これでばっちり!Gear VRの基本からちょっと専門的な情報までを総まとめ

筆者:小花 桃子

(画像引用元:Gear VR
 
最近様々なHMD(ヘッドマウントディスプレイ)が登場し、色々な情報が溢れています。そのために「何がどう違うのか」「それぞれの適した使用法は何か」など、わからなくなっていませんか?今回は数あるHMDの中から、2017年5月に新型が発売された「Gear VR」についてまとめました。「Gear VR」は何かという基本的な部分から必要な周辺機器、最新情報まで、この記事を読めば「Gear VR」の全てがわかります。

「Gear VR」とは

 
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(画像引用元:Gear VR
(2017年5月に発売された新型Gear VR)
 
「Gear VR」は、韓国の「サムスン」という企業が提供しています。開発は、「Oculus Rift」を提供する「Oculus」社と共同で行われました。「サムスン」の提供するGalaxyスマートフォンを装着することでVR体験をすることができます。
 
<HMDのランク>
HMDは「ハイエンド」「ミドルレンジ」「ローエンド」と3つのランクに分けられることを、皆さんご存知でしたか?「Gear VR」についてわかりやすく説明するために、まずはそちらの解説をします。
 

・ハイエンド:非常に性能が高く、高価格帯。スペックの高いパソコンと繋げて利用するHMD。(例外として「PS VR」がある。)
・ミドルレンジ:実写に関してハイエンドに劣らないクオリティ。スマートフォンの利用を前提としている。
・ローエンド:低価格帯で、クオリティより手軽さや扱いやすさに重点を置いたHMD。

 
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(画像引用元:Oculus RiftGear VRハコスコ
 
ミドルレンジのHMDは値段が手頃でありながらハイクオリティなVR体験を提供することができ、加えてパソコンなどの機器が不要という手軽さから、様々なイベントなどで使用されています。
 
<最近話題になったGrea VRを用いたイベント>
ニュース記事:高層ビルからバンジージャンプ?阪急32番街は2017年8月8日に40周年を迎えます!
 

これでばっちり!「Gear VR」の詳細解説

 
ここからは、「Gear VR」についてより細かな部分をわかりやすく解説していきます。
 

現在の「Gear VR」

2017年5月23日、専用コントローラーと同時に新型「Gear VR」が発売されました。こちらは3代目の「Gear VR」となります。
 
まずは、初代から現在に至るまで「Gear VR」がどのように進化していったかをご紹介します。なお、初代「Gear VR」については日本未販売だったので、2016年に発売された2代目「Gear VR」から新型「Gear VR」にかけて変わった点をまとめます。
 

これ

(画像引用元:「Gear VR」)
 

無題のプレゼンテーション (1)

(画像引用元:Gear VR
 

・視野角の拡大(96度から101度へ)
・販売価格の低下(16,070円(税込)から12,744円(税込)へ)

 
2代目「Gear VR」から新型「Gear VR」にかけて変わった点は、視野角の拡大とフェイスフォームの形状、内部色の変更です。これにより、VR酔いや光の漏れを最小化することができます。
 
HMDの説明でよく目にする視野角ですが、これは「ディスプレイなどを斜めから見た時、正確に画面を見ることのできる角度の指標」です。視野角を広げることでディスプレイに映った映像ではなく、自分がその世界に入り込んだような感覚が高まります。よって新型「Gear VR」ではこれまで以上に高い没入感が得られるのです。
 
新型「Gear VR」は、これまでの高いクオリティはそのままに、より安定した使用感を追求したモデルとなっています。
 
このように、質を向上させつつ先代よりも価格が下がっている点には好感が持てますね。
また、「Oculus Store」ではコントローラーとのセット販売が行われています。
 

性能

次に、新型「Gear VR」の性能についてご説明します。新型「Gear VR」の特徴として、高い解像度の他に優れた操作性が挙げられます。
 

1)「加速度センサー」、「ジャイロセンサー」、「近接センサー」を搭載
2)本体側面のキーやタッチパット

 
新型「Gear VR」に搭載された3つのセンサー、それらとGalaxyスマートフォン本体のセンサーとが合わることで、追従性が非常に高いという特徴があります。
 
また、「Gear VR」本体の側面についたキーやタッチパットにより、新型「Gear VR」を装着したままでもスムーズに操作を行うことができます。これにより高い没入感が得られ、新型「Gear VR」を装着した人はこれまでにない素晴らしいVR体験をすることができるのです。
 
