旅好き必見!「ANA VIRTUAL TRIP」で行く新しい旅のプラン

筆者:阿久津 碧

「VRで新しい旅行体験を」をコンセプトに、ANAがVRサービス「ANA VIRTUAL TRIP」というサービスを提供しています。旅行と言えば、実際に現地へと足を運ぶのが大前提でしたが、このサービスはその概念を根本から覆します。今までとは全く異なる旅の行き方は、旅行が苦手な人や、何らかの事情でできないという方でも、新しい場所へ連れて行ってくるかもしれません。

「ANA VIRTUAL TRIP」で行く新感覚旅行

ANA VIRTUAL TRIPとは、VRヘッドセットを装着することで擬似的に旅行を体験できる新しいサービスです。病欠や仕事などを理由に旅行へと行けなかった人も、この方法であれば旅の感覚を味わうことができます。

流れとしては、まず実際に旅行に行っている人が、リコーが発売している360度カメラ「THETA」を使用して360度の静止画を撮影します。

続いてANA VIRTUAL TRIPを利用している人は、専用のゴーグルにスマートフォンをセットして、現地から送られてきた360度映像をVRで覗き込みます。

送られてくる映像はリアルタイムのものなので、離れている場所でもリアルな光景を共有することができて、まるで一緒に旅をしているような感覚を体験することができます。

さらに、映像を見ながら通話も楽しむことができるので、現地で旅をしている家族や友人とのコミュニケーションにも困りません。

「もう少し違う角度からの映像も送って」や「記念撮影してみて」など、リアルタイムでの要望も送れるので、旅行者側としても旅が盛り上がりそうです。

申し込みの流れと料金

ANA VIRTUAL TRIPは操作がシンプルなことをアピールポイントの一つとして挙げていますが、申し込みの流れも非常にシンプルです。

予約窓口に電話をしたら、レンタルをしたい期間や、支払いに利用するクレジットカードの番号などをそのまま申告します。

するとそのレンタル開始日に合わせて機材が届けられるので、後はゴーグルを使う人と、360度カメラを使う人でアイテムを分け合います。

料金は4日間のレンタルで税込7,980円。5日以上のレンタルをする場合は最大8日までとなり、料金は1日増えるごとに1,000円追加でかかります。

注意点としては、旅行に行く前日からレンタルをしなければいけないということと、クレジットカード以外の支払いはできないということが挙げられます。また、身体に負担がかかる恐れがあるため、小学生以下のお子さんは利用できないようです。

その他の留意点に関しては、公式サイトでご確認ください。

役立ちそうなシチュエーション

結構使い道が多そうなサービスですが、具体的にはこんなシチュエーションで活躍するのでは?というのを、公式サイトなども参考にしながらいくつか考えてみました。

出張先の映像を家族に

綺麗な景色のある場所に来たけれど、観光ではなくビジネスだから自分一人。だけどせっかくだからこの景色を子どもにも見せてあげたい。そんなときに、ANA VIRTUAL TRIPは最適です。

仕事で訪れた先の景色を家族も気に入って、家族旅行の候補地になるなんていうこともあるかもしれません。

お土産を選びたい場合

お土産選びは旅の楽しみの一つですよね。現地の雰囲気が伝わるものや、相手が喜びそうなものなど、色々想像しながら選ぶ喜びがあります。

ですがたまには、お土産を渡す本人と相談しながら選ぶというのも面白そうです。離れた場所にいる恋人と通話をしながらお土産を二人で選ぶなんていうのもロマンチックですね。

遠方での結婚式

海外やリゾート地での結婚式には憧れますが、参加者が揃わないというリスクがあります。特に両親が高齢だったり仕事が忙しくて来られなかったりということは誰にでもあり得ます。

そんなとき、せめてリアルタイムで花嫁姿、花婿姿だけでも見せられたらという願いを、ANA VIRTUAL TRIPならば叶えられます。

操作自体も容易にできるので、高齢者であっても迷うことはありません。「お父さんお母さんは来られたけど、お爺ちゃんお婆ちゃんには飛行機は無理だった」という場合でも安心ですね。

ひとり旅の共有

旅は一人が好きだけど、せっかくだから訪れた場所の景色を友人や家族にも見せてあげたいと思うことがあるかもしれません。そんなワガママな要望には、このサービスはぴったりだと思います。

単純に旅の写真やビデオを見せるのではなく、リアルタイムで景色を共有できるので、見ている側も臨場感たっぷりで、楽しめるはずです。

病気で来られなかったメンバーへ

友人たちと団体旅行の予定だったけれど、メンバーの一人が体調を崩して急遽来られなくなってしまった。ANA VIRTUAL TRIPを使うことで、そんなメンバーを擬似的に旅に招待することが可能です。

私も旅行当日に体調を崩したり、旅先で具合が悪くなったりすることが多い人間なので、この用途が真っ先に思い浮かびました。

既に病み上がりではあるけれど、大事を取って休んだケースなどは、特に悔しさを感じてしまいます。そんなとき、擬似的にでも旅について行けたら、気分も晴れそうです。

終わりに

これまでは旅行に行けなかったとき、諦めるか、写真や動画で後から雰囲気を味わう以外に選択肢がありませんでした。しかしVRの登場により、擬似的とは言え一緒に旅行先の雰囲気を楽しめるようになり、旅を共有できるようになったのです。今後はこの技術が進化して、よりリアルな音や匂いも共有できるようになるかもしれません。そうなったとき、VRとリアルの境目はどれだけ曖昧になるのか、想像するだけでもワクワクしますね。

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