THETAユーザー必見。THETAの力を最大に限引き出す公式アプリまとめ

筆者:阿久津 碧

360度カメラを購入した場合、そのカメラ専用のアプリというものが大体存在します。360度カメラの中には、カメラ本体のみを使って撮影できるものもあれば、アプリを通して撮影を行うタイプのものなどもありますが、自撮り棒や三脚を使用した場合には専用アプリを通して撮影を行うものがほとんどです。そういった撮影のための基本アプリから、加工やSNSなどへのアップロードを行うためのアプリなども存在します。今回はその中でも、リコーがリリースする「THETA」シリーズ専用のアプリにはどういったものがあるのか、網羅的にご紹介していきます。

THETAの基本アプリ『RICOH THETA』

スマートフォン用の基本アプリである『RICOH THETA』では、全天球イメージの撮影や閲覧、共有などが行えます。iPhoneやAndroid携帯など、自身の使っているスマートフォンにアプリをインストールして、お手持ちのTHETAと接続することで様々な機能を利用することができます。

『RICOH THETA』に対応している機種は以下の通りです。

iOS:RICOH THETAシリーズ全機種

Android:RICOH THETA Z1, RICOH THETA V, RICOH THETA S, RICOH THETA SC

動作推奨環境については公式サイトから確認することができるので、お手持ちのスマートフォンの動作環境が適切かどうか、事前に確認するのが良いでしょう。

動作推奨環境はコチラ

基本のアプリとは言え、『RICOH THETA』には多彩な撮影機能が搭載されており、他にも様々な全天球イメージの再生方法や、SNSへの投稿なども行うことができる頼れるアプリとなっています。

豊富な撮影機能

そもそも360度カメラのTHETAシリーズには「オート」「シャッター優先」「ISO優先」「マニュアル」の4つの撮影モードが搭載されており、アプリではそれらのモードを切り替えたり、こまごまとした設定を変更したりすることができます。

「オート」で撮影する際には、露出補正やHDR合成などの補正を行うことも可能です。ISO感度やシャッタースピードを変更したい場合は、撮影シーンに合わせて撮影モードを変更したり、設定を自身で変更したりすることができます。撮影モードに合わせて画面は変わるのですが、直感的に使える分かりやすいデザインになっているので、誰にでも簡単に扱える仕様になっています。

基本アプリで撮影時に設定できる機能は主に以下のようなものがあります。

・モード切替え

– オート

– シャッター優先

– ISO優先

– マニュアル

・露出補正(EV)

・ホワイトバランス

・セルフタイマー撮影

・インターバル撮影

・ライブビュー(画像を確認しながら撮影可能)

・色温度指定撮影

・インターバル合成撮影

・マイセッティング

・マルチブラケット撮影

・HDR合成

撮影シーンが明暗差の大きい場所では、HDR合成機能を使うことをオススメします。HDR合成は、1回の撮影で露出条件の異なる4枚の画像を撮影して合成してくれる補正機能です。それによりダイナミックレンジの幅が広がり、撮影シーンの色味がはっきりした全天球イメージを撮影することができるようになります。

ただしHDR合成はオート時のみの機能のため、他の撮影モードでは使用することができません。また、三脚などでカメラを固定して使うことを推奨された機能なので、それらの点に注意が必要です。

ノイズ低減

こちらもオート時のみ使用できる、暗い場所で撮影する際のノイズを減らしてくれる補正機能です。機能をONにしておけばカメラが自動でISO感度を低感度に設定してくれるので非常に便利です。場合によっては複数枚を連写して合成することで、ノイズを低減してくれます。ノイズ低減を使う場合も三脚などでカメラを固定することが推奨されています。

インターバル撮影

一定時間ごとにカメラが自動的に連続撮影を行う機能です。様々な撮影シーンで利用でき、THETAシリーズのミドルレンジモデルである「THETA V」では最短4秒ごとの間隔で撮影が可能です。後述するアプリケーション『THETA+』ではこの機能を使って撮影したデータでタイムラプス動画を作ることもできるので、楽しみ方も広がる機能と言えます。

