貴重な360度水中撮影で失敗しないために!撮影前に確認しておきたい項目
水中という特殊な環境で行う360度水中撮影。
非日常感を抜き出したアクティブな撮影するためには、撮影前の準備が重要です。
撮影前にいくつかの確認事項をおさらいしておくと、撮影で失敗する確率も低くなります。
そこで今回の記事は、
・360度カメラの水中撮影で失敗したくない
・水中で360度カメラを使うときに注意することはあるかな
・撮影前の確認事項をチェックしたい
このようなお悩みを持つあなたに向けて、360度水中撮影で確認しておきたい5つの項目をご紹介していきます。
本記事の内容
水中撮影は途中で状況を修正しにくい
陸上と異なり水中での撮影中では、何か異変があってもすぐにカメラを交換するわけにもいかず、状況を修正しにくい問題があります。
特にダイビングの場合は、1度潜り始めると途中で引き返すことが難しいので、水中で失敗を取り返すことは難しくなります。
たとえば、360度カメラの充電忘れや動作の故障などは、水中で気が付いても対策しようがないのです。貴重な1回のダイビング撮影を無駄にしてしまいかねません。
取り返しがしにくい水中だからこそ、撮影前の確認を怠らないようにしましょう。
360度水中撮影で撮影前に確認する5つの項目
途中で対策がしにくい水中撮影に備えて、事前に確認事項を洗い出しておくことをおすすめします。
しかし、記憶やメモをしただけでは、楽しみにしていたアクティビティの前では忘れてしまうかもしれません。
そこで効果的な方法は、事前にその場で1枚撮影をしておくこと。もしも充電の不備やカメラの故障があれば事前に気が付くことができるので、習慣にしておきましょう。
ただし、直前に気が付いても間に合わない可能性もあるため、確認事項を分解して整理することも大切です。
それでは具体的に撮影前に確認する項目を解説します。
①撮影のイメージの明確化
自信が撮影した映像や写真をイメージしておくと、水中で迷って時間とカメラバッテリーを無駄にすることを防げます。
撮影しながら構成を考える能力も良い撮影には必須ですが、イメージが明確化していると応用が効きます。
さらに、ダイビングの場合はタンク容量の関係で撮影時間が限られています。回数によって360度カメラのバッテリーも減るため、撮影のタイミングを見極める必要があるのです。
②落し物への対策
水中で360度カメラを落として、なくしてしまわないように対策しておきましょう。
ストラップを装着したり、水中でのカメラの扱い方を考えたり、対策の方法は様々です。
初めて360度カメラを水中で使う場合は、必ずストラップの装着をしてカメラを肌身離さず身に付けるようにしましょう。
③カメラ本体の確認
カメラ本体が故障していないか、防水ケースを付けている場合は、ボタンが正しく押せるか確認しましょう。
ダイビングには、カメラの水没チェックをする文化があるため、その確認と同時に水中でボタンが問題なく押せるか確かめる方法がおすすめです。
何度も水中でカメラや防水ケースを使うと、乾いた海水がボタンに引っかかり、水中でシャッターを切れない状況に陥る場合もあります。
防水ケースの中でカメラが上手く所定の位置にセットされていない場合も、撮影はできなくなってしまいます。
一見簡単なミスですが、水中では取り返しが付かないため注意です。
④SDカードの確認
写真や映像を記録する媒体を差し忘れる、うっかりミスも起こさないようにしましょう。
「THETA」シリーズなどのように本体に記録する360度カメラであれば、差し忘れは防げますが、容量の確認も注意が必要です。
「容量が一杯で、水中で過去撮影の写真や映像を削除しながら撮影してしまった…」なんてことが起こらないように、常に撮影した写真や映像のバックアップを取り、記録媒体のデータを空けるようにしておきましょう。
⑤バッテリーの確認
撮影の前に、バッテリーを満充電にしておくのが鉄則です。
水中でバッテリーが切れてしまえば、そこで撮影はできなくなってしまいます。
特に1日に何度も撮影する場合は、撮影イメージとタイミングを考えてシャッターを切ることをおすすめします。常に水中で360度カメラを起動させておくとバッテリーの消費が早くなるため、適切なタイミングまでバッテリーの節約をしておくのです。
本体とバッテリーが別の場合は、SDカードと同じく入れ忘れがないように注意しましょう。
撮影前に必ず確認をして失敗を避けよう
360度カメラの水中撮影で撮影前に確認しておく5項目をご紹介してきました。
撮影の前に確認をしておくと少し手間はかかりますが、失敗も減って結果的に満足度の高い水中撮影となります。
そして、事前に1枚撮影する方法が同時に5項目をチェックできる方法です。
通常の360度撮影とは環境が異なることを理解して対策をしておきましょう。
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