360度カメラTHETAの初心者が東京タワーを撮る!初めて使ってみた360度カメラTHETAの話
もし360度カメラを手に入れたら、まずは何を撮りたいと思いますか?筆者がTHETAで初撮影したのは東京タワー周辺の撮影スポットでした。
2月初旬、360度カメラTHETA をやっと手に入れました。東京にしてはかなり冷え込んだこの日、筆者は東京タワーを目指すことに。360度カメラを初めて使ってみた体験レポートと撮影記録をご紹介します。
本記事の内容
THETA を手に入れたらにすぐにやるべきこと
この記事を書いているライターの遠藤です。
これまでこのWrapでTHETAに関する記事はたくさん書いてきたのですが、実はここだけの話、THETAを一度も使ったことはありませんでした(笑)たくさんの記事を書いてきた蓄積の中で、THETAまずは何を撮ろうか・・・手に入れたその日は、夜遅くまで考えていました。
「そうだ!東京タワーを撮りに行こう!」と思い立ったのは、23時を過ぎた頃。宿泊先で私は慌てて東京タワー周辺の撮影スポットをネットで検索しました。
まずはTHETA を充電する
付属のUSBケーブルをパソコンにつなぐか、USBケーブルのつながるソケットで充電します。180分程度で充電完了になりました。(持っていた別のUSBケーブルでは充電できませんでした)
THETAアプリとTHETA+編集アプリをスマートフォンにダウンロードする
使っているスマートフォンはiPhoneなので、App StoreからTHETAアプリを検索し、ダウンロードしまました。一緒に、編集アプリTHETA+もダウンロードしました。編集アプリがあれば、THETA ならでは惑星みたいな編集(リトルプラネット)や360度の静止画を動画に編集ができます。
セルカ棒(自撮り棒)を手にいれる
THETAを手に入れたのと同時に、もう一つ手に入れたのがセルカ棒です。別名は自撮り棒です。カバンに入る小さいサイズのものを買いました。長さは1メートルくらいまでの伸ばせるものです。

THETAは手で持つと、本体を持った手が360度画像に写りこんでしまいますのでセルカ棒を使いたいと思っていました。またTHETAは高い位置から撮ると、風景が違いますので、少し高い位置に持っていけるものをと選びました。これは1,000円程度ものです。
THETAでの初撮影〜まずはTHETAとスマホの接続から
THETAを手に持って360度を撮影してみる
サイドの電源ボタンを入れるとすぐに起動します。丸いボタンがシャッターです。シャッター音は「キューンッ」というかわいい音がします。
THETAをセルカ棒につけて撮影してみる
特に問題はないのですが、手の画像は写りこまないほうが絵になる場合もあります。なのでセルカ棒をつけて撮影してみる準備もしておきます。
スマートフォンのTHETAアプリをTHETA本体とWi-Fiで接続する
THETAアプリのWi-Fiを設定します。スマートフォンのWi-Fi設定から「THETAYJ〇〇〇〇〇〇〇〇.OSC」を見つけて、パスワード(本体下側面にある8桁の数字)を入れ、THETAと連携させます。
接続できないときは、この画面が表示されます。

接続できるとこの画面になります。

この画面に、360度カメラTHETAのレンズに映る画像が映し出されます。シャッターボタンはスマホのTHETAアプリの中央の下のマルです。このシャッタを押すと、本体のシャッターが連動してあのシャッター音が鳴り、撮影完了です。
THETAとスマートフォンのTHETAアプリが接続できないときは
THETAとスマホのTHETAアプリが接続できないときは、もう一度スマホのWi-Fi設定で「THETA」からはじまるものに接続しているかどうかを確認してください。
THETAの初撮影場所として東京タワー周辺の撮影スポットへ
いよいよ東京タワーの最寄駅へ。この日、ご一緒いただくことになった方と東京タワーからほど近い都営地下鉄の御成門駅で朝10時半に待ち合わせです。
駅改札をでて地上出口1番を出るとすぐにみえてくるのが、歩道橋です。その上で、初めてのTHETAでの撮影を敢行しました。
360度画像は、今度は撮った写真を歩道橋の上で2人で確認中の写真です。撮っている本人も写っています。ここがTHETAの面白いところです。
https://theta360.com/s/ak463RYLwtWdqE7IcJeqE855Q
歩道橋降りて、近くの素敵なカフェで美味しい朝食をいただいた後、東京タワーの撮影スポットである増上寺へ向かいました。東京プリンスホテルを通りぬけて増上寺へ。
先日の東京。thetaで撮って集合写真で編集。
遠藤 美華さんの投稿 2019年2月23日土曜日
増上寺は徳川家の墓所がある寺院です。お参りに来る人、カメラを構えている人様々です。
東京タワー2 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
増上寺で撮影をした後、今度は東京タワーへ向かいました。
増上寺から東京タワーへ抜ける道からみる東京タワーが素晴らしかったです。360度画像ではこんな風に撮れています。
東京タワー3 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
東京タワーは今年60周年を迎えました。
下のインスタグラムの360度画像は、ダウンロードしてあるTHETA+編集アプリで編集しています。このインスタグラムの写真は、THETAで撮影してストレートで編集し、360度画像から一部を切り取っています。
THETAで撮った写真の保存場所は?
撮ったばかりの写真は、THETA本体に保存されています。どんな写真が撮れているのかは、THETAとスマホアプリTHETAを連携させて、表示される「カメラ内画像」をタップして開けてみます。そこで初めてどんな写真が撮れているのかがわかります。
画像の編集は、スマホにダウンロードしたTHETA+アプリで
360度の静止画を、THETAならではの地球や惑星みたいに編集したり短い動画に編集したりするには、スマホにダウンロードしたTHETA+という編集アプリで行うことになります。
THETA本体をスマホにWi-Fiで接続してから、画像を本体スマホに転送します。同時にTHETA+アプリにも転送されますので、編集ができるようになります。
THETAの360度画像保存はGoogleフォトがオススメ
360度画像は容量も大きいので、スマートフォンの中に画像を貯めていくよりもスマホと連携しているGoogleフォトに貯めていくことに。
スマートフォンに一度移すと写真サイズが小さくなりますので、そのままのサイズを残したいのであれば、一度パソコンに移してGoogleフォトへ移します。
最後にはじめてTHETAを使ってみて気になったことと感想
スマートフォンとTHETAの接続をさせて撮影をする場合、接続できていなこともよくあります。その際はWi-Fi設定を確認してください。
また接続できている場合でも、スマホ画面に反映されていない場合もありますが、スマホのシャッターを押してシャッターオンが鳴れば撮影はできています。どんな写真が撮れているかは、撮影後に落ち着いた場所で確認してみましょう。
使って見て見えてきた、THETA の個人的な印象です。
THETAは、「記録」として360度で残す。
THETAは、編集して「作品」として残す。
360度カメラTHETAでは、どんな画像が撮れて、どんな編集ができるのか。
この先もTHETAで撮影を楽しんでいきたいと思います。
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