インスタ投稿には360度カメラがおすすめ!

インスタのカメラには360度カメラ「THETA」がおすすめ!その魅力を徹底解説

筆者:小林 悠樹

「SNSでいいね!がもらえない」
「もっと個性的な写真をインスタに投稿したい」
「インスタ映えな写真ってどんなの?」

このような疑問をお持ちではありませんか?
インスタグラムやFacebookなど、みながSNSを使うようになり、
「人と違う写真を投稿する」ということが徐々に難しくなってきました。

そこで今回はその解決策として、「360度カメラ」という選択肢をご提示したいと思います。
5分くらいで読めますので、SNSの投稿に悩んでいるという方はぜひ参考にしてみてくださいね。

インスタ映え・SNS映えとは?

インスタ映え

インスタ映えとは、SNSの“インスタ”グラム(instagram)でアップするための見“映え”のいい写真のこと。カラフルな写真だったり、被写体が珍しかったり、しずる感あふれる料理の写真だったりと、人の目を引くような写真がまさしくインスタ映えです。

また、写真そのものに対してだけでなく、きれいな風景や高級レストランなど「ここならインスタ映えする写真が撮れそう」というような状況自体を指す場合もあります。

インスタ映えの次は「エモい」「チルい」⁈

2017年のユーキャン流行語大賞では「インスタ映え」が大賞に選ばれるなど、広く知られる言葉となりました。最近ではインスタ映えの次にくる言葉として、「エモい」「チルい」というのはご存じでしょうか。

「エモい」
意味:感情的な、心に訴えかけてくるような、哀愁が漂う、ノスタルジックな など
由来:英語の「emotional」が語源で、エモーショナルを形容詞化した言葉

「チルい」
意味:のんびりまったりする、リラックスする、だらだらする など
由来:アメリカの音楽業界(特にヒップホップ)で使われる「chill out」が語源。「落ち着く」「冷静になる」という意味

エモいは、「エモい音楽だった」「尊敬する先輩からの言葉がエモい」など、チルいは「昼過ぎまでベッドでチルる」「友達とカフェでチルってる」などというふうに使います。

エモい写真・チルい写真ってどんな写真?

インスタ映え・SNS映えという言葉が流行る一方で、「インスタ疲れ」「SNS疲れ」という言葉も登場してきています。そのことからわかる通り、フォトジェニックなスポットを探したり、時間をかけて写真を加工したりするのに、「飽きてきた」「疲れてきた」という人が増えてきています。

その反動として「エモい」「チルい」という文化が徐々に浸透してきているのかもしれません。「インスタ映え」「エモい」「チルい」の各イメージは以下のような感じでしょうか。

・インスタ映えのイメージ:「カラフル」「高級感・ラグジュアリー」「稀少」「非日常」
・エモいのイメージ:「セピア・モノクロ」「レトロ」「古風」
・チルいのイメージ:「日常」「飾らない」「落ち着いた」
注)感じ方には個人差があります。

エモいのイメージ

チルいのイメージ

それぞれのイメージからわかる通り、「カラフル→落ち着いたトーン」「動的→静的」というようなニーズの変化が見て取れます。

インスタやFacebookで「いいね!」をもらえる条件は?

インスタでいいねがもらえる3つのポイント

SNSで「いいね!」「シェア」をしてもらえる条件について考えてみましょう。人の共感を得やすい投稿の傾向をいくつか挙げてみました。

・きれいな写真
インスタグラムは特に写真を楽しむSNSです。写真のよしあしでいいね!の数が決まるといっても過言ではありません。きれいな写真といっても何を被写体にするかにもよりますが、初心者でも「いいね!」を集めやすいのは人を選ばない風景写真がおすすめです。

・ポジティブ
前向きな投稿は当然、好まれる傾向にあります。逆に自虐的な内容だと、「いいね!」がつかないどころかフォロワー減にもつながりかねないので気をつけましょう。

・写真のトーンや内容に統一感を持たせる
アカウントのホーム画面を見た時に、統一感があると「いいね!」がもらいやすい傾向にあります。また、なんでもかんでも載せるのではなく、写真のジャンルをある程度絞るのも効果的(動物なら動物、景色なら景色など)。「いろいろなフィルターを使い過ぎない」「投稿する写真のジャンルを増やし過ぎない」というのがポイントです。

インスタ映えに向いているカメラって?

インスタにおすすめのカメラって?

