全天球ドライブレコーダーの登場で、車社会はどう変わるのか

筆者:阿久津 碧

煽り運転をしたドライバーの免許は一生剥奪。ドイツがこのような制度を導入したことが、世界でも話題になっています。2018年の上半期だけでも、日本の煽り運転関連の摘発数は6000件以上にも上っており、我が国でも深刻な社会問題となっている煽り運転ですが、抑止力として大きな効果を期待されているのがドライブレコーダーです。トラブルが発生した際にも重要な証拠となるので、搭載していれば何かと安心ですが、今回そんなドライブレコーダーの中でも、全天球タイプが発売されたそうです。

ドライブレコーダー選びで重要なこと

そもそもドライブレコーダーを選ぶ際には、気にするべきいくつかの重要なポイントがあります。全天球ドライブレコーダーについて触れる前に、その中の特に重要なポイントについて解説させていただきます。

停車中でも緊急時に録画ができる

車を駐車場などに停めて、運転手がその場を離れている間に別の車からぶつけられるということは、どこでも起こり得ます。そんなとき、衝撃などを感知して作動する、「駐車監視機能」があるドライブレコーダーは、証拠を保存することができるので安心です。

自分の車が駐車場の枠内に正常に駐車をしている際に当てられた場合、当然相手の運転手に過失があります。中には争っても不利なので、当て逃げをするというという悪質な運転手も存在します。

そんなときでも、駐車監視機能が搭載されていれば、相手の運転手の顔、車のナンバーなどを記録できるかもしれないので、検挙できる可能性が格段に上がります。

カメラそのものの画質

仮に重要なシーンを記録することができても、画質が荒くて重要な部分を判別できないようでは意味がありません。フルHD以上の画質で200万画素、高解像度の機種を選ぶようにしましょう。

また、昼間だけではなく夜間の撮影にも適しているメーカーのものを選ぶようにしてください。ドライブレコーダーの進化は日進月歩なので、最近の機種で2万円前後の機種を選べば、ほぼこの条件は満たします。メーカーのスペック表示は必ず確認するようにしましょう。

マイナーなメーカーのものであれば、1万円以下でもこの条件を満たしているレコーダーはありますが、レビューや、その他の情報を集めてから購入することを推奨します。

広い画角のものを選ぶ

対向車に斜め方向からぶつけられることもあるので、ドライブレコーダーは画角の広いものを選びましょう。せっかく車に搭載していたのに、肝心のシーンが映っていなかったら意味がありません。

最低でも画角は110度以上のものを選んでおけば、大抵の映像は取り逃がすことはないでしょう。ただしそれでも万全ではありませんから、心配な方は更に広い画角のものを選ぶべきです。

上記がドライブレコーダーを選ぶ際に、最低限重視したいポイントです。このことを理解した上で、全天球ドライブレコーダーの凄さを考察していきましょう。

全天球ドライブレコーダーには隙がない

全天球のドライブレコーダーとは、文字通り360度全てを全天球映像で録画できるということなのですが、このレコーダーには隙がありません。

ドライブレコーダーを購入する際には、最低でも画角が110度以上あると安心だと述べましたが、それだけではカバーしきれない死角も当然存在します。例えば側面からぶつけられた場合や、後方からパッシングをされたり幅寄せなどの煽り運転をされたりした場合、映像として記録することができません。

こういった悪質な煽り運転に対して、従来の対策方法として最も一般的だったのは、後方にもドライブレコーダーを装備するというものでした。ただしこれには問題もあります。

前方、後方のカメラをセットで販売している国内メーカーは限られていますし、単純にお金もかかってしまいます。また、映像も前後分管理することになるので、手間も単純に二倍に増えることとなります。

対して全天球ドライブレコーダー『ダクション360S』は一台で前後の記録が完結しますし、側面の記録も可能です。フロント録画は約200万画素、全天球録画は400万画素あり、駐車監視機能もオプションで搭載可能です。

つまり単純に360度を記録できるだけではなく、それ以外のドライブレコーダー選びの条件も満たしているということになります。他にも、スマホから録画データの確認を行えたり、ダウンロードをしたりもできるので、実用性も非常に高いです。

価格は6万円弱と、少々高価ですが、死角がない点、高機能な点を加味すると妥当かもしれません。尚且つ、『ダクション360S』の魅力はドライブレコーダーとしての機能だけではありません。

アクションカメラとしての利用

『ダクション360S』にはドライブレコーダーとして以外の使用方法が存在します。バッテリーオプションという、バッテリーパックやレンズカバーなどがセットになっているオプションパーツを購入すると、車外への持ち出しが可能になります。

通常のドライブレコーダーは車のバッテリーから電源を供給するので、エンジンを切るとレコーダーの電源も同時に切れます。また、カメラ自体の内蔵バッテリーも小型なものが多く、車外への持ち出しなどは想定されていません。

しかしそこは全天球カメラ。記録用のレコーダーとしてだけ使用するのでは勿体ないので、旅先や出先で、そのままアクションカメラとして使用してみるのも良いのではないでしょうか。

安全を見守るだけではなく、その先の楽しみや喜びにも繋がる。最先端の機能が詰まった万能カメラだからこそ、単なるドライブレコーダーとして終わらない魅力があります。

終わりに

煽り運転の抑止力や緊急時の証拠としてドライブレコーダーは非常に大きな役割を果たします。両者の発言が食い違うようなシーンにおいても、客観的な証拠として提示できるからこそ、今後の車社会にはドライブレコーダーが不可欠だと思います。

近年はレコーダーの進化も目覚ましく、どれを選ぶか悩んでしまうところですが、今回ご紹介した全天球ドライブレコーダーは、有力な候補の一つとなるのではないでしょうか。

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