多様な再生方法

THETAで撮影した全天球イメージはスマートフォンに転送して見ることができます。基本アプリでは、撮影したデータを実際に回転させたり動かしたりして好きなアングルで閲覧することができます。撮影したときには気付かなかったことを発見したり、撮影シーンの臨場感を思い出したりするのに最適です。

VRビューアーを使うことで気軽にVR体験も可能になります。アプリの表示形式をVRビューに切り替え、スマートフォンとVRビューアーを接続すると撮影シーンをVRで体感することができます。その場の空気感を他の人とリアルに共有できるので、旅の楽しさを伝えるにはうってつけです。

SNSへの共有

SNSとの親和性の高さが魅力でもあるTHETAですが、基本アプリを使えば手軽に360度静止画・動画の共有ができます。SNSへの投稿を利用すれば、全天球イメージを共有したい相手がTHETAのアプリをインストールしていない場合でも閲覧が可能になります。FacebookやYouTube、Twitterなど多くの人が利用している有名なSNSへの投稿は一通りできるのもいいですね。

アプリのインストールは以下のサイトから行うことができます。

アプリケーション|RICOH THETAhttps://theta360.com/ja/about/application/basic.html

THETA専用編集アプリ『THETA+』

『THETA+』はスマートフォンで使える編集特化型のアプリです。撮影した全天球イメージに様々な加工を加えてすぐにSNSなどに共有することができるのが魅力です。

THETAシリーズの全機種に対応しており、360度静止画、動画のどちらも多彩な機能で編集が可能です。中でも、基本的でありながら最大の特徴でもある機能が「ビュー」という機能で、360度静止画・動画のどちらも自分の好きな形に変更することができます。SNS上で見られる加工も多く、撮影シーンに合わせてその場の魅力を最大限引き出せる加工を施すことができます。

全天球イメージの色調を変更できるフィルタ機能や、撮影したデータにスタンプやテキストを挿入できる機能など、撮影したものを自分好みに編集できるのでSNS映えを狙う人にもオススメです。

『THETA+』については当サイトの他の記事でも詳しくご紹介しているので、気になった方はぜひ参考にしてみてください。

『THETA+』のインストールは以下のサイトで行うことができます。

アプリケーション|RICOH THETAhttps://theta360.com/ja/about/application/edit.html

THETAのパソコン用アプリケーション

スマートフォン専用のアプリだけではなく、リコーではTHETAユーザー向けのパソコン用アプリケーションもリリースしています。使い道に合わせて利用できるアプリが色々あるのですが、どんなものがあるのか見ていきましょう。

基本アプリ『RICOH THETA』

スマートフォンで使える基本アプリと同名のこのアプリは、パソコンで全天球イメージを閲覧するためのものです。対応機種は以下の通りです。

対応機種:RICOH THETA Z1,RICOH THETA V, RICOH THETA S, RICOH THETA SC, RICOH THETA m15

パソコン用の基本アプリでは全天球イメージの閲覧の他、全天球サイト「theta360.com」への投稿や各SNSへの共有、天頂補正書き出し、本体ファームアップデートが行えます。

ライブストリーミング用アプリ『RICOH THETA UVC Blender』

「THETA S」から搭載されたライブストリーミング機能ですが、このアプリはライブストリーミング時に画像合成をして出力可能にするものです。対応機種は今のところ「THETA S」のみとなっており、アプリを使うことで表示形式の変換を行うことができます。

Mac用転送アプリ『RICOH THETA File Transfer』

「THETA V」で記録した4GBを超えるファイルをMacに転送する、「THETA V」に対応するアプリです。

YouTube用変換アプリ『RICOH THETA Movie Converter』

こちらも「THETA V」にのみ対応しているアプリで、撮影した動画の360度空間音声をYouTube用に変換してくれます。変換後はYouTubeで360度空間音声付き動画を楽しめるようになります。

各アプリに対応しているOSに関しては、公式サイトから確認することができるので、事前にチェックしておきましょう。

終わりに

THETAシリーズはどんどん進化していて、つい最近も最上位モデルの「THETA Z1」が発売されたばかりです。カメラのクオリティも上がる中で、こうした公式アプリというのも今後アップデートされていくのではないでしょうか。360度カメラを使うのであれば、カメラだけではなくアプリも一緒に活用していきたいですね。

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