野球キャンプ地にVR。100円で楽しめる非日常の3分間

筆者:阿久津 碧

野球チームの福岡ソフトバンクホークスは、2019年の春季キャンプのイベントで、VR体験機を設置しました。同イベントは2月1日から、2月末まで一部休日を除いて開催されています。会場ではどのようなVR体験ができるのでしょうか。その他のイベントも含めて、詳しく見ていきましょう。

VRでジェットコースター体験

今回ホークスのキャンプ地で楽しむことのできるVR体験は、意外にも野球とは関係のない、ジェットコースター体験です。

残念に思うファンもいる反面、まだ野球のことがよく分からないような小さな子どもでも楽しめるということもあり、概ね好評のようです。

VR体験はファミリーゾーンというところで楽しむことができ、1回100円で、3分ものVR体験が楽しめます。ヘッドゴーグルを付けることでリアルな体験が楽しめる上、音や動きにもこだわっています。

VR体験中に座っている椅子は可動式のもので、映像や音に連動して激しく揺れ動きます。これによって、よりリアルな映像体験を実現することに成功したので、本物のジェットコースターに乗っているような感覚を味わうことができます。

本物のジェットコースターであれば安全上の理由から身長制限、年齢制限がありますが、VRの場合はその点も問題ありません。

テーマパークなどではまだアトラクションに乗れないような小さな子どもでも、安心して楽しむことができます。

『宮崎春季キャンプ2019』のイベント内容

今回行われる春季キャンプでは、VR体験の他にも多くのアクティビティを堪能することができます。

フォトブース

ホークスが福岡に移ってから30周年となる今年は、様々な展示品を見ることができます。そしてその展示物の一つである「WE=KYUSHU ユニフォーム」などは、来場者に貸し出しも行っていて、着用した状態での記念撮影を楽しむことができます。

野球ガールにチョコをプレゼント

広島カープの女性ファンを「カープ女子」、オリックス・バファローズの女性ファンを「オリ姫」と呼ぶように、福岡ソフトバンクホークスを応援する女性のことを「タカガール」と呼びます。

そんなタカガールに選手から、逆チョコを渡すイベントが行われます。毎年開催されている人気のイベントですが、先着順なので、気になる方は早めに待機しておきましょう。

親子でブルペン

選手の投球場所、通称「ブルペン」の中で投球練習をするというイベントもあります。しかも親子で体験できるので、家族でイベントに訪れるという方は、是非抽選に参加してみてください。

この他にもステージイベントや、選手のウォーミングアップ見学といったイベントや、小さい子が遊べる遊具などの用意もあるので、老若男女楽しめること間違いありません。

詳しくは公式サイトをご確認下さい。

『エンターテイメントビル』(仮称)に備えた事前調査か

今回のVR体験機設置は、2020年に開業する予定の『エンターテイメントビル」(仮称)開業に向けた事前調査ではないかと考えることもできます。

このビルは福岡にあるヤフオクドームの隣に立つ予定となっており、「王貞治ベースボールミュージアム」や「HKT48劇場」、長さ100メートルほどの滑り台などが建設予定になっています。

当然建設候補となる施設には、VRを活用したものも入っているのではないかと思われますが、今回の春季キャンプは、そのための市場調査としての目的もあったのではないでしょうか。

現在の発表では5階から7階、そして屋上がエンタテイメント施設の予定地として考えられていますが、VRが入るとすれば屋内でしょう。春季キャンプで設置されたVRマシンなどは場所もそこまで必要としないので、まさにうってつけです。

東京オリンピックと同じ年にオープンする最新商業ビルに、どのようなVRコンテンツが導入されるのか、今後も目が離せません。

野球関連コンテンツの導入について

今回の春季キャンプでは野球に関連するVRコンテンツは出てきませんでしたが、今後はそういったものも野球チームのキャンプで見られるようになるかもしれません。

現在テレビなどでも話題のVRコンテンツ『VR REAL DATE BASEBALL』などは、野球チームのキャンプイベントなどにもぴったりだと思います。

「VR REAL DATE BASEBALL」の公式サイトはコチラ

SPORTS×DATE×VRをコンセプトに、プロ野球選手の球にVRを通して挑戦することができるこのコンテンツは、リアリティに溢れています。プロ野球選手の実際の投球データなども収集しているとのことで、野球ファンは必見でしょう。

バッティングセンターで160キロの球を打つのとは全く違う、忠実の世界観はオススメです。また、バッターとして球を打つだけではなく、キャッチャーとしてボールを捕る体験ができるのも魅力的です。

憧れの選手のリアルな急速を体験できるVR REAL DATE BASEBALLですが、ボールを大きくしたり、バットを大きくしたりと、未経験者でもバットにボールを当てられるオプションが盛り沢山です。

このように初心者向けの機能がバッチリな点も魅力の一つですが、まだ一般の方が楽しめる場所は多くありません。スポーツに興味がある人と、そうでない人。両方が楽しめるVRコンテンツが様々なイベントで見られるようになる日が待ち遠しいですね。

終わりに

VR体験は将来的なビジネスのための事前調査なのではないかという考察を今回行いましたが、本当のところは我々には分かりません。しかし、事実はどうあれ、VR施設や体験機を試験的に置くことで、多くのデータを集められることは間違いありません。限られたスペースで満足度の高いサービスを提供できるのも魅力的ですし、今後は様々なイベントスペースにVRマシンが姿を現すかもしれません。

Like@Wrap
Follow@Wrap

スポンサーリンク

特集記事

theta
VR関連データ・統計
VR オフィス
VR インタビュー