広い視野で家庭を護る。360度カメラが搭載された防犯ライト
360度を見渡すことのできる全天球カメラは想い出の記録だけではなく、様々なことに役立てることができます。その一つが防犯利用です。全方位を見渡せるカメラを防犯カメラとして利用すれば撮り逃しや見切れもありませんし、とても安心ですよね。実際防犯用途として使用できるセンサーライトが既に販売されているのですが、どういった商品なのかを見ていきましょう。
参考:https://www.atpress.ne.jp/news/184050
本記事の内容
全方位を見渡せるセンサーライト『ダイビーミニシーリング360』
株式会社ダイトク(埼玉県川口市、代表取締役社長:主代 直樹)が2019年5月20日に発売した『ダイビーミニシーリング360』は、360度カメラを内蔵したセンサーライトです。センサーでライトが明滅するのはもちろんのこと、搭載されている360度カメラで映像も記録します。
「玄関まわりの防犯 おまかせください!ダイビーミニシーリング360 センサーライト付き360°カメラ – YouTube」
価格は13,824円となっており、録画された映像はスマートフォンでも確認することが可能です。映像の記録はmicroSDカードに行われ、映像はスマートフォンの操作によって、様々な角度から確認することができるようになっています。
事前に時間を設定して録画予約を行ったり、ライトの感度や明るさ、点灯時間を設定したりすることも可能です。動画が記録された際にスマートフォンに通知を送ることもできるので、外出していても、録画にすぐ気付くことができます。
『ダイビーミニシーリング360』の活用法
360度カメラが搭載された玄関ライト『ダイビーミニシーリング360』ですが、具体的にはどういった使用用途が期待できるでしょうか。
防犯用ライトとしての機能
何と言っても一番は防犯グッズとしての役割が大きいのではないでしょうか。不審者が自宅に侵入したり、迷惑な訪問販売が訪れたりした場合でも、証拠映像をしっかりと記録してくれます。
一見してカメラが搭載されていると分かりにくいフォルムをしているので、気付かれて破壊されるという心配もありません。また、設定で警告音を出したり、カメラを通してこちら側の声を届けたりすることもできるので、牽制や威嚇としての役割も果たしてくれるかもしれません。
ちなみに『ダイビーミニシーリング360』は録画データをクラウドに保存することもできるので、仮に侵入者が気付いて本体を破壊したとしても、しっかりと映像記録が残るようになっています。
家族の帰宅時間を確認
小さいお子さんがいる家庭などの場合、子どもが小学校から帰ってきたか、家族はちゃんと在宅しているかなどの確認をしたいときがあると思います。
そんなときでも、電話などをかけずに帰宅を確認できるのは、『ダイビーミニシーリング360』の強みだと思います。両親が共働きで夕方まで帰らない家庭などは、子どもがちゃんと帰宅しているか特に心配だと思うので、このような機能は非常に便利ですね。
帰宅時間が不安定な家族とのコミュニケーション
仕事などの関係で帰宅時間が安定しない家庭の場合、『ダイビーミニシーリング360』を通して帰宅の意図を伝えることができます。「これから帰るよ」などの簡単な報告や、わざわざ電話をかけるほどでもないという用事の際には重宝するのではないでしょうか。
夜間対応の防犯カメラがない家庭
防犯カメラを家の外に設置しているけれど、夜間はノイズが酷くて撮影ができないということも機種によってはあると思います。『ダイビーミニシーリング360』は暗所での撮影にも強いので、そういった家庭にも補助的に導入することが可能です。
『ダイビーミニシーリング360』は設定を変更すると赤外線による暗視撮影が可能になるのですが、不可視赤外線なので、撮影していることも相手には気付かれません。
センサーはおよそ120度、8メートルの範囲で作動するので、仮に玄関へと設置した場合、正面から入ってきた侵入者は間違いなく撮影することができます。
玄関以外の設置にも適している
不審者や不法侵入者が必ず玄関から入ってくるとは限りません。むしろ、そういう人間ほど庭に回って居間から侵入したり、台所の勝手口から侵入したりしようとするものです。
本当の意味で防犯を目指すのであれば、『ダイビーミニシーリング360』を玄関以外の場所に設置した方がより安心なのではないでしょうか。ライトとしての設定もスマートフォンから変えられる点など、通常の室内灯としての能力も申し分ない製品だからこそ、尚更そう思います。
個々人の部屋にまで設置すると子どもと両親、両方のプライベートに関わるので考えものですが、共有スペースとなるリビングダイニング、キッチンなどを『ダイビーミニシーリング360』に変えるというのはアリですよね。
家の構造などにもよるので、必ず侵入者が通過する場所に絞って設置するという方法でもいいと思いますが、玄関に一つだけ設置するよりも、複数個配置することで真価を発揮する製品なのではないでしょうか。
商業施設への導入も有効か
『ダイビーミニシーリング360』は個人宅を対象に展開されている製品ですが、法人や商業施設にも勧めることのできる製品です。通常の防犯カメラはその見た目から圧迫感を与えてしまいますが、カメラを搭載した防犯ライトということであれば、人に与える影響も随分変わります。
一見してカメラだと直ぐには気付かないので、デザイン性やリラックス効果を重視するような施設では重宝されるかもしれません。現在はデザインもカラーバリエーションも固定されていますが、今後法人向けのものなどが出れば需要も拡大し、デザインやカラーなども変化するはずです。
ホテルのロビーやエレベーター、デパートの出入り口など、場所に合ったモデルのものを増やせば多くの業界から注目を集めそうですね。人々が知っている防犯カメラのステレオタイプのようなものを設置しておくことで犯罪の抑止力になる面もあるとは思うので、闇雲に付け替えてしまってもいけないとは思います。ですが、TPOに合わせて防犯カメラの形も変わっていったら、人々の感じ方も変わるかもしれません。
360度を撮影できる防犯カメラは増えている
楽天やAmazonといったインターネット上のショッピングサイトや、家電量販店でもそうですが、近年は360度を撮影することのできる防犯カメラが増えてきています。画素数などの細かい性能やメーカーにもよりますが、価格も一般的なカメラと遜色ない程度にまで抑えられており、比較的導入も容易です。
その多くは今回ご紹介した『ダイビーミニシーリング360』とは異なり、カメラ単体としての機能に特化している上、見た目も防犯カメラ然としているものばかりですが、防犯アイテムとしては文句のない製品ばかりです。
防犯カメラの導入を検討している個人・法人は、これまで以上にカメラというものの選択肢が広がったことに困惑するかもしれません。一概に360度カメラが絶対によく、そうでないものが悪いと言うこともできません。視野角以外にも重視するべき点は沢山あるでしょう。
『ダイビーミニシーリング360』は屋内用カメラとしては非常に良い製品だと思いますが、防犯カメラを購入する際には予算や台数、機能なども比較しながらじっくりと選んでみてください。
終わりに
記録用のカメラや報道現場など、様々なシーンで利用されている360度カメラですが、その有用性は防犯市場でも高く評価されているようですね。考えてみると死角のないカメラというのは、防犯カメラの資質としては申し分ないですし、利用されることは必然的です。今回はそれを単なる防犯アイテムとしてではなく、センサーライトと組み合わせた点にもセンスが感じられます。一人暮らしにも家族にも、あれば助かること間違いなしの防犯ライトですね。
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