【THETA LOVERS Vol.3 】写真教室講師が教える360度カメラTHETAを存分に楽しむ使い方〜池原優輔さん

筆者:遠藤 美華

THETA LOVERインタビューVol.3は、札幌で写真教室を開講している講師であり、写真事業家の池原優輔さんです。

池原さんは、札幌でカメラ愛好家向けに写真教室を開催しています。初心者から上級者まで年齢・性別を問わず幅広い受講生を受け入れていて、スマートフォンのカメラやコンパクトデジタルカメラで撮る写真について教えています。今回は「THETAで撮る写真の楽しみ方」についてお話を聞かせていただきました。(2019年1月取材札幌)

池原優輔さんのプロフィール

池原優輔(いけはらゆうすけ)

写真教室講師/写真事業家
株式会社 プールオブタイム 代表取締役

Studio POPKE (ペットのための写真館)オーナー兼カメラマン
http//popke.pooloftime.net/

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父親が写真事業を長年やっていたこともあり、脱サラ後、20代後半で独立開業し、写真事業家としてスタートした。

札幌市中央区で開催している写真教室は、どんなカメラを買ったらいいのかわからないという初心者から、 10年カメラをやっているけれどもう一歩写真の楽しみ方を知りたいという上級者、また写真を一緒にやる仲間が欲しいと受講する人など、様々な人が集まっている。レベルに合わせてクラス分けされ、2~6ヶ月を1クールとして開催し、受講生それぞれのニーズに応えている。

写真館としては珍しい「ペットとその家族のための写真館」Studio POPKEのオーナー兼カメラマンでもある。

カメラをはじめたきっかけとTHETAとの出会い

父は長年、写真事業を手がけていました。幼い頃からカメラは身近にありましたが、学生時代は写真やカメラにあまり興味はありませんでした。僕らの学生時代の部活やサークル活動といえば、こぞってサッカー部やバスケットボール部に入ったころです。写真部なんて、オタクばかりの集まるイメージしかありませんでした。

今はInstagramをはじめとする写真中心のソーシャルメディアが全盛です。iPhoneのカメラの性能も抜群に良くなり、手軽に満足のいく写真が撮れるようにもなりました。カメラ女子もずいぶんと多くなりました。一眼レフやミラーレスなどを構える写真愛好家もどんどんと増えて、カメラの世界は当時から考えるとずいぶん華やかになりました。

地球みたいな写真をインスタグラム投稿で見つけたのがTHETAを知ったきっかけ

THETAを購入したのは2017年の秋です。 THETAで撮った写真を初めて見たのはInstagramで、海外の方が撮影した惑星のような丸い画像に惹きつけられました。いわゆるTHETAで撮った画像を編集アプリの「プラネット」で編集したものでした。

リコーTHETAが360度カメラというのは知っていましたが、実際にどういうものが写せるのかはよく知りませんでした。見たこともないデザイン性のある写真に「これは?」「なんだか面白い写真だな!」と興味が湧きました。調べてみると、THETAで撮った画像を編集アプリTHETA+で編集したものだということがわかりました。

そもそもTHETAで素材を撮らなければ、THETA +で編集をして惑星のような丸い画像にはできないし、それがまた面白いと思って、すぐに購入に至りました。

THETA本体はリモコンのようなシンプルなフォルムです。「おもちゃ」みたいなイメージもあったのですが、実際に使用してみて払拭されました。意外にも星空や夜景もきちんと撮れますし、バーベキュー などで人がたくさん集まっているときなどのイベント時に、全員一緒にワンショットで撮れるということも非常に気に入っています。

THETAで楽しめるお勧めのシーン

全員みんなで一緒!一枚の写真に収まるなら360度カメラTHETA

THETAならワンショットで、どんな大人数でも一度にみんなで一緒に写真に収まることができます。

スマホカメラやこれまでのようなコンパクトデジタルカメラでは、人数が多くなればなるほど写真一枚には収まりませんし、ある程度の人数を区切って何回かシャッターを切るしか方法はありませんでした。

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2頭身キャラ集合 #theta360 #theta #ricoh

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THETAは、忘れてはいけない一瞬の思い出を、家族の記録写真として全景で撮れます。その瞬間を逃すことなくワンショットで、そこに存在するすべての人と一緒に写真として残すことも可能なのです。

アウトドアシーンで。青空の下でのアクティビティーの撮影にはTHETAがピッタリ!

