今、この時をまるごと撮影した一枚を撮りたい〜360度カメラTHETAだからできること
4月、息子は東京へ進学する。
子どもと一緒に過ごせる時間は長いような気もしていたけれど、やっぱり短い。
こんなにはやく、息子の自立の時を迎えるなんて思いもしなかった。
〜〜〜
結婚から数年を経て、ようやく私たちの元へやってきてくれたあなた。
あなたがおなかに宿ったことを知った時、お母さんもお父さんも本当にびっくりしたの。
それまでなかなか私たちのところに、赤ちゃんはきてくれなかった。
でも今なら思える。
あなたが生まれてこれる時を待っていたからだと。
生まれてきてくれて、ありがとう。
あなたが生まれてからの日々
やっぱり最初はあなたのことはよくわからなかった。
なんで泣いているのかもわからないし、あなたが泣き止まない理由もわからなくて。
あなたと一緒に半べそをかいて、途方に暮れていた時もあったの。
不甲斐ない母だったけど、そのうちに私も母として鍛えられてたのかもしれない。
ずいぶん強くなりました。
あなたのかわいい笑顔が見たくて「いないいないばあ」のお母さんの十面相も覚えてる?
他の誰にも見せられないような顔だったのは秘密にしてね!
あなたの喜ぶ顔がみたくて、雪の中でもどこまでも遊びに行ったね。
田舎のじいちゃんばあちゃんちの近くの土手で、虫取りもしたよね。
どこにいくのにもあなたと私と一緒だったのが、カメラのTHETA。
いつだって私は、右手にあなたの小さな手、左手にはTHETAを持ってた。
空を見上げながら高くTHETAを構えると、あのシャッター音にあなたは声を出して笑うの。
はじめはあの音にキョトンとしていたけれど、そのうちにあなたはだんだんわかってきていたみたい。
私たちの日常も、とっておきの家族での思い出も、すべてTHETAで撮ってきていたことを。
〜〜〜
東京に行ってしまう息子と唯一繋がっているのはスマホだけ。
共有しているGoogleフォトのファイルを開けば、一緒にすごした日々は全て丸ごと、いつだって蘇る。
一緒に見た風景も、一緒に過ごした家族の笑顔も、すべてTHETAが撮ってくれているから、寂しくなったら、いつだって思い出に耽ることもできる。
この先もこれからも、THETAは私たち家族の絆をつないてくれて、心を温めてくれる大切なツールだと私は思っている。
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