AR試着アプリ。「Wanna Kicks」でおうちショッピング

筆者:阿久津 碧

気になる靴をARで擬似的に試着できるアプリ「Wanna Kicks」(ワナキックス)をご存知でしょうか?自宅にいながら気になった靴を試すことができるので、今密かに人気を集めています。これまでも家具の配置を擬似的に試せるARシステムや、メイクイメージを確認できるサービスなどがありましたが、今回のワナキックスも、必見の新アプリです。

バーチャルフィッティングアプリ「Wanna Kicks」

ワナキックスは、AR技術を用いて擬似的に試着を行う「バーチャルフィッティング」を実現させたアプリです。これによって、今までとは比べ物にならないほど簡単に、気になる靴を試せるようになりました。

アプリは無料で利用することができ、ユーザーレビューも中々の高評価となっています。洋服などではなく靴に特化した同アプリですが、我々の買い物にどのような影響を与えてくれるのか、もう少し考えていきましょう。

フィッティングアプリが買い物を変える

ワナキックスが何となく便利であるということは伝わったと思うのですが、具体的にバーチャルフィッティングアプリで人々の買い物はどのように変わるのでしょうか。

気軽に色々な靴を試せる

正直何度も靴を脱いで、新しく履くのは面倒ですよね。スニーカーやパンプスならばまだマシかもしれませんが、ハイカットの靴やブーツなど、脱ぎ履きが大変な靴の試着は最小限の手間で済ませたいものです。

ワナキックスであればAR画像を自分の足にはめ込むだけなので、何足試しても苦ではありません。履くのが難しい靴でも簡単な靴でも、カメラの焦点を足に合わせれば一発です。

時短になる

多くの靴を履くことは面倒なのもそうですが、とにかく時間がかかります。手間もそこに合わさってきて、結局満足するまで試着できなかったり、妥協した靴を買ってしまったりした経験があるという人もいるのではないでしょうか。

ARならばそういった面倒や手間を省けますし、時間もかかりません。それだけでなく時間を選ばないので、お店が開いていないときや、眠る前でも靴を試着することができるのです。

極端な話、電車の中で調べて気に入った靴を、その場で試すことなどもできます。待ち合わせの合間や仕事の休憩時間など、隙間時間も利用できるので、時短だけでなく、時間の有効活用にも繋がってくるでしょう。

プライベート空間で安心して試着できる

「お店に靴を見に行きたいけど、店員さんに話しかけられたくない」という人や「ゆっくり見たいけど緊張してしまって、結局靴を選べなかった」などの経験をしたことがある人は、少なくないと思います。

フォーマルなお店であるほど、そういう傾向は強くなりますよね。自宅などで好きなときに試着できるARアプリであれば、店員さんや人の目を気にすることもありません。

リラックスしたプライベート空間でのんびりと靴選びができるので、本当に自分が欲しているものを見つけられるはずです。

オンラインでも安心して買える

オンラインショップでの買い物は便利だけど、試着をしていないから不安だと感じる人も少なくありません。私もそうです。ネットショップだと、足に合わせた感覚は自分の想像や、宣材写真から判断することになります。

注文はしてみたけど、届いて履くまでは安心できないし、最悪手間だけど返品、なんていうことにもなりかねません。

履き心地などは試すことができませんが、少なくとも試着イメージという面で言えば、ARアプリはほぼ完璧にカバーしてくれます。イメージとのギャップを埋められることで、消費のハードルも下がるので、売上などにも直接的に作用しそうですね。

精巧なAR

AR系のコンテンツで気になるのは、グラフィックのリアリティですが、その点においてもワナキックスは素晴らしいです。

実用に足るのは勿論のこと、リアルな映像は本当に試着しているかのような気持ちにさせてくれます。身に着けるものだからこそ精巧なARでなければ使い物になりませんし、その面でも極めて実用的なアプリだと思います。

直感的な操作

操作性の高さもワナキックスの魅力です。カメラを起動したら、カメラ画面に自分の足が映るように端末を動かす。すると瞬時に靴のフィッティングを行うことができました。

色違いの靴を試したい場合には、画面の下にある色アイコンをタップするだけで完了します。アプリには販売元のリンクも埋め込まれているので、気に入った靴があればワンタッチで販売サイトにジャンプすることもできます。

このように、バーチャルフィッティングアプリが買い物に与えてくれる影響は多大なるものです。出不精の人、時間のない人、買い物が好きな人。全ての人のニーズに応えてくれるのではないでしょうか。

仮装試着サービスも

ARとは異なりますが、仮装試着アプリも東芝デジタルソリューションズによって提供されています。「こんなに気軽な試着ならもっと服が欲しくなる!」がコンセプトの「COORDINATE+」は、気になる服を自分が作成したアバターに着せるアプリです。

IOS、Android向けのアプリで、試着させたアバターの画像は360度回転させて確認することもできます。

また、気になるコーディネートを見つけられるだけではなく、様々な問いから導き出すパーソナルカラー診断なども設けられており、興味深い内容となっています。

「仮想試着システム|COORDINATE+(スマートフォンアプリ)|東芝デジタルソリューションズ」

終わりに

私はこれまで、日用品や身に着けないものはオンラインでも購入していましたが、服や靴を買うのはどうしても躊躇っていました。しかしこういった精度の高い試着アプリで着用イメージを見られるとなれば、オンラインでのアパレル消費のハードルも下がります。今後のネットショッピングにおいては、試着ARは必要不可欠なものになるかもしれませんね。

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