【2018年こだわりオフィス × ロジカルビート】「実装力とアイデアの融合で、妥協のない面白さを」
今回のこだわりオフィス特集は、ゲームソフトの受託開発を手がける「株式会社ロジカルビート」です。面白く奇抜な「アイデア」と、それを確実にソフトウェアに落とし込む「実装力」を併せ持つロジカルビート様のこだわりを、代表取締役社長の堂前嘉樹様に伺って来ました。オフィス内装の360度VR写真とともにご紹介いたします。
──まずは御社の事業内容についてお聞かせください。
代表取締役 堂前嘉樹様(以下堂前):
弊社はゲームソフトの受託開発会社です。「実装力とアイデアの融合」というキャッチコピーを掲げ、面白い技術を確実に形にできるチームとしてお仕事をいただいています。面白いと思った技術は意地でも実装するというのが弊社の強いこだわりですね。
私自身は、大学卒業後ゲーム業界に15年間ほど身を置き、2014年からはフリーランスとしてゲーム開発に携わっていました。安定してお仕事もいただいていたのですが、チームとして開発に取り組むことの面白さと、ビジネスとしての合理性から2016年5月に法人化いたしました。フリーランス時代にもある種の気楽さは感じていたのですが、その頃ちょうどドラマでやっていた下町ロケットを見ていて「あー、会社っていいな」と強く思ったこともきっかけとしては大きいですね。
事業は受託開発がメインではありますが、コンサルティングや講演活動、書籍の執筆などゲーム開発に携わる範囲であれば広くご対応させていただいております。
──御社にはどのような人材が集まっているのでしょうか?
堂前:
現在社員数は10名で、その全てがプログラマです。創業期ということもあり、会社のカルチャーを作っていかなければいけないので、コミュニケーション能力に優れたメンバーが多くいます。メンバーの平均年齢は比較的若いので、教育ができるベテランを採用することが今後の課題ですね。
──どのような意図があって若いメンバーを集めているのでしょうか?
堂前:
もちろん採用においては即戦力を求める気持ちもありますが、いかに才能の芽を育てていくかという視点も大事にしています。専門学生の卒業制作の展示会などに赴いて、いい作品を作っている子には積極的に声をかけて、創業1年目から新卒を採用しています。いきなりの新卒採用にはもちろんリスクが伴いますが、今回は上手くはまって順調に成長してくれているため、今年も新卒採用を続けています。
まだ会社として実績を作ってブランドを高めていかなければいけない段階なので、最初からいい人材が来るのを待っているだけでなく積極的に育てていく気持ちは大事にしています。
──昨年オフィスを移転されていると思いますが、新しいオフィスにはどのような工夫が凝らされているのでしょうか?
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エントランス
堂前:
以前はレンタルオフィスを利用していてそれはそれで楽さもあったのですが、やはり自分たちに合わせた働き方をしにくいという点がこれから会社の地盤を固めていくに当たって弊害になり得ると思ったので、少し広い空間に移転しました。
とはいっても、内装に多大な資金を注ぎこめるわけではないので、少ないリソースの中でどうやって働きやすい環境を作り出すかという点に着目しました。ゲーム開発はモニターを3つ使うことも往々にしてあるのですが、モニターを置く机を幅の広いものにしてしまうと今度は人を収容できるスペース自体が狭くなってしまいます。そこで、大きなモニターを設置してその画面を4分割することによって、作業効率の向上とスペースの節約を実現しました。
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執務スペース
効率化という点では、会議室は全面ホワイトボードを設置して、会議中にファシリテーター以外でもアイデアを可視化しながら議論を進められるようにしています。一度試して見たかったことなので、今回の移転に伴って形にできたのは非常に良かったですね。
あとは社内のコミュニケーションを増やすために、ゲームをしたり、気軽に話せる和室を用意しています。しかし若い社員は休憩していいものか、遊んでいいものかと気が引けてしまう部分もまだ残っているので、このスペースを上手く活用していくことは今後の課題点だと思います。
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和室
──最後に、今後の展望をお聞かせください。
堂前:
受託開発は続けていきますが、弊社の強みは「実装力とアイデアの融合」というキャッチコピーに負けない技術力ですので、その追求はいつまでも忘れないようにしたいです。クライアント様からお仕事をもらって面白いものにして返していくという、当たり前のようで一番難しいことをひたむきに繰り返していくのが今大事なことだと考えています。
人は着実増えてきていますが、まだ地盤固めをする時期だと思っているので、焦って一気に飛び出さずに近い未来、大きく躍進できるために必要なことに力を注ぎたいと思います。
──貴重なお話をありがとうございました。
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