【2019年】初心者必見、どこよりもわかりやすい360度カメラの選び方!オススメ人気機種10選をご紹介!

筆者:小林 悠樹

360度カメラ市場は年々拡大基調にあり、今後もその傾向は続いていくと考えられています。2019年になってまだ半年足らずですが、主要メーカーが新商品を発表するなど360度カメラに関する話題は尽きません。

「360度カメラって何?」
「見たことあるけど360度カメラを使ったことがない」
「360度カメラ、すこし気になる」

そんな方々のために、360度カメラの特徴、選び方、おすすめの商品をまとめてご紹介したいと思います。

360度カメラ(全天球カメラ)とは?

360度カメラは、上下左右360度を写真・動画に収められるカメラです。通常のカメラであればレンズは一つですが、360度カメラは複数枚のレンズを搭載しており、それぞれで撮影したものを自動でつなぎ合わせて空間全体を記録できます。ちなみに、このつなぎ合わせる技術を「スティッチ(ステッチ)」と呼びます。

360度カメラのメリット・デメリットを簡潔まとめます

360度カメラのいい点・悪い点を簡単にまとめてみました。

【メリット】
・スマホやデジカメでは撮れない写真が撮れる
やはり一番のメリットは空間全体を記録に残せる点です。一般的なカメラでは撮影することのできない写真を撮ることができます。

・片手で撮影できる
多くの360度カメラは片手で撮影が可能なため、気軽にパッと写真を撮ることができます。これは結構、大きなメリットだと思います。一眼レフやミラーレスだと両手で持たないといけないので、子どもや荷物を抱えたままだとシャッターが切れません。そういった理由から、小さな子どもがいるパパ・ママにも人気になってきています。

・空間を残せるので思い出になる
通常の写真では画角が限られていますが、360度カメラはそうではありません。撮影者の周囲すべてを1枚の写真に収められるので、旅行・子育て・結婚式などさまざまなシーンを思い出に残すことができます。

【デメリット】
・撮影者が映ってしまう
360度全体を撮影できるため、映りたくなくても撮影者が必ず写真に入ってしまいます。解決策として三脚を使って撮る方法もありますが、どうしても三脚の手元が映ってしまう場合があります。

・画質はほかのものより劣る
360度カメラの画質は、一眼レフやミラーレス一眼のそれよりも劣るのが現状です。ただそうは言っても、360度カメラの技術も進歩し、画質も大きく改善されてきているので、「SNSにアップする」「スマホで写真を見るだけ」などライトな使い方をするぶんには何の問題もないと思います。

・ズームができない
これは文字通り、360度カメラはズームアップできません。撮りたい被写体が少し遠い場合には近寄って撮るなど、撮影にはすこし工夫が必要になってきます。

360度カメラ選び 6つのポイント

続いて、360度カメラの選び方を解説したいと思います。比較検討する際のポイントを6つご紹介します。「高機能のほうがいい」「小さくて扱いやすいほうがいい」など、一人ひとり求めるものも違うので、自分に合ったカメラ選びの参考になれば幸いです。

ポイント① 画質
画質の良し悪しを見るポイントとしては、画素数とともにイメージセンサーの大きさもチェックしましょう。画素数が高ければいいというものではなく、イメージセンサーもそれにともなって大きくなければきれいな写真は撮れません。(センサーサイズを公表していないメーカー・商品もあります)

ポイント② 価格
360度カメラの価格は、下は1万円前後から上は数十万円するものまでピンキリです。そのため、「どこまで機能を求めるのか」「予算はいくらぐらいなのか」をあらかじめ決めておくことが大切です。その基準に照らし合わせながら、候補を絞っていくといいと思います。導入機の価格帯としては、2~5万円ぐらいがベターではないでしょうか。

ポイント③ スマホとの相性
360度カメラで撮影した写真は、多くの場合スマホで管理することになります。そのため、カメラとお手持ちのスマホとの相性も事前に確認しておきましょう。各メーカーごとに専用のアプリがあるので、それをダウンロードしてみるのもいいと思います。なかには「iPhoneでしか使えない」というものもあるので、注意してください。

ポイント④ バッテリーの取り外し可否
バッテリーが内蔵型なのか、取り外し型なのかも好みが分かれるところです。内蔵型は扱いが簡単な一方で、予備バッテリーが使えません(モバイルバッテリーなどで代用可)。バッテリーが取り外しできるカメラは予備を用意できますが、いちいち取り外して充電しないといけないこともあるので少し手間になります。

