360度カメラTHETA専用に設計された自撮り棒がまもなくリコーから発売に!
このほど8月9日に360度カメラTHETA専用の自撮り棒の発売が発表になりました。この記事では、商品の紹介とTHETAで自撮り棒を使うと良い理由をお伝えします。
本記事の内容
THETA専用自撮り棒の発売決定!
「RICOH THETA」シリーズ用に専用設計した自撮り棒「RICOH THETA Stick TM-2」および「RICOH THETA Stick TM-3」が、8月9日に発売されます。(株)リコーのプレスリリースで発表になりました。
360度カメラTHETAの撮影で自撮り棒や三脚を使用する理由は?
カメラの画角で言うと360度の最大広角の中で、私たちは生活をしています。私たちの目線からTHETAでシャッターをきれば、日常的な風景を記録として残せることは想定の範囲です。
そこを超えたTHETAユーザーの多くの方が気づくのが、THETAで撮る360度画像・動画の面白さです。撮影する機会が増えるほど、どんな画像が撮れるのかを想像しながら、レンズの位置を高くしたり低くしたり。人の目の届かない場所を撮影するなど、新しいことを試みることもでてくるようになります。
THETAで撮る360度画像・動画の面白さを追求してみる
地面により近くフキノトウを撮影
筆者のチャレンジしたSNS投稿画像から。人の目とは違った高さから360度で撮影してみると、何か発見があるものです。
今度こそ360度対応で投稿。リコーthetaで撮影。セルカ棒がうつてるのはご愛嬌で。。。フキノトウの群生その2
遠藤 美華さんの投稿 2019年4月22日月曜日
人の目線の高さではないところから見える景色は、日常の何気ない風景も、ひと味もふた味も違ったものになります。誰も見たことのない景色がそこにはあるかもしれません。
THETAに高さを持たせるときは自撮り棒、場合によっては三脚を使用します。それともう一つ。THETA本体を手で持って撮影すると、間違いなく撮影者の指が写り込みますので、それを避けたい場合も自撮り棒や三脚を使います。
手でTHETA本体を持って撮影
360度カメラthetaで撮影テスト。
遠藤 美華さんの投稿 2019年5月23日木曜日
THETAを手に持って撮影すると、面白い塩梅で手がうつりこんでいます。意識して撮影している場合はもちろん良いのですが。
THETAに自撮り棒をつけて撮影する
ここからは自撮り棒や三脚の使い方について、THETAユーザーが公開しているWEB記事を紹介します。
WEBサイト:【結論】タイ一択。
このサイトの運営者は「自撮り棒を使って人の目では見るのが不可能な場所から撮影をする」として、池に自撮り棒をせり出し、浮遊感のある位置から、THETAを逆さまに構えて池の鯉を撮影しています。
水面ギリギリの迫力ある360度画像が撮れています。「どんな角度で撮影してもTHETAは天地がキープされるので面白い」とレポートしています。
WEBサイト:本WEBサイトの記事から
はじめてTHETAを手にした時の筆者が、自撮り棒をとりつけてTHETAで撮影した東京タワー周辺の360度画像を公開しています。
カメラを取り付けて頭でっかちになる自撮り棒のパイプ部分が、不安定でゆらゆらたわむのはどうしても否めない印象でした。
自撮り棒があるとTHETAで撮影する360度画像・動画のイメージの幅が広がることは間違いありません。
8月に発売になるTHETA専用の自撮り棒2種
THETAの製造販売を手がけている(株)リコーから、2019年8月9日「RICOH THETA」シリーズ用に専用設計された自撮り棒「RICOH THETA Stick TM-2」 および「RICOH THETA Stick TM-3」が発売されることが発表になりました。
撮影用途に応じて選択ができるよう、ロングタイプと小型軽量のショートタイプの2種類が揃いました。
リコーのプレスリリースから
◆ 製品名 : RICOH THETA Stick TM-2 RICOH THETA Stick TM-3
◆ 発売日 : 2019 年 8 月 9 日
◆ 価 格 : オープン
◆ 対応機種 : RICOH THETA シリーズ全機種
以下は、7月26日発表の(株)リコーのプレスリリースからの引用です。
【共通の特長】
・THETA 本体と手の距離が空くことで、指が大きく写り込まない 360°画像を撮影することが可能
・ベルボン株式会社が開発したロック機構を採用し、細身ながら最大伸長時でもたわみが少なく、 THETA を安定した状態で使用することが可能
・マットブラックカラーを採用した握りやすいラバータイプのグリップを採用【RICOH THETA Stick TM-2 の特長】
・5 段タイプで約 83cm まで伸長でき、旅行やイベント、風景撮影など幅広い撮影シーンに対応 ・雲台自体の写り込みが無い専用設計のティルト式雲台を採用
出典:7月26日発表の(株)リコーのプレスリリース
THETA専用自撮り棒の3つの特徴
特徴1:指、雲台、自撮り棒のパイプ部分の映り込みがなくなる
RICOH THETAシリーズ用に設計した自撮り棒です。THETA本体と手の距離が空くことで、指が大きく写り込まない360°画像を撮影することができます。
THETA専用設計の傾斜調節が可能なティルト式雲台(カメラ設置台)は、それ自体の写り込みがありません。ティルト式雲台(カメラ設置台)をつけずに使用した場合は、自撮り棒のパイプ部分の写り込みを最小限に抑えての撮影が可能です。
逆に、パイプ部分に対して角度をつけて撮影をすれば、被写体をレンズ正面でとらえるような撮影も可能になります。
特徴2:THETA本体の三脚ネジの摩耗を抑制するためにダイヤルを採用
THETA Z1以前のシリーズでは、本体底部の三脚ネジ部分が弱く、アタッチメントの取り外しを頻回にすることに不安を感じることもありました。
今回販売される専用自撮り棒は、THETAの三脚ネジ穴の摩耗を抑制するためのダイヤルを搭載しています。
さらに、日本有数の三脚メーカーであるベルボン株式会社が開発したロック機構を採用し、細身のデザインながら最大伸長時でもたわみが少ないのが特徴です。
自撮り棒を取り付けてもTHETAを安定した状態で使用することができます。
特徴3:持ちやすいグリップ部 ブラック塗装で高級感ある外観
握りやすいラバータイプのグリップ部にはマットブラックカラーを採用。アルミ合金製のパイプ部もブラック塗装を施した、目立ちにくく高級感のある外観になっています。
スティックTM-2とスティックTM-3の使い勝手は?
RICOH THETA スティックTM-2
最長伸長時は約83cm 。高さをだして撮影すれば、旅行やイベントでの撮影や周りの風景を撮影する時など幅広い場面で利用できます。
RICOH THETA スティックTM-3
最長伸長時は約42cm 。自撮りやレジャー で、主に人物を中心に撮影するのに使いやすい設計です。最短縮長時は約18cmと小型で、ミニ三脚などと組み合わせて卓上で撮影をするときにも使いやすく便利な設計です。カメラ台の写り込みがなく、 小型軽量で手軽に持ち運ぶことができます。
まとめ
8月9日に発売になるTHETA専用自撮り棒は、THETAユーザーの声とTHETAの使用感を大切にした設計となっています。
これから自撮り棒の購入を考えているのであれば、選択の余地に入れるのが良さそうです。
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