【ポイント解説付】山手線内で360度カメラの撮影スポットを探してみた

筆者: オルカ

他のカメラでは撮影できないような、ダイナミックでユニークな写真を残せるのが特徴の360度カメラ。インスタを検索してみると旅行先や大自然の中で撮られたものが目立つため、普段使いするのは難しいと思っている方もいるかもしれません。しかし、実は身近な場所にも、360度写真に映えるスポットはたくさんあるんです!

今回は都内に暮らす筆者が山手線内で見つけた、360度カメラの撮影スポットをご紹介します。

「ミラーボール」や「リトルプラネット」など、THETAで撮影した360度写真の編集に関しては以下の記事を御覧ください。

撮って終わりじゃない!360度写真・動画加工アプリ「THETA+」の使い方

原宿

まずは、日本の若者カルチャーが集まる地、原宿。原宿らしい写真を撮るなら、やっぱり「竹下通り」は欠かせません。撮影のポイントは、派手な色の看板が映る位置で撮ること。この街のエネルギー溢れる雰囲気が、より伝わるかと思います。

カメラを持つ手はなるべく高く上げると、建物や人が遠くまで写りますよ。ただし事故を防ぐために、人混みの中では自撮り棒を使わないようにしましょう。

撮影した写真は、ミラーボール加工で頭上から見下ろすようなアングルにしました。背景色も派手な色にすると、より原宿っぽくなるかも?!

渋谷

渋谷の撮影スポットといえば、スクランブル交差点! 信号が青になるたびに、多くの外国人観光客がカメラを構えていますよね。昼間の雑踏を撮っても面白いのですが、は人混みの周囲に街のネオンが輝き、美しい風景を切り取ることができます。

青信号の時間は限られているので、撮影時は手際の良さが重要
・デバイスとのWi-Fi接続・アプリの起動は赤信号のうちに済ませておく(スマートフォンでシャッターを押す場合)
・青になったらすぐに交差点に入る
・なるべく人の邪魔にならない中心部に移動する
・1ショット撮ったら、欲張らずにさっさと渡りきる
複数枚撮りたい場合は、次の青信号でトライするのがいいと思います。

写真の加工はかなり迷ったのですが、交差点が中心にくる形でリトルプラネットにしました。光り輝くビルが四方に伸びているのがポイントです。

上野

続いては、動物園など見所もいっぱいの上野。360度写真を撮るなら、活気溢れるお店が立ち並ぶ「アメ横」がいいでしょう。撮影場所は、商店街の中の十字路。周囲に満遍なく建物と人が写ります。

また、アメ横は「ガード下の商店街」というイメージですから、電車の高架商店街のゲートが写り込む位置を選ぶと、より現地の特徴を捉えた写真になるでしょう。今回はゲートに下げられたパンダの横断幕もしっかり写って、より上野らしいショットが撮れました。

加工は、ゲートと高架を目立たせたかったので、上からのアングルのリトルプラネット。ちょっと人が少ない時間帯だったので、地面が広々と写ってしまったのは残念でした。

秋葉原

お次は、電気屋やアニメ関連のショップが並ぶ街、秋葉原。電気街のカラフルでごちゃっとした建物群を撮りたいと思い、電気街口の駅前広場を抜けてすぐ、高架下より少し右側に進んだ位置を選びました。

道の両端に並ぶ建物を写したかったのですが、車道に出て撮るわけにはいかないので、歩道の一番端に寄って、自撮り棒を高々と掲げて撮影。街路樹の陰にいたので、木枝が写り込んでしまいました。

撮影した写真は、彩度を最大限にして建物の色を強調し、全体的に少し淡めに加工。上からのアングルのリトルプラネットで、四方に建物が散らばるようにしました。

東京

最後に降り立ったのは、東京駅。やっぱり写真映えするスポットといえば、レトロな雰囲気が漂う「丸の内駅舎」でしょう。地面の石畳も情緒があって、あえて写り込ませたくなります。

駅前の広場は自撮り棒を使うのに十分なスペースがあり、カメラを構えている人が多いので人目も気になりません。他の街で自撮り棒を掲げていると周りから注目されることも多いのですが、ここでは目立つことがなく、写真の撮りやすさはピカイチです。

加工はミラーボールで、駅舎が外向きになる形にしました。横長の駅舎を端から端まで一枚の写真に収められるのも、360度カメラの魅力ですね。明るさを上げて、建物内の温かい光を最大限に目立たせたのがポイント。

身近な場所でも360度写真を撮ってみよう!

探してみれば、案外身近な場所でも、面白い360度写真が撮れる場所はあるものです。

旅行だけに限らず、普段のお出かけの際にも360度カメラを活用してみてはいかがでしょう!

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