SNSの投稿に向いているカメラとして真っ先に挙げられるのがスマホカメラでしょう。常に持ち歩いていますし、ネット接続さえしていればSNSとの相性もばっちり。スマホに搭載されているカメラの質は年々向上しており、デジカメと同等レベルの写真が撮れるものも増えています。iPhoneXのカメラなんかは目を見張る性能で、これ1台あれば十分にいい写真が撮れてしまいます。また、スマホカメラのいいところは、アプリを使って写真編集・加工がしやすい点にもあります。「写真編集 アプリ」と検索すれば、たくさんの写真加工アプリが出てきますよね。

それではスマホカメラ以外のカメラについてメリット・デメリットを考えてみましょう。

・一眼レフ、ミラーレス一眼
一眼レフ・ミラーレフ一眼の魅力は、なんといってもその画質のよさ。ズームやピント・明るさ調節などの機能に優れ、状況に合った写真を撮ることができます。よくSNSの投稿で見られるような「手前にピントを合わせて、背景をぼかす」手法も一眼レフを使えば簡単にできます。ただ一方で、持ち歩くのが面倒だったり、両手で構えないといけなかったりするので、手軽さという面ではすこしほかのカメラよりも劣ります。

・アクションカメラ
防水や防塵機能を備えているアクションカメラも最近人気です。Goproに代表されるアクションカメラは、海・山・川など撮影場所を選ばず、スポーツシーンで活躍します。写真撮影というよりは動画撮影に向いているので、アウトドア好きの方はぜひ1台は持っておきたいカメラではないでしょうか。

・360度カメラ
この記事で特にご紹介したいのが「360度カメラ」。SNS市場が成熟期に入り、「人と違う写真がなかなか撮れない」という方に特におすすめです。360度カメラは周辺全体を撮影できるカメラで、誰でも簡単に個性的な写真を撮ることができます。また、画角が広いため、加工・編集の余地も大きく、やり方次第でとてもおもしろい写真を作り上げることもできますよ。

カメラの種類ごとのメリット・デメリット

THETAがSNSの投稿におすすめの理由|THETA だったらこんな写真が撮れる

先にご紹介した360度カメラのなかでも、一番におすすめしたいのが「THETAシリーズ」。360度カメラのパイオニア的存在で、「カメラにはあまり詳しくない」「写真を手軽に楽しみたい」などという方に向いています。使い方は簡単で、専用アプリを使えば撮影・加工・投稿を一度におこなうことができます。「人とは違う写真を撮りたい」「写真の加工・編集が好き」という方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?

THETAのインスタグラム公式アカウントもありますので、そこでもどんな写真が撮れるのかを確認できますよ。以下に、その一部をご紹介しておきます。


THETAでインスタ映え・SNS映え写真を撮影する時ポイント

さて、THETAでの撮影のコツは通常のカメラとはすこし異なります。続いては、THETAでいい写真を撮る時のポイントをご紹介したいと思います。

THETA撮影時の基本ポイント

基本のポイントは大きく3つ。

・空間の中央で撮影する
・カメラは水平に
・THETAの前面・後面を意識する

THETA撮影の基本ポイント

空間全体を撮影できるからこそ、どのような位置でカメラを構えるかが大切になってきます。高さ・周囲ともに中心を意識して、カメラを水平に構えて撮るのがポイント。また、THETAには裏表があるので、撮りたいものに表面を向けるのも大切。Wi-Fiランプやシャッターボタンのある側が裏面になります。

スマホに取り込んだ時には、表レンズから撮った画角が最初に表示されます。加工の手間を省くという意味でも、表裏を意識するといいと思います。

さらに個性的な写真を撮る時のコツ

さらに個性的・特徴的な写真を撮るポイントは以下の2点。

・カメラの高さレベルと被写体との距離を変えてみる
・三脚を使ってセルフタイマーで撮影する

アングルによってTHETAで撮れる写真は大きく異なる

先ほどの基本ポイントのところで「カメラは空間の中央にそえる」といいましたが、あえてカメラの位置を低くしたり、高くしたりするのも上級テクニックのひとつ。高さがが変わるだけで、印象が大きく違ってくるのでいろいろと試してみるといいと思います。また、三脚を使ったセルフタイマー撮影ができるようになれば、撮れる写真の幅がさらに広がります。

THETAでの撮影はアクセサリーが必須

THETA単体でももちろん撮影は可能です。ただし、別売りのアクセサリーを使って撮影をおこなえば、よりいい写真を撮れるので、個人的にはアクセサリー必須だと感じています。

自撮り棒は必須アイテム!手映り防止の味方

360度カメラの撮影を楽しむなら、自撮り棒は必須です。カメラを手持ちで撮影すると手が映ってしまいます。そこで自撮り棒を使うと手映りを防ぐことができ、アングルも自在に変えることができるのでおすすめです。

三脚もあると便利!三脚があれば遠隔撮影ができる

定点で撮影したいなら三脚も重要なアイテムになります。三脚を用いれば、自分自身を写したくない時にも便利ですし、星空撮影なんかもできてしまいます。自撮り棒と三脚がセットになった商品も多く売られているので自撮り棒とあわせてゲットしましょう。
参考:360度カメラ・THETAにぴったりの三脚「Smartree」をわかりやすくレビュー

マリンスポーツが好きならハウジングもおすすめ!

