最新!360度動画・VR・ARのビジネス活用事例 5選

筆者:工藤 彩菜

360度動画やVR、ARの普及により、ユーザーにリアルな自社サービスの体験をさせることが可能になりました。サービスの理解を深め、より興味を持ってもらおうとするその働きと体験は、きっとユーザーにとっても、充実と安心をもたらすことでしょう。

ここでは、企業による最新のVRや360度動画の活用事例をご紹介します。

ARで壁紙シミュレーション!「ROOM COSME」−株式会社Francfranc–


お部屋の模様替えで思いつくのは、まずカーテンや寝具のファブリック。大きいものでもテレビボードやダイニングテーブルなど、気軽にイメージができて、買い替えが簡単ものに偏りがちです。しかし、そんな傾向も拭い去ってしまいそうな画期的なアプリが誕生しました。

株式会社Francfrancが提供する「ROOM COSME」では、変えたいの自室の壁をアプリで撮影、変えたい範囲を指定し、30種類以上から選べる壁紙を選ぶだけで、簡単に様々な壁紙を試すことができます。また、試した壁紙はそのまま購入することも可能!同社にて開発された「貼ってはがせる壁紙」の他に、インテリアチャームやウォールフラワーなどのインテリア用品も順次アップされていく予定です。

インテリアやライフスタイルといったジャンルが確立され、写真をメインにしたSNSが生活に根付いている今、インテリアや自身の生活を改めて重要視する人も多くなったように感じる今、時代にそった商品企画や、それに付随したARアプリの開発など、参考にすべき点が多く見つかる事例です。

Twitter広告、ついに日本でも360度動画に対応!−株式会社アサツー ディ・ケイ−

2018年10月29日より、日本で初めて、撮影された360度動画ではなく、一から作られた360度動画の広告が日本で実現されました。

360度どこをみてもその商品の世界観やコンセプトを伝えられる360度動画の広告の登場により、従来の平面だけで伝えられる、「ただ見るだけ」の広告から、ユーザー自らが画面を動かし、「参加・体験する」広告へと変化を遂げました。

幅広い年齢層のユーザーが活用するSNS広告の効果は、どこの企業も注目するものです。よりユーザーの目を引き、360度の自由な空間を使って、どんな世界観を伝えるのか、今後の広告業界や企業の広告、広報、プロモーション担当の腕の見せ所となりそうです。

「座る・立つ・歩く」の動作が可能に!充実したVRでの不動産内見!−ナーブ株式会社−

いち早くVRを浸透させていたように見える不動産業界でも、また新たな動きが見られました。従来の歩いている“ような”360度動画での内覧に留まらず、実際にVRゴーグルを着用して、内覧したいお部屋の中で「座る・立つ・歩く」の体験ができるというものです。

従来の360度動画では、実際住まう方の視点の高さや腰の位置などは関係なく、撮影時のカメラの高さに準拠するものでしたが、実際座ったり歩いたり出来るようになったことで、リビングから見える景色やキッチンの高さ、生活動線なども、よりリアルに体験することが可能になりました。

家族が増えるほどに、お部屋に求めるものは多くなるものです。しかし、増えるほどに家族全員で実際足を運ぶことは難しくなっていきます。まして、単身での転居だとしても、遠方への転居となるとなかなか実際に気になる物件全てに足を運ぶのは、ほぼ不可能でしょう。

「決めたものの、自分には合わなかった」ということが起きても、どうしようもない家探し。しかし、一番妥協したくない事でもあるのではないでしょうか。そんな顧客の思いに寄り添った、進化したVRでの内覧は、忙しい方にもぜひ試していただきたいものです。

VR模擬挙式で、もっとリアルに!「鳥肌挙式VR」−株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ−



大手婚礼会社である「テイクアンドギブニーズ」の一店舗、アーカンジェル代官山で模擬挙式をもっとリアルに、鳥肌が立つレベルで再現されている「鳥肌挙式VR」の提供を開始しています。従来の式場の案内は図らずともゲスト側の目線であったり、ただ会場やプランの紹介となってしまいがちだったものを、今回のVRで本当の模擬挙式を、とにかく気軽に体験できるようになりました。

このVRコンテンツの内容は、実際の挙式の内容に沿って作られており、新郎側もしくは新婦側から選べる視点で、挙式の入場から、それを見守るゲストの視線や拍手の音、華やかなフラワーシャワーや退場までの一通りを「鳥肌が立つクオリティ」で体験することが可能です。

一生に一度だからこそ、顧客一人一人のこだわりが強く出る婚礼業界。VRという「新しいもの」の話題性はさることながら、その企業のホスピタリティも感じられるこのサービスは、業界の特性と企業の「顧客満足度」を追求する姿勢にマッチした素敵な事例と言えるでしょう。

サーキットを駆け抜ける!車の凄さを360度動画で改めて体感−Honda−

誰もが知る日本の大手自動車メーカー、「Honda」では、数多の360度動画を配信しています。そのバリエーションは、乗用車やカブに乗っているような感覚を楽しむものから、有名バンドを起用し、そのバンドメンバーらと一緒にキャンプを楽しむシチュエーションだったり、様々です。

中でも、日本人で史上初、“インディ500”というアメリカンモータースポーツイベントで優勝を果たした佐藤琢磨さんが、新型NSXに乗って鈴鹿サーキットを駆け抜ける360度動画や、WTCCドライバーのティアゴ・モンテイロ選手やガブリエル・タルキーニ選手、BTCCのマット・ニール選手等々…モータスポーツファンにはたまらない顔ぶれで作られているレーシング動画などが注目を集めています。

様々なコースをプロらしい技術で駆け抜けるその映像は、とにかく圧巻です。窓や周りから見る景色が楽しめることはさることながら、プロのレーサーの運転技術を間近で見ることができるのは、やはり360度動画だからこそ。そして何より、様々な角度から楽しめる360度動画ならではの体験は、車に興味がない人でもきっと夢中になってしまうことでしょう。

まずはどんな事業でも「ユーザーの興味を煽ること」が、マーケティングやPRの第一歩。大手自動車メーカーだからこそ可能にしたこの企画も、ジャンルを変えたらまた新しい見え方が見つかるかもしれません。

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