大切な思い出を全天球画像で残そう。結婚式と360度カメラ
一生に一度の結婚式は、新郎新婦の二人にとっても、周りにいる大切な人にとってもかけがえのない時間になります。そんな二度と訪れない尊い空間を後からでも楽しめるように、全天球カメラで結婚式を記録してみませんか?全天球カメラで撮影するメリットや楽しみ方をおさえて、より素敵な式にしてみてください。
本記事の内容
結婚式と全天球カメラは相性抜群
沢山の人が一度に集まる結婚式において、全天球カメラは大いに活躍してくれます。結婚式の主役は新郎新婦ですが、それ以外の写真もできれば沢山残したいですよね。そんなとき、普通のカメラだと構図に悩んだり、撮りたい構図が入りきらなかったりするということもあります。
しかし全天球カメラであれば、ワンショットで360度の画像を撮ることができるので、空間全てを丸ごと記録することができます。カメラ操作に馴染みがない方や、構図選びに自信がないという方でも簡単に扱うことができるので、カメラ初心者からマニアまで、幅広く使いこなせるのが魅力です。
一般的な写真はプロのカメラマンに任せて、全天球画像の撮影に専念するというのもいいかもしれません。その場にいる人全員の笑顔を撮り逃さない全天球カメラで、結婚式を一層盛り上げましょう。
結婚式に全天球カメラを導入するメリット
全天球カメラを結婚式で使うメリットは色々とありますが、大まかに幾つか上げていきます。全天球カメラの強みをしっかりと理解して、当日は大活躍させてください。
撮影者本人も入り込める
これまでの写真では自撮り棒などを使わない限り、撮影する人を順番に交代して、全員が写真に写るようにしていました。しかし自撮り棒などでも入りきる人数に限界がありますし、場所によっては写りそびれた人が出るかもしれません。
式場のスタッフに撮影してもらうという手もありますが、その場にいる人がある程度移動する必要があります。対して全天球カメラの場合、その場にいたままでも全員が写真に入れますし、撮影者も自然に写真の中に写ります。結婚式のように大勢の人が集まる場所でもスムーズに写真撮影が行えるので、時間もとりません。
乾杯の記念撮影にも最適
結婚式の最中に訪れるシャッターチャンスは幾つか存在しますが、乾杯のタイミングもその一つでしょう。やはりこの場合も通常は写真を撮る構図に難儀するところですが、全天球カメラであれば全く問題ありません。
撮影がとにかく簡単
カメラに馴染みがないという人でも全天球カメラは簡単に扱うことができます。スマートフォンと連携する機種の場合、普通に携帯の写真を撮るような感覚で撮影できるので、初心者の方でも安心です。
様々なデザインで楽しめる
全天球カメラには編集の楽しみもあります。専用のアプリなどを使えば出先でも簡単に写真の角度や色味を変えることができるので、すぐに写真を共有したいときでもスピーディーに対応できます。
SNSなどで見かける「リトルプラネット」や「レクトリニア」、「パノラマ」など、写真によって見えかたを変えるのも面白いですよ。一枚の写真から、これだけ多彩な楽しみ方ができるというのは全天球カメラだからこそかもしれません。
動画撮影にも対応
全天球カメラの多くは動画撮影にも対応しているので、360度の静止画だけではなく動画も残すことができます。一台のカメラで素早く設定を切り替えることができるので、シーンによって臨機応変に撮り方を変えてみましょう。
結婚式中に撮った全天球動画と静止画を組み合わせたオリジナルムービーを、二次会や後日別の場所などで共有するというのも面白そうですね。最近はGoogleフォトなどの、別のアプリでもこういった動画を自動作成してくれるので、編集作業が苦手な人でも簡単にオリジナルムービーが作れてしまいます。
その場ですぐに転送できる
全天球カメラで撮影したデータは、スマートフォンなどに転送することですぐに共有することができます。LINEのアルバムやGoogleフォトの共有機能を使えば、希望者に一括でデータを送れます。スマートフォンで撮影した写真を共有するのと同じような感覚で行えるので、面倒なところもありません。
小さいカバンにも入る
普通結婚式で男性は手ぶら、女性は小さなポーチやバッグを持つのが一般的だと思いますが、いずれにしても持ち運べる荷物の量には限りがあると思います。なるべくなら余計な荷物や大きな一眼レフカメラは避けたいところですが、全天球カメラはコンパクトなものが多いので、場所をとりません。スマートフォンよりも小型のものが多く展開されているので、バッグやポケットに入れて、撮影の際にさっと取り出すことができます。
VRという楽しみ方
全天球カメラで撮影したデータは、VRヘッドセットを使って「体験」することも可能です。新郎新婦にとっても家族にとっても友人にとっても、そういった形で思い出が残るのはとても嬉しいことだと思います。
結婚記念日や子どもが成長したとき、何かのタイミングなどで見返したら、思わず涙腺が緩みそうですよね。
オススメ全天球カメラはリコーTHETA
全天球カメラと一口に言っても、今は様々な企業が多種多様なブランドを取り扱っています。その中でも私がオススメなのは、リコーが販売している「THETA」です。日本製という安心感もそうですが、THETAは結婚式という撮影環境にとにかく向いています。
コンパクトでスタイリッシュなデザインは場所をとりませんし、フォーマルな場所でも悪目立ちしません。それでいて周りの人が思わず「それ何?」と聞きたくなるような魅力的なフォルムは、結婚式という晴れの舞台に花を添えてくれること間違いなしです。
また、THETAはSDカードなどの外部メモリではなく、内部容量に依存している機種です。メモリーカードを外してパソコンを経由しながら写真を転送したり、無線転送ができる代わりに数千円するFlash Airを買い足したりする必要もありません。一台で完結する上に、ローエンドモデルであれば安価で手に入ります。家電量販店などですぐに実機が触れますし、全天球カメラ初心者の人の入門モデルとしては最適なのではないでしょうか。
レンタルという選択肢も
新郎新婦も参加者も全天球カメラを持っていない。だけど結婚式では360度画像を撮影したいという場合は、レンタルという選択肢もあります。最近は家電などをレンタルできるサービスが増えてきており、その中には全天球カメラのレンタルも含まれています。
三泊四日など、短い期間からでも貸し出しが可能となっているので、費用を安く済ませたいという人にもオススメです。何人かで協力してレンタルすれば、一人当たりの負担額も格段に安くなるので、サプライズや余興に検討してみるのもいいのではないでしょうか。
結婚式や二次会で全天球カメラを利用して、気に入ったからその後自分で購入したというケースもあると思います。安い買い物ではないので、まずは試しにレンタルという感覚でもいいかもしれませんね。
当サイトでも過去に、全天球カメラをレンタルできるサービス「レンティオ」についてご紹介している記事があります。良かったらそちらもご覧ください。
「「Rentio(レンティオ)」で360度カメラをレンタルしよう – Wrap」
終わりに
撮り逃しのない全天球カメラは撮影者も参加者も全員が楽しめる万能のカメラです。日常使いでも活躍してくれますが、結婚式のような晴れ舞台では特に重宝される印象があります。もちろん他の場所でも沢山活躍の機会がありますから、イベントが好き、アクティブな性格、写真が趣味、全天球画像に興味があるという人は、是非一台全天球カメラを購入してみてください。きっとその楽しさや可能性の広さに、虜になるはずです。
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