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(画像引用元:Gear VR
 

「Gear VR」を使うために

ここからは、魅力的な新型「Gear VR」を使うための解説をしていきます。
 
1)対象年齢
まずは注意事項として、対象年齢についてご説明します。対象年齢は13歳以上です。なぜならHMDは、眼鏡のように左右1枚ずつレンズが付いていて、それぞれに角度が微妙に異なる映像を映すことで遠近感や立体感を演出します。ただ、このような映像を発育途中の子供が見ると、斜視の発生リスクが高くなります。その点を考慮し、二眼のHMDは多少の年齢差はあれど年齢制限を設けています。ガイドラインに従い楽しく遊んでください。
 
2)対応デバイス
「Gear VR」はシリーズを通してGalaxyスマートフォンを装着して使用するHMDとなっています。新型「Gear VR」の対応デバイスは以下の通りです。
 

・Galaxy S7edge
・Galaxy S6|S6 edge

 
3)対応アプリ
「Gear VR」シリーズは、対応のGalaxyスマートフォンでアプリをダウンロードした後、「Gear VR」に装着してVR体験を楽しみます。アプリは「Oculus Store」からダウンロードすることができます。「Oculus Store」にはゲームだけでなく、スポーツやエンタメ、バラエティー・コンセプトなど様々なジャンルのコンテンツが用意されています。
 
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(画像引用元:Gear VR
 
「Oculus Store」は「Oculus」社の運営する「Oculus Rift」及び「Gear VR」向けのコンテンツストアです。「Oculus Store」では、アプリを公開する前に審査を設けているため、対応アプリケーションの品質は常に一定に保たれています。
 

最新情報

最後に、新型「Gear VR」に関する最新情報をまとめます。新型「Gear VR」については解説したので、ここからは最新アプリをご紹介します。
 

Dungeon Chess

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(画像引用元:Experiment 7)  
 
最初にご紹介するのは「Dungeon Chess」です。こちらはチェスをするゲームですが、なんと駒であるドラゴンなどのキャラクターが動くのです!
 

 
プレイヤーの戦略に従い、魅力的なキャラクターたちが動き、迫力の戦闘を繰り広げます。頭脳戦が好きな方、ダンジョンゲームが好きな方にオススメです。
 

サポートされているコントローラー:ゲームパッド、タッチパッド、Gear VRコントローラー
備考:ゲーム内言語は英語です。

 

Gun Club 3

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(画像引用元:Oculus Store
 
続いてご紹介するのはベストセラーシリーズの最新作「Gun Club 3」です。高度なカスタマイズやインタラクティブなコースが魅力な今作では、自分自身の手で実際に銃を打っているような感覚を味わうことができます。
 

 
臨場感溢れるシューティングに加え、VRならではのリアルな銃の質感により、この上ない没入感を味わうことができます。ガンシューティングが好きな方、銃器をカスタマイズしながらコツコツ腕を磨きたい方にオススメです。
 

サポートされているコントローラー:ゲームパッド、タッチパッド、Gear VRコントローラー
備考:ゲーム内言語は英語です。

 

Easter Rising: Voice of a Rebel

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(画像引用元:Oculus Store )
 
最後にご紹介するのは、ドキュメントのジャンルに分類されるアプリ「Easter Rising: Voice of a Rebel」です。こちらのアプリでは、一人の人の記憶に入り、アイリッシュの歴史を変えた瞬間に戻るというものです。
 

 
13分のストーリーの各シーンは固定された視点を持っていて、360度の完全な環境で様々な場所のイベントの想起を聞きながら現場を体感することができます。VRでストーリー性のある体験をしたい方にオススメです。
 

サポートされているコントローラー:タッチパッド
備考:ゲーム内言語は英語です。

 

まとめ

今回は「Gear VR」に関して、基本から最新のおすすめアプリまでをまとめました。情報がたくさんあるのはよいことですが、いざ自分がなにかを調べた時は膨大な情報に溺れてしまい、「情報もきちんとまとってこそ役に立つ」と感じます。今後もVRについての情報をわかりやすく発信していきます。

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