ポイント⑤ コンテンツの保存形式
写真・動画がどこに保存されるかも重要です。ほとんどはカメラ自身に保存するのか、microSDに保存するのかに分かれます。

ポイント⑥ 携帯性
持ち運びやすさ、重量、シャッターの切りやすさもチェックしておきましょう。「手ぶらで出歩くことが多い」という方は、ポケットに入るようなサイズのものを選ぶといいと思います。

以上、360度カメラの選び方のポイントをご紹介しました。この6つの点を主に確認しておけば、「買ってから後悔する」というリスクを最大限減らすことができると思います。

まずは鉄板のカメラを紹介! 人気・おすすめの360度カメラ 4選

まずは「これを買っておけば間違いない」という人気の360度カメラをご紹介します。

THETA S


RICOH THETA S

360度カメラの草分け的な存在のリコーのTEHTA。「THETA S」はフルHD対応、そして1/2.3型のセンサーを搭載しており、画質には定評があります。登場から3年以上たちますが、今もなお360度カメラのなかでトップクラスの売れ筋を誇ります。THETAシリーズはユーザーインターフェースに優れ、非常に使いやすいのが特徴です。

【基本スペック】
静止画撮影:5376×2688
動画撮影:Full HD
市場価格:2~3万円台
重量:約125g
サイズ(mm):44×130×22.9
バッテリー:内蔵型
保存形態:内蔵メモリー(8GB)
スマホとの相性:iOS・Android対応

THETA SC

RICOH THETA SC

先ほどの「THETA S」も良機種なのですが、個人的には「THETA SC」をおすすめしたいです。機能と価格のバランスが非常によく、特に360度カメラの導入機・初心者向けとしてぴったり。「THETA S」の下位互換商品となっており、動画は最大5分までしか撮影できませんが、写真の画質は同じ。最初の一台としてはスペック・価格ともに申し分ないと思います。

【基本スペック】
静止画撮影:5376×2688
動画撮影:Full HD
市場価格:2万円台
重量:約102g
サイズ(mm):45.2×130.6×22.9
バッテリー:内蔵型
保存形態:内蔵メモリー(8GB)
スマホとの相性:iOS・Android対応

RICOH THETA SC(レビューページ)

Insta360 ONE


Insta360 ONE(引用:https://store.insta360.com/product/one

リコーのTHETAシリーズと双璧をなすのが、「Insta360シリーズ」で、Shenzhen Arashi Vision社という中国メーカーが製造しています。シリーズのなかで初級者・中級者に人気なのがこの「Insta360 ONE」です。とてもコンパクトな作りで、重量も82グラムと軽量。それでいて静止画は7K、動画は4Kに対応しています。単体で撮影するだけでなく、スマホに直に装着して使えるのも特徴です。

【基本スペック】
静止画撮影:6912×3456
動画撮影:4K
市場価格:3万円台
重量:82g
サイズ(mm):96×36.5×25
バッテリー:内蔵型
保存形態:microSD(128GBまで対応)
スマホとの相性:iOS対応(Android非対応)

GoPro Fusion


引用:Amazonより

アクションカメラでよく知られているGoProも実は360度カメラを出しています。「GoPro Fusion」の特徴は堅牢性に優れ、防水・防塵機能が備わっている点です。マリンスポーツ、ウィンタースポーツ、サイクリングなど、アウトドア好きな方にはおすすめです。注意点としてはMicroSDが2枚必要なことと、対応のスマホ機種が少ないので注意しましょう。

【基本スペック】
静止画撮影:18メガピクセル
動画撮影:5.2K
市場価格:6万円台
重量:220g
サイズ(mm):75×74×40
バッテリー:取り外し可
保存形態:microSD(128GBまで対応)
スマホとの相性:iOS・Android対応(ただし、限定的なので要確認)

人とかぶらないカメラが欲しい方はこちら! 個性的な360度カメラ3選

「珍しいものが好き」「人と一緒は嫌だ」という方に向けて、続いてはすこし個性的な商品を。

PanoClip


引用:Amazonより

「PanoClip」は、5000円以下という破格の値段で360度撮影を楽しめるカメラ。使い方はいたって簡単で、iPhoneに直接取り付けて使います。ただしiPhone7以降のモデルにしか対応しておらず、アンドロイドにも非対応。気になる画質ですが、ほかの商品と比べたらやはり限界があります。ただ「360度カメラの雰囲気を手軽に味わいたい」という方にとってはおもしろい商品だと思います。

【基本スペック】
静止画撮影:6048×3024
動画撮影:―
市場価格:5000円以下
重量:―
サイズ(mm):81.4×35.3×44(iPhone7/8用)
バッテリー:なし
保存形態:iPhone内に保存
スマホとの相性:iOS対応(ただし、iPhone7以上)