THETAでの撮影で一番オススメしたいのは、青空のもとで行う野外アクティビティーのシーンです。 編集アプリで加工したときにも非常に青空が映えてきれいです。

旅行はもちろんですが、家族や友達などのイベントごと、海に行ったり、バーベキューしたりとか。ちょっとしたアクティビティーのお供にTHETAは最適です。

THETAはコンパクトサイズ。スイッチオンしたらすぐに起動する

THETAはコンパクトだから、ポケットにもスッと入ります。 コンパクトデジタルカメラであるとカメラバックを持っていかなくてはなりませんが、THETAはカバンの片隅にいれておいたり、衣服のポケットに入れておいてもいい。

「これ面白そう!」と思った瞬間にTHETAを取り出して撮影すれば、スイッチオンからすぐに起動しますから、現場で撮りたいその瞬間を逃すことはありません。

THETAの360度写真をSNSで共有して、旅仲間と思い出を振り返る

僕の場合は、THETAで撮った写真を旅を振り返るツールとしても使っています。THETA での撮影は、旅行中に撮影しているその時も楽しいですし、帰ってきてからも編集で楽しみます。

編集アプリのTHETA +で編集するときは、デザインを考えます。一緒に過ごした旅仲間の笑顔や風景を思い返しながら編集した写真をSNSにアップすると、「こういう面白いの写真が撮れてたんだね!」というような反応が返ってきます。


THETAはスマートフォンに連携できますが、360度全景ですし、シャッターを押すその瞬間に何が撮れているかはわからないのです(笑)撮影された360度の写真をじっくり見てみたら「こんな風景だったんだ」というようなことも多いですから、開けてみないとわからない宝箱のような面白さがあります。自分がその瞬間に見ていないところもすべて写っていますから(笑)

THETAでの撮影は、そういうところが面白いのです。今はゴープロ、ドローン、ミラーレス、一眼レフもありますが 、もう一つの選択肢がTHETAです。THETAには、アートのような感覚で撮る面白さみたいなものはありますから。

そういう意味では、カメラにくわしくない人も楽しめるのがTHETA なのかもしれません。

THETA撮影時のアドバイス

THETAを構える位置について

特に人物を被写体として入れることを意識する場合、カメラを構える位置によっても撮れる写真の雰囲気は違います。

当然のことですが、上で構えれば人はカメラを見上げる感じになり、顔は小さく写ります。下で構えればカメラを覗き込む感じで、顔は大きく写ります。

人物を入れない風景の撮影であれば、カメラを構える位置については、それほど気にしなくても良いと思います。

手元で撮影する場合は、手が写ってしまうので、自撮り棒をつけることをオススメします。

THETAで夜空を撮る!暗いところではシャッタースピードを遅く

THETAは暗いところでも撮影できます。室内での撮影もできますし、夜空の星も撮ることは可能です。

暗いところでの撮影は、シャッタースピードを遅く設定します。

繰り返しますが、THETAはこんなにおもちゃっぽいカメラなのですが、かなり本格的なカメラなのです。(笑)

THETAはアーティフィシャルなインスタ女子にもオススメ

インスタグラムでシェアされているものを見ていると、女性が公開しているTHETAの写真は、可愛いイメージに仕上がっていることが多いです。編集アプリTHETA+を使ったアート寄りな作品です。

例えば、ショッピングモールのような室内の限定された場所で撮影した360度画像が、形を変えて面白い作品に仕上げられるのがTHETAです。 撮る前からできた作品を想像しながら撮影するのも、一つの楽しみ方です。

日常に何か特別感をみつけたときに、人はシャッターをきる

「撮影をする」ということは、カメラが「光」を貯める作業をしていると言いかえてもよいでしょう。

夜空のような少ない光を貯める作業は、シャッタースピードを遅く設定しなければなりません。幕の開いている時間を長くして、光を貯める時間を長くするのです。ちょっとした光でも貯まれば、見える「像」を作ってくれます。反対に、青空の広がる良いお天気の日は、ものすごく光が強いので一瞬光を入れレバ十分です。

簡単に言うと、この光を調整をしているのがカメラです。

気持ちが動けば、写真に撮ってみたくなる

1日として同じような「光」の時はないですし、季節によっても違います。夕日の時もあれば、朝日の時もあるし、色だって違います。撮影する時は、その時の「光」を感じるということがすごく大事です。気持ちが動いて、はじめて「この瞬間を撮ってみよう」となるわけですから。


つまり写真を撮るということは、自分の中から感受性をひき出すことです。感受性は誰もが持っているものです。ただ自分の中の感覚に、気がつけるか、気がつけないかだけの違いです。

「今はチューリップの季節だな」「もう少しすると雪解けして、福寿草が雪の中から出てくる。こんなアングルで撮りたいよな」とか、「そろそろ紅葉だな。ここに行ったら綺麗だな」などと、思えるということはすごく豊かな人生だと思います。

当たり前の日常を、何か特別に感じた時に、シャッターを押す。

僕はそんな感覚で撮影に臨んでいます。

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