夜景も綺麗に撮れる!360度カメラ×三脚の活用方法
360度カメラで素敵な写真をたくさん撮りたければ、三脚を活用する方法も覚えておきましょう。今回は、三脚を使った基本的な撮影方法から、夜景の撮影方法、写真に写り込んだ三脚の消し方まで、具体的に解説していきます!
本記事の内容
360度カメラ×三脚で「自分が写り込まない写真」を撮る方法
手や自撮り棒でカメラを固定して撮ると、360度カメラの場合は、どうしても撮影者の姿が写り込みます。それはそれで面白い写真が撮れるのですが、風景だけを撮りたい場合には、三脚がマストアイテム。本格的なものから持ち運びに便利なミニ三脚まで、さまざまな種類があるので、用途に合わせて選んでみてください。個人的には、ミニ三脚と伸縮タイプの自撮り棒を組み合わせて使うのがオススメです。
さて、実際に360度写真に撮影者が写り込まないようにするには、自分自身が何かの陰に隠れる必要があります。ただし、360度カメラTHETA本体と、それを操作するスマートフォンの接続可能範囲は5mほど。なるべく近くに、隠れられる場所を見つけておきましょう。
360度カメラ×三脚で「夜景」を撮る方法
360度カメラTHETAで夜景を綺麗に撮影するには、まずアプリの撮影画面で左下をタップし、マニュアルモードに切り替える必要があります。
マニュアルモードに切り替えたら、以下の手順で夜景撮影の準備をしましょう。
①「シャッタースピード」を遅くして、取り込む光の量を増やす
②「ISO感度」を下げて、取り込んだ光の量を増減調整する
それぞれの最適な数値は、撮影時のシチュエーションによって変わります。まずは目安として、ISO感度100、シャッタースピード1/3に設定して撮影し、綺麗に撮れるまで微調整していってください。
ただし、シャッタースピードが遅い場合、カメラを手で持ったり自撮り棒をつけたりすると、かなり手ブレしてしまいます。そこで活躍するのが三脚! 三脚があればしっかり固定することができるので、光がブレることなく、綺麗な夜景を撮影することができるんです。
少し手間はかかりますが、ちょうどいい光の量を取り込めると、明暗のハッキリした綺麗な夜景写真に仕上がりますよ!
360度カメラ×三脚で撮りたい被写体
夜景のほかにも、360度カメラ×三脚の組み合わせで、こんなものを撮るのがオススメです!
お花畑
ミニ三脚を使って、花弁より低いアングルからお花畑を撮影するのもオススメ。小人の世界に迷い込んだような、不思議な写真を撮ることができるんです。自撮り棒をお花畑の中に差し入れて撮影する方法もありますが、ミニ三脚のほうが余計な映り込みが少ないので、より非日常感のある、絵本のような仕上がりになりますよ。
背の高い木々
森の中の落ち葉の上に三脚をセットすると、下から木々を見上げる構図の写真が撮れます。撮影後、アプリでリトルプラネットに加工にするのがポイント。紅葉や桜の並木道で撮ると、色鮮やかで印象的な1枚になるでしょう。
人物(撮影者含む)
三脚があれば、カメラのそばに自分自身が座って、写真に映り込むこともできます。自撮り棒だと真上からのアングルになるか、棒が写り込んでしまうので、綺麗に全身を収めたいならこの方法がベスト。人物が複数人いる場合は、同じ場所に固まるか、カメラを囲む配置にするとバランスよく撮れます。
建物の内観
三脚があれば、誰も写り込んでいない建物の内観を、360度撮影することもできます。室内は隠れられる場所が多いので、難易度も低め。お店の内観や、ホテルの室内など、紹介やレビューの際に便利です。
写り込んでしまった三脚を消す方法
写真の真下にどうしても三脚の一部が写り込んでしまい、それを消したいという場合は、専用のスマホアプリやPCの画像編集ツールで加工しましょう。
スマホアプリの場合は、ぼかしを入れられるスタンプがあるので、そちらを使用するのが無難。また、PCの画像編集では、コピースタンプツールなどで周囲に同化させる方法がオススメです。
三脚を使って、いろいろな360度写真を撮ろう!
三脚1つ足すだけで、360度カメラ撮影できる被写体や構図の幅が、ぐっと広がります。小さいものであれば価格も高くないので、ぜひセットで使ってみてはいかがでしょう!
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