【写り方の比較も!】三脚・セルカ棒を使用した360度写真の撮影方法

筆者: オルカ

360度カメラTHETAは、撮影方法や加工によって、様々な写真を撮ることが可能。さらに、「自撮り棒」や「三脚」を合わせて使用すれば、より撮影できる構図の幅が広がります!

そこで今回は、自撮り棒や三脚を使うことによってどんな写真が撮れるのか、筆者の私が実際に撮影した写真を交えながら、解説していきたいと思います!

自撮り棒を使うとこんな写真が撮れる!

手が写り込んでいない写真
THETAを直接手で持って撮影すると、下方向に必ず自分の手が写り込んでしまいます。スタンプなどで隠すこともできますが、もし完全に手が映らないようにしたいのであれば、自撮り棒を使ってみましょう。自撮り棒の部分はほぼ目立たないので、まるでドローンで空中から撮影したかのような写真を取ることができます。

高さのある写真
自撮り棒を使えば、当然ですが、より高い位置から下を見下ろすような写真を撮ることができます。高さがあるので障害物も少なく、広々とした全景が撮れるのも特徴。より空中撮影らしさが出るので、「リトルプラネット」の加工にするのもオススメですよ。

こんなものを撮るのにオススメ
・自然
・人混み

手で持った場合と自撮り棒に付けた場合を、実際の写真で比較!



▲手で持って撮影
リトルプラネットにすると、より手が強調される。地面にやや近めのアングルで、球体ではあるが、やや平べったい印象。



▲自撮り棒に付けて撮影
自撮り棒を使っていることはパッと見ではわからない。高さがあるので、より表面が丸みを帯びているように見え、綺麗な球体になっている。

三脚を使うとこんな写真が撮れる!

自分が写り込んでいない写真
自分自身が写真の中に映らないようにするには、三脚を使いましょう。360度カメラなので、手持ちで撮影すると、どうしても下方向に自分の姿が入ってしまいます。お花畑の中に設置して下からのアングルで撮影したり、ありのままの大自然の様子を撮影したりするのにピッタリです。

より一層ブレの少ない写真
360度カメラTHETAの場合、普通に撮影していて手ブレが気になることはありません。ただし、暗闇で光っているものを撮る場合などは、三脚を使うことで、よりブレの少ない写真を撮ることができるでしょう。

また、THETA本体や自撮り棒を片手に持ちながら、スマホ画面をチェックし、シャッターボタンを押すという動作が難しい状況でも役に立ちます。飛行機や鳥など、動いているものの姿を確実に捉えたい場合にも、三脚を使ってみてください。

こんなものを撮るのにオススメ
・花
・夜景のネオンや光のアート
・動いているもの

自撮り棒・三脚はコンパクトなものが便利!

THETAと一緒に使う自撮り棒や三脚は、コンパクトなものがオススメ! せっかくTHETA本体のサイズが小さいので、自撮り棒や三脚も同じカバンに収まると持ち運びが楽ですよ。


私が実際に使っている自撮り棒と三脚は、このサイズ。どちらもリュックにすっぽり入り、軽量なので負担になりません。


三脚は単体で使うと、このくらいの高さ。周りに障害物がなく、見上げるようなアングルで空やビルを撮りたいとき、花畑で下から花を撮りたいときなどは、このくらいの高さが丁度よいでしょう。

自撮り棒とミニ三脚を組み合わせれば、大きな三脚に!


自撮り棒の下部に三脚と接続できるネジがついていれば、2つを組み合わせて使うこともできます。


合体させれば、元はコンパクトな三脚でも、大きな三脚と同じように使うことができるんです。THETA本体が軽量なので、脚の部分が小さくてもしっかり自立しています。ある程度高さが必要な構図のときは、このように組み合わせて使うのがよいでしょう。

自撮り棒と接続する際はTHETAの向きも工夫しよう!


自撮り棒の先端は角度を変えることができるので、THETAの向きも自在に操れます。斜め上や横に棒を差し出せば、人間が立ち入れない崖や柵の先からも撮影でき、自然をよりダイナミックに切り取りたいときに最適です!


THETAを横向きに固定すれば、自分の全身を写り込ませることも可能! 人物を強調したコミカルな写真を作るのにも役立ちます。

アプリの「セルフタイマー機能」を組み合わせると自撮りに役立つ!


THETAの撮影に使うスマホアプリには、セルフタイマーの機能もついています。自分が写り込みたいときはセルフタイマーを使って撮影すると、表情を作る余裕ができるでしょう。また、ジャンプや逆立ちなどアクロバティックなポーズも、三脚とセルフタイマーを組み合わせることで撮影可能です!

こんなものを撮るのにオススメ
・表情を作り込んだ自撮り
・スマホを操作できないアクロバティックなポーズ

自撮り棒や三脚を使って、いろんな360度写真を撮ろう!

自撮り棒や三脚があれば、様々なアングルから360度写真を撮ることができます。撮影する対象やポーズ、構図によって最適な使い方が異なるため、自在に組み合わせて、いろいろと試してみてください!

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