【THETA LOVER インタビュー Vol.1】360度カメラで撮影した写真はインスタグラムに投稿。使い込んで感じるTHETAの魅力。

筆者:遠藤 美華

360度カメラTHETAのビジネスユース、また個人での日常的な使い方や楽しみ方などについても合わせてお話を聞かせていただきました。2016年から360度カメラTHETAで、世界の都市や観光スポットを撮り続けているTHETA LOVER河北さんのお話です。

プロフィール

河北 有一(カワキタユウイチ)
アルティテュード株式会社 / Catalyst
SOOTH株式会社 /Business Development
Timelooper / Partnerships Representative

2010年に立教大学国際経営学科卒業後、大手旅行会社に入社。
本社にて海外における新規事業戦略を担当し、2014年よりカンボジアのプノンペン支店立ち上げの為赴任。その後Travel × Technologyの領域におけるオープンイノベーション事業立ち上げの為2016年よりシリコンバレーを拠点に、旅行関連のIoTやAI、AR/VRの領域を調査。
2018年よりテクノロジーを活用した新規事業創出のコンサルティング会社であるアルティテュード株式会社に参画し、日本の観光産業の領域でのイノベーション推進を実施。同時にSOOTH株式会社やニューヨークのVR/ARスタートアップであるTimelooper社の日本展開に参画中。

Altitude : https://www.altitude.co.jp/
Timelooper : https://www.timelooper.com/
SOOTH : https://www.sooth.co.jp/

THETAとの出会い

2010年に某旅行会社に入社して2年目から海外の新規事業に携わるようになり、しばらくは東南アジアを担当していました。2016年5月からシリコンバレーへ赴任することが決まり、その直前の3月にTHETAを手に入れました。

海外での経営戦略のためのカテゴリーを集めているなかで「VRもあるよね」との話から、「360度カメラTHETAを試しに使ってみよう」ということになったのです。手に入れてすぐに出張でニューヨークに行く機会があり、THETAを持っていくことにしました。まずはニューヨークのタイムズスクエアを撮ってみたらどんな景色がとれるだろう、というところからスタートしました。

ちょうどフェイスブックでも360度画像の対応が可能になった頃です。360度カメラで何をしたらお客さまが喜んでくださるのかを考えました。

旅行業でTHETAを使ってみる!2つの用途

当時、THETAで撮った360度画像の用途は2つです。

旅行会社として、1つ目は、やはり観光地の景色を撮り集めることでした。当時の海外店舗網を使えば、世界各国の色々な地域で、360度カメラの映像が撮れると想定しました。

自分がこれまでTHETAで撮ってきた360度画像は、アメリカとアジアの12の都市・地域の風景や観光地スポット。アメリカ大陸の東側では、ニューヨーク、トロント、バンクーバー、マイアミ、フロリダ、キーウエスト。西側は、サンフランシスコ、ロサンゼルスです。アジアは、バンコク、カンボジアではアンコールワット遺跡も撮りました。

日本では、海外から訪れるお客様のために、京都の伏見稲荷神社の鳥居を360度で撮ったらどうなるかを検証したり、奈良の東大寺・法隆寺のような観光名所も360度で撮ったりもしました。

2つ目は、集合場所を360度カメラで撮り、お客様にわかりやすく伝えることです。「〇〇の前に集合」という文字情報に360度映像を添えたら、初めて訪れる旅先でお客様も迷うことがなくなるのでは、と想定しました。

実際に使って感じた360度カメラTHETAの魅力

360度をワンショットで撮ることができる

THETAは、360度全方向で見られる風景・観光地との相性は抜群に良いです。大自然の景色や山の頂上から見た風景、ニューヨークのタイムズスクエアなどもそうなのですが、とにかく素晴らしい景色は360度展開で広がっています。これまでの一般的なカメラなら、少なくとも4枚は撮らなければすべての景色は捉えられませんでした。でもTHETAなら、それを1度で撮ることが可能です。

実際に、フロリダからキーウエストをつなぐ「7マイルブリッジ」を渡りながら、車窓からTHETAを出してずっと撮りつづけたことがあります。一般的なコンパクトデジタルカメラだったら何ショットもしなければ撮りきれない風景が、THETAであれば、橋から見渡せる周囲の全景と綺麗な海が一度に撮れるのだろうな、と思いました。

また、便利だなと思ったのは、大勢での集合写真です。360度なので同じ瞬間に全員の姿を一度に撮ることができます。

目の前にすごくきれいな景色をみつけた時や、世界的な有名な建造物を目の前にした時、確かに一方向で切り取った写真を撮るのにも良さはあります。360度カメラで撮ったら、目の前の風景はすごくいいのに、撮影者の後ろ側の駐車場まで写り込んでしまうということもありますからね。

ですので、360度カメラも通常のカメラも、どちらも適した利用シーンがあるということだと思います。

目の前の風景の裏情報まで、撮ることができる

THETAは裏側の情報を撮るのに長けています。目の前の風景や物事にある裏側事情に、自分は非常に興味を持つタイプで、至るまでの歴史や経緯や、目の前に見える風景のバックヤードではどのようなことが行われているのか、などが特に気になります。

例えば、ルーブル美術館で「モナリザ」を観ていたとします。そのモナリザを観ようとして絵の前に集まっている人だかりを、もしも撮ることができたら、「モナリザ」にどれだけ人気が集まっているのかが写真を観てくれた人に伝わります。タイムズスクエアでも、被写体とその被写体にカメラを向けている撮影しているたくさんの人の様子を、THETAではワンショットで収めることができます。

360度カメラTHETAで撮影した写真はインスタグラムへ投稿

日常的に使っているSNSは、主にフェイスブックとインスタグラムです。フェイスブックはビジネス寄り、インスタグラムは、個人的な日常と観光に寄りです。ツイッターはやっていません。アメリカ人とはWhatsApp、中国人とはWeChat、日本ではLINEをコミュニュケーションツールとして使っています。



THETAで撮った写真は、主にインスタグラムに載せています。投稿記事は、観光地と歴史にテーマを設定して、ここでは何が面白いのか、以前はここに何があったのか、などを、写真下のテキストに入れて投稿します。

インスタグラムを本格的にはじめたのはサンフランシスコ滞在中でした。現地で地域情報の投稿し続けていたら、サンフランシスコ旅行を予定している方々から質問がくるようになりました。

「これはどこで撮った写真ですか?」「この近くに美味しいお店はありますか?」などもありますし、投稿を見てくれた就活生からは「海外で働けるようになるにはどうしたらいいですか」などの質問もいただくようになりました。

コメント欄でその質問にひとつひとつ答えていると、「何している人なのか?」と聞かれるようになったので、インスタグラムストーリーズで個人的な日常をアップロードすることにしています。

360度カメラTHETAのこれから

特に写真は、旅行・観光との親和性が高いです。なかでも360度画像は、欲しい人に届きやすく、なおかつ喜んでいただけます。

文字ベースのSNSコミュニュケーションから、フェイスブックで文字と写真になり、インスタグラムで写真ベースに変化してきました。最近はインスタグラムでも、自分と同じように360度画像でも投稿も見かけるようになりました。

しかし実際に360度カメラを使っている個人や企業はとはいえば、まだまだこれからです。どう使われるのかは、自分たちユーザーの感覚と感性次第です。

現在、テクノロジーを使ったコンサルティング会社で仕事をしていますが、360度カメラTHETAは、未来ある最新ガジェットであり、新しいデバイスだと感じます。この先の可能性の広がりは大きいと見込んでいます。

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