アウトドアとの相性も抜群!キャンプに360度カメラを持って出かけよう

筆者:阿久津 碧

梅雨が明けると夏も本番ですが、夏と言えばキャンプなどのアウトドアアクティビティが楽しい季節です。この記事ではキャンプにピッタリな360度カメラの魅力や、オススメの使用例などをご紹介します。360度カメラを使えば、大自然の壮大さも、その中で楽しむ人たちの姿も余すところなく記録に残すことができます。この夏、キャンプに出かけることでしか味わえない貴重な体験や思い出も、360度カメラでまるごと記録してみてはいかがですか?

キャンプにピッタリな360度カメラ

360度カメラとはその名の通り、撮影シーンを360度まるごと撮影することができるカメラです。一眼レフやデジカメなどの通常のカメラとは異なり、その場の景色を全方位撮影することができるので、キャンプなどのアウトドアにはもってこいのカメラと言えるでしょう。

キャンプに行くにはテントや食事のための道具を始め、多くの荷物が必要になります。その中に記録用としてカメラを持っていく場合、できるだけ荷物にならないよう、最低限の装備に抑えたいという人もいるでしょう。そんな人にも360度カメラはピッタリです。

360度カメラで有名な、リコーが販売するTHETAシリーズを例に挙げると、カメラの重さは平均して大体100グラム前後です。三脚や自撮り棒などのカメラアクセサリーを持ったとしても総重量は一眼レフなどとは比べ物になりません。

手軽に持ち運べるという点も魅力ですが、撮影の簡単さも注目するべきポイントです。THETAはワンショットで360度画像を撮影できますし、スマートフォンと連携して基本アプリを使うことで、すぐに撮影したデータを確認することができます。THETA Vや、最近発売されたばかりのTHETA Z1は長時間の動画撮影にも対応しているので、静止画だけではなくキャンプ場での様子を動画でも高画質で記録可能です。

THETA本体には防水性能が備わっていないのですが、専用の防水ケースを使えば水辺での撮影も可能になります。川下りや魚釣りなど、水辺でのアクティビティの様子も撮影できるのがいいですね。

通常のカメラとは違い、どのシーンをどんな風に切り取るかなどのアングルをいちいち考えずに気軽に撮影ができるので、貴重な瞬間も撮り逃すことはありません。少しでもいいなと思ったシーンがあれば、どんどん撮影してみてください。

THETAは、専用の基本アプリを使うことで撮影した360度画像を、すぐにSNSに投稿することもできます。静止画・動画のどちらも簡単に編集を行えるので、キャンプ場での思い出をすぐに共有できるのも魅力です。

THETAで撮影したデータはVRで閲覧したり、気に入ったアングルを切り取ったりすることもできるので、何かと荷物がかさばるキャンプでもこの一台があれば様々な楽しみ方を味わうことができます。

あると便利なカメラアクセサリー

キャンプ場で360度カメラを使用するときに、あると便利なアクセサリーがいくつかあります。カメラ自体が非常に携帯性の高いものなので、アクセサリーもかさばらないものが多いです。より多くの撮影バリエーションを楽しむためにも、気になったものがあればぜひチェックしてみてください。

・ケース

先述したような防水ケースもあると便利なアイテムですが、360度カメラを守るためには普段からソフトケースやハードケースに収納しておくのが安心です。市場に出ている多くの360度カメラは、残念ながら防水・防塵機能が備わっていません。

長く利用することを考えならば、普段からカメラを守るための対策をとっておくといいでしょう。特にキャンプなどのアウトドアでカメラを使用するとなると、その点は入念に対策しておくのが望ましいです。

・ストラップ

首から下げられるようにストラップがあると便利です。ケースなどにしまった状態でもストラップをつけられるものもあるので、ケースと合わせて一つ持っておくといいでしょう。どんなシーンでもさっと出して撮影できるようにしておくのがベストです。

・モバイルバッテリー

例に挙げたTHETAは内蔵バッテリーのため、たくさん使った場合には途中で充電が切れてしまう可能性もあります。せっかく撮りたいシーンがあるのに充電切れで動かないということがないように、モバイルバッテリーを持ち歩くことをオススメします。

・三脚

景色だけを撮りたい場合や、夜景などを撮影する場合には三脚があると非常に便利です。THETAなど多くの360度カメラは、カメラ本体だけで撮影することも可能ですが、撮影者自身や撮影者の腕が入り込んでしまうことも多いので、それを避けたい場合には三脚などのアクセサリーが必要になります。夕方や夜といった光量の少ない場所でも三脚は役立ちます。THETAの撮影機能の中にはマニュアルもあるので、自身で長時間露光などの設定を行い、三脚を使って美しい画像を撮影することもできます。

・自撮り棒

自撮り棒は三脚と合わせて持ちたいアイテムの一つです。自撮り棒は撮影者や周りにいる人物を映り込ませたいときに活躍します。森の中やテントの中、川の近くで躍動感のある写真や動画を撮影できますし、集合写真などの、集団で思い出を残すのにも便利なアイテムですね。

どんなシーンを撮影する?

キャンプで撮影したいと思うシーンにはどんなものがあるでしょうか。最後に360度カメラでぜひとも撮りたいキャンプでのシーンを考えていきたいと思います。

ロケーションの撮影

ロケーションの撮影は欠かせない撮影シーンの一つだと思います。自然の中でしか撮れないダイナミックなシーンや、心揺さぶる美しい情景をぜひ360度カメラで記録に残してみてください。朝日のきらめきや夕暮れの美しいグラデーション、満天の星空。

そういった、その場所でしか見ることのできない風景を余すところなく写真や動画に残すことができるのが360度カメラです。帰宅した後もその景色を見て思い出に浸ったり、癒されたりすることで、何度も旅を振り返ることができます。

テントの撮影

テントの撮影にも360度カメラは向いています。テントを組み立てる様子やテントの中の様子など、苦労した思い出も、何かを達成した喜びも360度カメラで記録してみてはどうでしょうか。写真とともに思い出せる感情も記録することができるかもしれません。

アクティビティの撮影

キャンプでは様々なアクティビティを体験すると思います。火おこしや炊き出し、魚釣りや川下り、あるいは森の探検など。何を経験したか、どんなことが楽しかったかを360度画像で記録することで、キャンプ後もその画像を見て楽しむことができるでしょう。アクティビティの動画をVRで閲覧したら、その時のワクワク感を思い出すことができそうですよね。

集合写真の撮影

大勢で体験したキャンプだった場合、集合写真の撮影は絶対に欠かせません。家族や友達、恋人、同僚など、誰と行ったかを記録することは大切です。撮影したデータは他の人と共有することができるので、Googleフォトなどでアルバムを作って共有したら、相手も喜んでくれるかもしれません。時間が経ってから見ても楽しめる写真が、360度カメラならばたくさん撮れると思います。

終わりに

キャンプなどのアクティビティに持っていくのであれば、今回例に挙げたTHETAシリーズはとてもオススメです。値段も比較的購入しやすい価格帯ですし、携帯性や操作性もばっちりです。あると便利なアクセサリーでご紹介したアイテムも、THETA専用のものが発売されているので、気になる人は一式揃えてみてもいいかもしれませんね。

Like@Wrap
Follow@Wrap

スポンサーリンク