YouTube上で360度VR動画を最適に表示させるためには、YouTubeの設定に沿って高解像度でエンコード(動画データの圧縮)する必要があります。それぞれYouTubeが推奨しているエンコード設定は以下の通りです。
 
スクリーンショット 2017-07-04 20.48.55
 

スクリーンショット 2017-07-04 20.50.50

 
特に重要な部分として、動画の滑らかさに関わってくるフレームレート(fps)は24、25、30、48、50、60 fpsが360度VR動画に対応しており、解像度が「7168×3584~8192×4096」の360度VR動画(正距円筒図法、アスペクト比 2:1)をアップロードすることが推奨されています。
 

2. 360度VR動画アップロードの準備をする

 
撮影・作成した動画をそのままアップロードしてもちゃんと360度VR動画にならず、平面の動画になってしまいます。そこでこちらでは、360度VR動画としてYouTubeにアップロードするための方法を紹介します。
 

2-1. 「360 Video Metadata」アプリを用意する

360度の再生を有効にするためには、作成した動画ファイルに「メタデータ」を挿入することで360度VR動画として認識させる必要があります。
 
⬇︎YouTube360度動画のアップロード
https://support.google.com/youtube/answer/6178631?hl=ja
 
メタデータを挿入するためには、専用のアプリを使ってデータを編集する必要があるので、上のURLより専用ページに飛び、「ステップ2:アップロードの準備」内にある「360 Video Metadata」のアプリをダウンロードしてください。
 

2-2. メタデータを挿入する

上のアプリをダウンロードして実行すると、このような画像が立ち上がります。
 
スクリーンショット 2017-07-04 11.17.32
 
このアプリを用いて動画ファイルにメタデータを挿入する手順は以下のようになります。
 

1. 「Open」をクリックし、メタデータを挿入したい動画ファイルを選択します。
2. [Spherical] のチェックボックスをオンにして [Save as] をクリックします。
3. 作成するファイルの名前を入力します。
4. ファイルを保存します。新しいファイルは自動的に元のファイルと同じ場所に作成されます。

 
これでYouTubeにアップロードしたい動画を、ちゃんと360度VR動画として認識させるための準備が完成しました。ここからは通常の動画と同じようにアップロードするだけです。
 

3. 360度VR動画をアップロードする

 
上までの手順で360度VR動画としての設定は終了していますので、あとは普通の動画をYouTubeにアップロードするのと同じ要領で構いません。いかにその手順を掲載します。
 

1. YouTube アカウントにログインします。
2. ページ上部の [アップロード] をクリックします。
3. 動画のアップロードを開始する前に、動画のプライバシー設定を選択することができます。
4. アップロードする動画を選択します。動画のスライドショーを作成したり、Google フォトから動画をインポートしたりすることもできます。
5. 動画のアップロード中に、動画の基本情報と詳細設定の編集や、チャンネル登録者に通知するかどうかの指定もできます。
6. 公開動画の場合は [公開] をクリックしてアップロードを完了します。

 
これで360度VR動画のアップロードは完成です。360度VR動画はアップロード後、処理に1時間ほどかかることもありますのでご注意ください。
 

4. まとめ

 
以上がYouTubeに360度VR動画をアップロードするときの方法でした。360度VRにするためにはアップロード前のメタデータの挿入が重要だということがわかりましたね。360度VR動画をYouTubeにアップロードするのは決して難しい工程ではないので、是非とも動画を一から作ってアップロードするところまで挑戦してみてください。
 

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