シュノーケリングやダイビングが好きならハウジングもいいですよ。価格が2万円前後とちょっと高いのがネックですが、ハウジングがあれば水中撮影もおてのもの。「マリンスポーツが好き」「沖縄やハワイ旅行によく行く」という方は、検討の価値ありです。
参考:海中のあの光景を360度写真に収めたい!海中で撮影可能な360度カメラ&防水ハウジングケースの組み合わせは?

専用アプリ「theta+」を使えば写真の加工・編集も簡単

THETAで写真を撮ったら、専用アプリ「THETA+」で加工・編集をおこないましょう。

5つのビューを選ぶ

「THETA+」での写真加工では、以下の5つのビュー形式から写真構成を選ぶことができます。

・ミラーボール
・リトルプラネット
・2画面
・フラット
・ストレート

360度写真のよさを活かすなら、「ミラーボール」か「リトルプラネット」がおすすめです。

THETA+ ビュー

アニメーションを使って写真を動画にする

THETA+の機能「アニメーション」を使えば、写真を動画に編集することだって可能です。ちなみに、インスタグラムでは、残念ながら360度写真をそのままアップロードすることはできません。そのため、THETAで撮影した写真を投稿するには、先ほどのビュー選択をして平面写真に加工するか、アニメーションを入れて写真を動画にするか、どちらかの作業が必要になります。

アニメーションは、全部で9種類のパターンが用意されており、シーンに合ったものを選ぶことで写真の魅力を最大限引き出すことができます。また、カスタムを選べば、自分でアニメーションの動きを決めることも可能です。以下の記事ではその全9種類のアニメーションの動きを比較していますので、あわせてご覧になってみてください。

THETA+ アニメーション
参考:【360度カメラ・THETA】専用アプリ「THETA+」のアニメーション 全9種類を比較してみる

フィルター・スタンプを駆使して写真を飾る

THETAで撮った写真をさらに魅力的にするために、フィルターとスタンプを活用するのもいいですよ。スタンプにはTHETAオリジナルのものも多いので、個性を出すのにぴったりです。

THETA+なら写真の加工が楽々

THETA+のフィルターを使えば、「エモい」写真に加工することだってできます。10種類のフィルターが用意されており、おすすめは「Orion」か「Pavo」。「エモい」写真の特徴は、光が明るく、コントラストの低い淡い写真であることです。この2つは、それらがきれいに表現されています。写真によってさらに自分でコントラストを下げたり、明瞭度を上げたりして微調整しましょう。

THETA+のおすすめフィルター

360度写真の撮り方が学べるインスタグラムアカウント

最後に360度カメラの撮影について、参考になるインスタグラムアカウントを紹介しておきます。

Bart Achilles (@flabig)

Bart Achilles (@flabig)

Bart Achillesさんは360度写真の撮影を得意とするドイツ人アーティスト。とても独創的な世界観のある写真が並び、ついつい見入ってしまいます。アングルのつけ方がとても上手なので、参考にしてみてください。
https://www.instagram.com/flabig/

kmara360

kmara360

こちらは、スペインにある企業「Kmara360」のアカウント。VRを使ったバーチャルツアーや360度カメラでの撮影を主におこなっている会社です。「Kmara360」のアカウントでは、何枚かの写真をつなぎ合わせて1つの作品を表現する、おもしろい投稿もされています。言葉では伝わらないので、実際にアカウントをのぞいてみるといいですよ。
https://www.instagram.com/kmara360/

sujitchachad

sujitchachad

こちらは日本在住の外国人の方のアカウント。フィルターの使い方がきれいで、「インスタ映え写真を撮りたい」という方の参考になると思います。
https://www.instagram.com/sujitchachad/

まとめ|360度カメラ「THETA」で撮った写真をインスタに投稿しよう!

THETAの魅力がおわかりいただけたでしょうか。360度カメラならスマホカメラや一眼レフでは撮れないような写真を、誰でも撮ることができてしまいます。また、360度写真は加工の余地が大きく、やり方によっても写真の印象は大きく違ってきます。いろいろと考えながら、アプリで写真編集をする作業も楽しいもの。THETAとともに有意義なSNSライフを送ってみてはいかがでしょうか。

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