バイクに乗る人必見。ウェアラブル360度カメラの意外な使い方

筆者:阿久津 碧

最近では安全のため、車にドライブレコーダーを搭載する人も増えてきています。各自治体や警察などもドライブレコーダーを搭載するよう呼びかけを行っていますが、それは車だけではなくバイクも対象です。そこで今回ご紹介したいのが、ウェアラブル360度カメラをドライブレコーダーとして使うという方法です。万が一の事故が起こる前にしっかり対策を立てておきましょう。

全方位を撮影できる

360度カメラをドライブレコーダーとして利用する際のメリットとして、360度全方位をくまなく撮影できるということが挙げられます。これは360度カメラ最大の特長でもありますし、万が一運転中にトラブルがあった場合も、その様子をまるごと撮影できていれば後々役立つことがあるかもしれません。

通常のドライブレコーダーとは違い、360度カメラは撮影視野に死角がないため、様々な角度からのトラブルを記録することができます。相手の不注意でトラブルに巻き込まれた場合などはそれを証明するために映像を利用することができます。自分の身の安全を確保するだけではなく、トラブルが起こった際に有用な証拠として提出できるところも重要です。

ツーリングの記録にも利用できる

運転中のトラブルを録画するだけでなく、単純に旅の記録としても360度カメラは利用することができます。人によっては山中や海岸沿いなど、景色のいい場所を走る際に、この景色を記録にも残しておきたいと思うことがあるかもしれません。360度カメラを身につけておけば、バイクで景色のいい場所を走る爽快感とともに、その美しい景色を記録に残すことが可能です。

操作性に優れた360度カメラや防水性能、防塵性能の高いものも販売されているので、そういったものを使えば運転中でも気軽に撮影が行えますし、多少の雨や塵なども気にすることはありません。

記録したデータは一枚の写真のように気に入った部分だけを切り取ることができますし、SNSなどへの共有も可能です。ツーリングの後に家族や恋人、バイク仲間同士で思い出を共有することも簡単です。安全面で360度カメラを利用するだけにとどまらず、思い出の記録という面でも360度カメラは大いに役立ちます。

カメラを選ぶ際の注意点

ツーリングの際に使用する360度カメラを選ぶときに注意する点は、以下の5つです。

1.操作性

運転中にカメラをいじるのは大変危険です。そのため運転を妨げない、操作性に優れたカメラを選ぶようにしましょう。ものによっては声で操作することができるカメラや、手首に装着できるコントローラーが別売りされているものもあるので、そういったものを選んで、撮影を行いながらも安全運転を心がけましょう。

2.撮影可能時間

どれくらい走るのかは人によって異なりますが、撮影可能時間が長いものを選ぶのがオススメです。ドライブレコーダーとして360度カメラを利用する場合には運転中ずっと撮影を行わなければいけません。その場合は連続撮影可能時間の長いものを選び、途中で電源が切れてしまわないよう、バッテリーの持ちなども見ておきましょう。休憩場所でこまめに充電を行ったり、データを別の端末に移行したりするなど、途中で撮影ができなくならないように注意してください。

3.画質

撮影したデータは綺麗であるほどいいでしょう。特にドライブレコーダーとして利用するのであれば、不鮮明な映像は証拠として弱くなってしまいます。多くの360度カメラは安定した画質ではありますが、その中でも上記の点に加えて画質がいいものを選ぶといいでしょう。思い出などを振り返る際には大きい画面で見ることもあるかもしれません。そのときにも綺麗に映し出せるよう、画質にもこだわることをオススメします。

4.手ぶれ補正機能

運転中は道によって大きく揺れることがあると思います。そんなときでもちゃんと映像を録画できるよう、手ぶれ補正機能がついているものを選ぶといいでしょう。せっかく画質にこだわったのに映像がぶれてしまってはもったいないです。最近では手ぶれ補正機能が優秀なカメラも発売されているので、そういったものを選ぶのがオススメです。

5.防水、防塵

運転中、急な雨に見舞われることがあるかもしれません。また運転中、砂やホコリを多く受けるシーンがないとも言い切れません。そのためカメラには防水、防塵性能が備わっていると安心です。現在発売されている多くのカメラにはそういった機能がついていないものも多く、別売りでケースなどを利用しなければいけない場合もあります。

オススメのウェアラブル360度カメラ

ここではオススメのウェアラブル360度カメラをご紹介していきます。

GoPro Fusion

アクションカメラで有名なGoProですが、2018年に360度カメラの発売を開始しました。それがこの「GoPro Fusion」ですが、360度カメラには珍しい防水・防塵性能が本体に備わっているのが魅力です。5.2Kという高画質なビデオ撮影が行える他、操作性にも優れているのでドライブレコーダーとして使うには十分な性能と言えるでしょう。さらには手ぶれ補正機能も搭載されているので、運転中の揺れにも対応できます。市販のアクセサリーを用いてリュックなどにつければウェアラブル化が可能です。

Nikon Keymission360

カメラ市場の大手Nikonが販売する360度アクションカメラです。防水性や耐水性、防塵に特化した丈夫な作りが特長で、4Kの高画質で動画を撮影することもできます。過酷な使用環境でもある程度対応できるので、季節を問わず使用することが可能です。公式からチェストマウントなど、ウェアラブル化するためのアクセアリーが販売されているので、身体に装着すれば邪魔になることもありません。

Canon LINKFLOW FITT360 SECURITY

2019年10月に発売予定の、首にかけて撮影が行えるウェアラブル360度カメラです。使用する人の背後を含む360度全方位を撮影することができるので、ドライブレコーダーとして周囲の状況をしっかり記録することができます。首という動きの少ない部位に装着することにより、ブレの少ない映像が撮影できます。防水・防塵機能も備わっているのでツーリング中の使用も可能です。ただしこのカメラは業務用で販売される予定のため、一般の方向けに販売されるかどうかがわかっていません。

ご紹介したものは身体の近くにつけられるカメラですが、バイク本体にアクセサリーを用いてカメラを設置するという方法もあります。そのような場合はより多くの360度カメラを使用することができるでしょう。国産で日本のシェアも高いリコーのTHETAや海外で多くシェアされているInsta360など、使い勝手が良く、動画にも特化した機種がたくさんあります。当サイトではTHETAについての記事を多く掲載しているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

VRで鑑賞する楽しみ方も

撮影したデータはVRで楽しむこともできます。天候や体調によりツーリングに行けないときや、ツーリングのオフシーズンなどは撮りためたデータをVRで鑑賞して、バイクに乗っているときの爽快感を味わいましょう。

VRで鑑賞するためには、VRに対応した360度カメラを使用しなければいけません。また鑑賞用のVRヘッドセットも必要になります。逆に言えば、それさえ揃えば簡単に自分が撮影した映像でVRを楽しむことができるので、試してみたいという方はぜひ購入を検討してみてください。

終わりに

360度カメラをドライブレコーダーとして使用すれば、トラブルの際の状況証拠になるだけではなく、旅の思い出を記録することもできます。3時間も4時間も連続で撮影できるカメラはなかなかないので、運転の休憩がてらカメラをチェックして充電を行ったり、データの移行を行ったりするようにしましょう。運転中のカメラ操作には十分に気をつけて、安全運転を心がけてください。

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