スペインで360度水中撮影!バルセロナ近郊の「Tossa de Mar」でダイビングを体験してきました!
VR元年と呼ばれた2016年。ここ数年でVR製品が続々と発売され、360度カメラの種類も増えてきました。
それに伴ってダイビング業界でも話題になっている、360度水中撮影。私も月に1度はダイビングをしていますが、360度カメラを水中の撮影で使っている人はまだまだ多くはありません。なぜなら「360度水中撮影に適した場所を知らない」「興味はあるけど使い勝手がわからない」とダイバー達も話しているからです。
そこで今回の記事は、360度水中撮影が気になっているあなたに対して、スペインのバルセロナ近郊のダイビングスポットで潜ったダイバーの蓮池ヒロ(@fcbjstiha)が、360度水中撮影を実際に試してみた体験談をご紹介していきます。
本記事の内容
360度水中撮影をしたスペインのバルセロナ近郊にある「Tossa de Mar」とは?
今回行ってきた場所は、スペインの国際都市バルセロナと同じカタルーニャ州ジローナの「Tossa de Mar」。
ここはバルセロナから最も近い場所にあるダイビングスポットであり、フランスとの国境にも近いため、スペイン国内外からダイバーが集まります。
バルセロナでダイビングをするにあたって、現地の方に聞き込みをしましたが、皆さんが口を揃えて言っていたのが、「Costa Brava」というキーワードでした。「Tossa de Mar」は「Costa Brava」の最南部に位置しており、このエリアは地中海を感じさせる景色と美しいビーチから旅行者に人気になっています。
スペインのバルセロナが大好きな私は「海外で初めての360度水中撮影を大好きなバルセロナでしてみたい」と意気込んでいたので、今回はこの場所を選びました!
バルセロナ市内のいくつかのダイビングショップから送迎が出ており、予約もWebサイト上で完結しますので、体験のハードルも高くないように感じます。
360度水中撮影はまだまだマイナー!現地ダイバーは「THETA」に興味津々
360度水中撮影のために意気込んで現地に向かいましたが、どうやら360度カメラをダイビングで使うのは珍しいようです。特に「Tossa de Mar」のダイバーでは、私の使っている360度カメラ「THETA」自体を初めて見たという方も多くいました。
それ故に360度カメラを持っていて良かったと思う場面がいくつもありました。例えば、現地ダイバーとのコミュニケーションのきっかけになったこと。
「THETA」を準備していると「それは何?」と話しかけられ、360度カメラであることを説明すると、人だかりができてダイビングスポットにいた現地ダイバーのほぼ全員が集まる事態になりました。
360度カメラが言語以外のコミュニケーション手段として、現地ダイバーとの交流に一役買ってくれたのです。ダイビング前に30分ほど、360度カメラのおかげで話が弾みました。
あなたも海外で360度カメラを使えば、語学力が不安だったとしてもカメラ本体がきっかけでコミュニケーションが生まれることもあるかもしれません。
さらに「撮影した写真を共有してほしい」と言われ、撮った写真や映像を人に見せられる嬉しい出来事もありました。
バルセロナ近郊の「Tossa de Mar」の実際の360度水中撮影の様子
実際に「Tossa de Mar」で撮影してきた360度水中動画です。魚の群れやタコ、エイなど変わった魚も多くいました。
ダイバーから見ても、初心者でも潜りやすく海も綺麗でオススメできるポイントです。バルセロナに訪れて「何かアクティビティをしたい」と思われた方は選択肢の一つとして、考えていただければ幸いです。
透明度も高く、綺麗なブルーの海。魚の群れが上下左右に動き回っています。
360度水中動画を再生して、ぜひ色々な角度に動かしてみてください。
砂地に隠れたエイもいました。撮影した動画の中にも砂地に隠れたエイがいるかもしれません。
海外で360度水中撮影を行うとコミュニケーションが生まれる
今回はスペインのバルセロナ近郊で360度カメラを使って、ダイビング体験をしてきた様子をご紹介しました。
スペインのダイビングスポットの美しさはもちろん、360度カメラ自体が海外でのコミュニケーションに一役買ってくれる可能性があります。
ほかにも、スペインの街中で360度カメラを使っていたら、「それって360度カメラ?」と話しかけられることもありました。
今後はますます普及してくることを考えると、珍しがられることは減るかもしれませんが、人との交流を深める手段としての役割は続いていきそうです。
今回の記事で海外で360度カメラを使ったり、水中撮影に挑んでみたりする気持ちになっていただけたら幸いです。
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