Insta360 EVO


引用:Amazonより

「Insta360 EVO」は2019年3月に発売されたばかりの商品で、こちらも個性的。カメラを半分で折りたたむことができ、360度撮影・180度撮影をこれひとつで楽しめます。180度3Dモードが搭載されており、VRギアとの相性がいいのもポイント。専用のアプリを使用すれば「Oculus Go(オキュラスGo)」や「Samsung Gear VR」といったヘッドマウントディスプレイでの接続・再生もスムーズに行うことができます。

【基本スペック】
静止画撮影:6080×3040
動画撮影:5.7K
市場価格:5万円台
重量:113g
サイズ(mm):50.3×49×52.5(折りたたみ時)
バッテリー:内蔵型
保存形態:microSD(128GBまで対応)
スマホとの相性:iOS・Android対応(ただし、限定的なので要確認)

Samsung Galaxy Gear 360


引用:Amazonより

続いて、1万円台の360度カメラとしてご紹介したいのが「Samsung Galaxy Gear 360」。正直に言ってあまりメジャーな商品ではありませんが、画質・価格のバランスがいい商品です。「Galaxyシリーズのスマホを使っている」という方には、特におすすめ。一方でiPhoneとの相性はそこまでいいわけではないので、その点は気をつけましょう。

【基本スペック】
静止画撮影:5472×2736
動画撮影:4K
市場価格:1万円台
重量:約130g
サイズ(mm):100.6×46.3×45.1
バッテリー:内蔵型
保存形態:microSD(256GBまで対応)
スマホとの相性:iOS・Android対応(ただし、iPhoneは一部機能に制限あり)

やっぱりカメラはハイスペックじゃなきゃ! ハイエンド360度カメラ3選

最後はハイエンドモデルの360度カメラをご紹介します。

THETA V


RICOH THETA V

「THETA V」はTHETAシリーズのハイエンドモデル。2019年5月に上位機「THETA Z1」が発売されるまで、フラッグシップモデルとして360度カメラ市場をけん引してきた存在です。4K動画に対応しているほか、360度空間音声記録ができる機能も搭載しており、スペックは最上級と言えます。価格も4万円前後となっており、コスパの高い製品です。

【基本スペック】
静止画撮影:5376×2688
動画撮影:4K
市場価格:4万円台
重量:約121g
サイズ(mm):45.2×130.6×22.9
バッテリー:内蔵型
保存形態:内蔵メモリー(19GB)
スマホとの相性:iOS・Android対応

RICOH THETA V(レビューページ)

Insta360 ONE X


引用:https://store.insta360.com/product/one_x?_ga=2.124620227.810367546.1548638128-1016116445.1548638128

「Insta360 ONE X」は、「Insta360 ONE」の上位機。Insta360 ONEよりも手ブレ補正が強力で、動画撮影に強いのが特徴です。静止画は7K、動画は5.7Kに対応しています(ただし、スマホに取り込むと5.7Kも4Kにエンコードされてしまう)。また、「Insta360 ONE X」は操作画面がつき、バッテリーの取り外しも可となっています。

【基本スペック】
静止画撮影:6080×3040
動画撮影:5.7K
市場価格:5万円台
重量:115g
サイズ(mm):114.6×48×27.6
バッテリー:取り外し可
保存形態:microSD(128GBまで対応)
スマホとの相性:iOS・Android対応

THETA Z1


RICOH THETA Z1

「THETA V」の登場から約1年4か月。2019年5月に満を持して発売されるのが「THETA Z1」です。1型のイメージセンサーを2枚搭載し、手ブレ補正も強化され、「THETA V」よりも格段に撮影機能が向上しています。価格が10万円オーバーと、ビギナーにはなかなか手が出ませんが、「一番いいやつが欲しい」という方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?

【基本スペック】
静止画撮影:6720×3360
動画撮影:4K
市場価格:10万円以上
重量:約182g
サイズ(mm):48×132.5×29.7
バッテリー:内蔵型
保存形態:内蔵メモリー(19GB)
スマホとの相性:iOS・Android対応

Z1については、以下の記事でも特集しています。

ついに発表された新型THETA「RICOH THETA Z1」。既存モデルとの違いは?

大型の1.0型イメージセンサーを搭載した、超高画質の最新360度カメラ「RICOH THETA Z1」実機レビュー!THETA SCとZ1で撮影比較も。

「THETA Z1」発売が5月へ延期。その理由と驚きの性能とは

まとめ

いかがでしたでしょうか。360度カメラの選び方と、最新機種を含めたおすすめの商品をご紹介してきました。360度カメラは、スマホやデジカメでは撮れない写真が撮影できる優れモノです。ぜひこの記事を参考にしていただき、ご自身に合ったカメラを探してみてください。

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