お部屋探しは地元にいながら。VRで内見ができるバーチャル店舗が登場

筆者:阿久津 碧

最近では賃貸物件情報サイトなどで物件の360度画像が見られるようになりました。以前の記事でもVRを活用すれば不動産内見の利便性が上がるのではないかということをご紹介しましたが、ついにVRで内見ができるバーチャル店舗が全国12都市に登場します。内見できる物件の対象地域は今のところ東京・神奈川・名古屋・大阪に限られていますが、大いなる前進です。次世代の内見は従来のものと比べてどのように変化しているのでしょうか。

ビジネスVR最大手のナーブとギガプライズにより実現

今回のバーチャル店舗は様々な業界、多くの大手企業でVRシステムが活用されている株式会社ナーブと、通信関連会社である株式会社ギガプライズによって実現されました。

VR不動産接客店舗『どこでもストア』を活用し、東京・神奈川・名古屋・大阪の賃貸物件を、遠く離れた地域からでも内見できるのが今回のバーチャル店舗の最大の魅力です。

このサービスは2019年3月より実証実験が開始され、全国12都市に設置されます。不動産賃貸仲介大手であるハウスコム株式会社の協力のもと、バーチャル店舗ではオンラインで接客を受けることも可能になります。

バーチャル店舗が設置される12都市は以下の通りです。

・東京2カ所
・札幌
・仙台
・埼玉
・千葉
・横浜
・名古屋
・大阪
・京都
・神戸
・広島
・福岡2カ所
(計14カ所)

期間中は利用料が無料

このバーチャル店舗ですが、3月よりスタートする実証実験期間中は利用料が無料となります。地元にいながらお部屋探しができる点も非常に魅力的ですが、無料で利用できるのであれば尚更活用していきたいですよね。

スタート時は東京都内と神奈川県内の1ルーム、もしくは1Kといった一人暮らし用の物件のみが閲覧できますが、随時取り扱い数は増えていく予定になっています。

お部屋の間取りもそうですが、現在のように限られた地域だけではなく、全国の賃貸物件がバーチャル店舗で見られるようになれば、多くの人が引っ越しをする上で一番ネックな物件探しを、もっと簡単に行えるようになりそうですね。

バーチャル店舗の3つの魅力

VRを利用したバーチャル店舗の魅力は大きく分けて3つあります。

お部屋探しが低コストでできる

タイトルにもある通り、お部屋探しを地元にいながらできるのがバーチャル店舗の大きな魅力です。

本来ならばお部屋探しには結構なコストがかかります。入学や就職、転職を機に地元を離れ、遠くの地に住むということになれば、当然時間と費用をかけてその地を訪れ、限られた時間の中で内見を済ませて物件を決めなければなりませんでした。

決めるのに時間がかかれば、それだけ費用も増してしまいますが、最低でも数年は住むことになるかもしれない物件をそう簡単にも決められません。しかしバーチャル店舗であれば、移動費をかけることなく、地元で思う存分内見をすることができます。金銭的な理由で内見をせずに物件探しをしていたという人も、バーチャル店舗で内見を行えるようになります。

バーチャル店舗ではハウスコムの専門スタッフが、要望通りの物件を提案してくれるので、地域や物件選びに迷った際にも、安心して相談することができます。

好きなだけ時間をかけられる

先にも述べたように、お部屋探しにはある程度のコストがかかるため、そこまで長い時間をかけられません。長引けば長引くほどコストがかさみ、そのうちいい物件がなくなってしまう危険性もあります。

バーチャル店舗であれば早い段階から地元でお部屋探しができるため、従来よりもかけられる時間が長くなります。わざわざ遠くに足を伸ばす時間はカットされ、その代わりにじっくりと自分に合った物件を探す時間に充てられます。

一日に内見できる物件数も格段に上がりますし、物件同士を移動する時間もカットされるので、費用を抑えながらより多くの物件を比較して選ぶことが可能になります。

圧倒的な手軽さ

バーチャル店舗は誰もが手軽に利用することができます。移動も最低限で済み、費用も安く抑えられる。それに加えて簡単に多くの物件を見比べられる手軽さが大きな特長と言えます。

お部屋探しは引っ越しのメインとも言えるほど重要なポイントです。だからこそ手抜きもできないのですが、面倒臭さを感じる部分でもあります。バーチャル店舗を使えば気軽にお部屋探しを行えるので、踏み出すまでのハードルも低くなります。

だらだらと先延ばしにしていてはいい物件がなくなってしまいますが、手軽であれば早々と腰を上げられるかもしれません。そしてなおかつ、物件をすぐに確保できる点がバーチャル店舗の良さです。

簡単なバーチャル店舗の利用方法

バーチャル店舗の魅力の中に手軽さがありますが、利用方法も実に簡単です。まずは以下の、ナーブが運営する専用のウェブサイトにアクセスします。

URL:https://www.nurve.jp/naiken/campaign/experience/

そこでバーチャル店舗を利用したい時間と場所を登録します。利用できる時間は10:00~18:00の間で選ぶことになります。

あとはその時間に合わせて、指定したバーチャル店舗が設置されている場所に向かいましょう。先述した全国の主要都市の駅チカにVRがセットされた個室が用意されているので、個室内でVRを起動させればVR内見が始まります。

VRを起動すれば遠隔地にいるスタッフと繋がるので、住みたいと考えている街や、物件の要望を伝えればそれに合わせた物件を紹介してもらえます。

物件によっては近くの不動産店舗に直接足を運ばなくとも、郵送で契約できる「遠隔契約」に対応しているものもあるそうです。

今ならキャンペーンも

この実証実験開始を記念して、Amazonギフト券がもらえるキャンペーンも実施されています。キャンペーンへの応募には、専用ウェブサイトからの内見予約や、実際のVR内見体験の他にアンケートの回答など、複数の条件が必要になります。気になる方はぜひナーブの専用ウェブサイトをご覧ください。

終わりに

VRが様々なビジネスの場に現れるようになって、人々の生活はより便利さを増してきているように思えます。今回のサービスもその一つです。沢山のお金が必要になる新生活の始まりにも、バーチャル店舗は様々な面からサポートしてくれますし、将来的には更に普及する画期的なサービスだと感じました。

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