【2018年こだわりオフィス ✕ アセットニーズ】「不動産業界の当たり前と逆を行く発想で、組織もオフィスも自分達が選択できる仕組みへ」

筆者: 編集部

今回のこだわりオフィス特集は、収益物件のプロ集団「株式会社アセットニーズ」です。不動産業の型に当てはまらない独自のカルチャーを持つアセットニーズ様の、組織づくりへのこだわりを代表取締役社長の寺田厚志様に伺ってきました。オフィス内装の360度VR写真とともにご紹介いたします。

──まず、御社の事業内容についてお聞かせいただけますか?

代表取締役社長 寺田様(以下寺田):
弊社は、購入した収益マンションのリニューアルやリノベーションを中心に手掛けております。当事業は都内だけでなく、全国的に展開しています。2012年6月に設立したのですが、色々な方のご支援を受けながら2期目には売上25億超を記録し、当初は2名だったメンバーも現在では20名ほどになりました。

日本の建築業界では、古いビルを壊しては新しいビルを建てる「ビルドアンドスクラップ」が当たり前になってしまっていて、資源を有効活用しきれていません。物を大切にする心がないわけではありませんが、少なくとも建築という分野に関しては新しいものに目を向けがちで、古いものを大切にする習慣は薄れていきています。

一方で、マンションやビル等を安く借りたい、購入したいという方はたくさんいます。古い建物を再生することは、一見簡単なようでとても難しい作業ですが、お客様にご提供できる幸福もその分大きいため、非常にやりがいを感じます。

──御社は、お客様を最重要視した経営理念を掲げていらっしゃいますが、背景にはどのような思いを込められているのでしょうか?

寺田:
私たちは、お客様はもちろん社員やその家族、お取引先様など全てのステイクホルダーのお役に立ち、物心の幸福を追求しています。私自身はかつてこの経営理念の真逆に位置し、対人関係を重んじることのない人間で、前職の社長からは幾度となくお叱りを受けていました。当時はそれに対して反発もしていましたが、一度素直になって、人間関係を大事にするようにしてからは自分でも驚くほど仕事が上手く回るようになりました。

当時の社長が私に与えてくれたものが今の私を作っているように、人を思う気持ちを繋いでいくことが大切なことなのだと気付かされ、今は弊社の経営理念としてこの思いを掲げています。

──理念を形にするために、どのような組織づくりを意識されているのでしょうか?

寺田:
少し質問からは逸れますが、私は不動産業界の出身でありながらこの業界がとても嫌いなんです。全ての企業に当てはまる話ではありませんが、やはり業界としてグレーなところはまだたくさん残っています。理念を形にするためには、不動産業界の嫌いなところに対して逆を行く必要があると考えました。

例えば、現在の社員のほとんどは業界未経験です。0から学ばなければいけないことは多いですが、その分業界の当たり前に染まっていない素直なサービス提供が可能です。弊社が秋葉原にオフィスを構えている理由も同じで、あまり不動産業界の人が出入りしない場所を選びました。

──オフィスの内装にも、一般的な不動産にはない仕組みが施されているのでしょうか?

↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360度VRコンテンツでオフィスがご覧になれます↓↓

寺田:
多くの不動産はオフィスに重厚感、高級感を求めます。会社として「お金を持っている」という印象を持っていただくことによってお客様に安心していただくためです。一方で私たちのオフィスは白を貴重にしていて、執務室や会議室はガラス張りです。会社としての透明性や社員の働く風景を見てお客様にご安心していただきたいというコンセプトで設計しました。

これは、お客様と同じように社員にも感じて欲しいことでもあります。オフィス移転前は執務室もパーテーションで区切られていて、私が仕事をしている時の表情を社員は見ることができませんでした。同じように、私は社員の仕事の様子を知ることができません。ガラス張りになってからは、全員の働き方が透明性を持つようになり、コミュニケーションも飛躍的に良くなりました。

──オフィス設計以外にも、組織づくりにおいてこだわられている点はあるのでしょうか?

寺田:
少し変わったものでいうと、意見箱を設置しています。私が始めた会社ではありますが、会社は私のものではありません。鶴の一声で動く会社よりも、全員で作っていける会社にしたいと強く思っています。意見箱には、「BGMをもっと増やして欲しい」とか「週報を無くして欲しい」などの内容が投函されていますが、どんなに小さなものであっても、会社に意見できる権利を社員が平等に持っていることはとても重要だと考えています。

他にも、弊社では席替えが頻繁に発生します。同じ角度から物事を見ていては気づけないものがあるのと同じように、働く景色も常に一緒だと考え方が凝り固まってしまいます。ただ会社が主体となって席替えをしていては、いつまでもやらされている感が抜けきらず、自立した自由さは生まれません。今後は、フリーアドレスも検討していて、社員が自ら自分の働き方を決められるような仕組みにしていきたいと考えています。

──最後に、今後の展望をお聞かせいただけますか?

寺田:
今やっている事業はなくなるものではないと考えていますが、取り組むべき課題はまだまだあります。今はビル一棟を対象にしたリノベーションが中心ですが、今後増え続けるであろう空き家物件などは、犯罪の温床にもなりうるため危険ですので、空き家を対象にした事業にも参入していきたいです。お客様や、その先にある社会にとってより幸福な未来を作るために必要とされる事業にチャンレンジしていきたいですね。

先ほど弊社の社員のほとんどは業界未経験だと言いましたが、素直で熱意ある方であれば弊社では必ずご活躍いただけると思っていますので、今後は社内の力の底上げと同時に、一緒にチャレンジをしていただける新しいメンバーの採用に力を入れていきたいと思います。

──本日は、貴重なお話をありがとうございました。

株式会社アセットニーズ
〒101-0032 東京都千代田区岩本町3-9-3フォレスト秋葉原ビル6階

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