【不動産業界 編】360度カメラ・VRのビジネス活用|メリットと事例を紹介

筆者:小林 悠樹

最近では、360度カメラがビジネスで利用されることが多くなってきました。ただし、360度カメラの技術が生まれてからまだ間もないため、ビジネス利用の可能性は計り知れません。そこで「業界別の360度カメラ・VR活用事例」を数回にわたりシリーズでご紹介していきたいと思います。

今回は「不動産業界×360度カメラ」。この2つはとても相性がよく、加速度的に導入が進んでいます。この記事では、360度カメラを活用することのメリットや事例などを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

活用するメリット!成約率アップのためにできること

不動産業界では、360度カメラを使って営業をしている会社が増えてきています。そのメリットは挙げればキリがないほど、不動産業と360度カメラの相性は抜群です。ここでは360度写真・動画を活用して得られる、主なメリットを紹介していきたいと思います。

気軽に内見ができる

まず一番に挙げられるのは、気軽に内見ができる点でしょう。「平日は忙しくて不動産屋さんに行けない」「休みの日はほかのお客さんがいて混んでいる」などといった悩みを抱えている方も少なくありません。そこで各物件の360度写真を用意すれば、家に居ながらにして物件の雰囲気や造りを確認することができます。また、遠方に住んでいても部屋の中を見ることができるため、転勤者にも大変喜ばれます。

お客さんとのイメージ共有がしやすい

物件の外観・内観を360度写真で見ることができるようにすることで、お客さんがより具体的にイメージできるでしょう。写真を見ながら「もっと部屋が広い方がいい」「ベランダからの眺めがいい」など、お客さんが求めていることを把握しやすくなるのがポイントです。そのため、物件に行ってみて「なんかイメージが違う」ということが少なくなります。内覧の無駄打ちが減るため、業務効率・顧客満足度のアップにもつながるでしょう。

居住者がいる物件でも内覧ができる

3月や9月は不動産業界の繁忙期で物件と人がよく動きます。この時期は特に、退去から入居までの期間が短く、「まだ人が住んでいるから、内覧ができない」ということもままあること。そこで360度写真・動画を導入することで、たとえ入居者がいても内覧の疑似体験ができ成約率のアップにつながります。

360度カメラ・VRをうまく活用している不動産会社

ここでは実際に360度写真や動画を活用している事例を見ていきましょう。

CHINTAI|360度パノラマ写真がある物件が多数


不動産大手の「CHINTAI」では、360度写真を見ることができる物件が多数用意されています。エリア別・住所別・最寄り駅別でも検索ができ、物件探しがしやすいのが特徴です。各物件の写真数も多く、お客さんが部屋の中をイメージできるような工夫がされています。
【URL】https://www.chintai.net/feature/theta/

調布ハウジング株式会社|部屋の移動ができる360度動画


ここでは各物件の360度動画が用意されており、動画内で部屋の移動もできるようになっています。それぞれの部屋の位置関係や眺めを確認して「実際にそこで暮らすイメージ」を膨らませられます。
【URL】https://www.choufu.co.jp/special/panorama.php

360度コンテンツを導入する際に検討したいサービス

360度写真や動画はカメラがあれば内製することもできますが、「ちゃんとできるか不安」「あまり時間を割けない」という場合にはコンテンツ作成サービスを利用するのもひとつの手です。最後に、360度コンテンツ作成の補助的サービスを紹介したいと思います。

THETA 360.biz|リコーが提供するコンテンツ作成サービス


360度カメラの最大手が手掛けるリコーが提供している法人向けサービスで、360度カメラ「THETA」さえ用意すればすぐに導入が可能です。カメラの発売元であるリコーが提供しているサービスなので、カメラとの連携がよく写真撮影からサイトアップロードまで迅速にできるのが特徴です。トライアル向けに無料のフリープランもあるので、これから導入する企業にぴったりです。
【URL】https://theta360.biz/ja/

Spacely|360度VRコンテンツの制作編集クラウドソフト


Spacelyは360度VRコンテンツを作成したり、編集したりできるクラウドソフト。特別なアプリは必要なくウェブ上で編集ができるため、「ITの知識に自信がない」という方でも利用しやすいのではないでしょうか。月額3980円から導入でき、出張撮影レクチャーや電話サポートなど、アフターサービスも充実しています。
【URL】https://spacely.co.jp/

まとめ|これからも伸びていく「不動産×360度カメラ」

不動産業界では、これからもっと360度コンテンツを利用する企業が増えてくると予想されます。賃貸や新築、リフォーム、はたまた空家活用など、利用可能性はまだまだあります。360度写真や画像を活用することは成約率のアップだけでなく、業務改善にもつながり、人材不足で悩んでいる会社にとっても課題解決のための有効な手立てとなるのではないでしょうか。

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