360度カメラTHETAのプラグイン開発コンテスト入賞作品紹介!

筆者:遠藤 美華

360度カメラTHETAの開発・販売を手がける(株)リコーでは、2019年3月から7月まで募集していたRICOH THETA向けプラグイン開発コンテスト「RICOH THETA Dream and Built Contest」の入賞作品を決定しました。
この記事では、2019年8月9日に発表された入賞作品を紹介していきます。

360度カメラTHETAのプラグインとは

360度カメラTHETAは、RICOH THETA PlUG-IN STOREから用途に合ったプラグインをインストールして、ユーザーの使いやすさに特化してRICOH THETAを設定できます。

THETAプラグインとは、販売時に標準設定されている機能のほかに、使い勝手良く拡張できる機能のことです。リコー純正のプラグインのほか、世界中の企業や個人で開発されたプラグインも公開され、今後も追加されていく予定です。

わかりやすくいうと、スマートフォンにアプリをインストールするのと同じように、プラグインでTHETAに様々な機能を追加することが可能です。

RICOH THETA V/ THETA Z1は、プラグインによる機能拡張に対応しています。元のTHETA、m15、SC、またはSモデルでは実行されません。

THETAプラグイン開発コンテスト「RICOH THETA Dream and Built Contest」について

「RICOH THETA Dream and Build Contest」とは

「RICOH THETA Dream and Build Contest」とは、「RICOH THETA」を活用したアプリケーション(プラグイン)を募集するオープンコンテストです。2019年3月から7月まで募集し、その入賞作品が2019年8月に発表になりました。

4つのテーマ「革新性」「実用性」「独創性」「アイデア性」で評価

募集された対象は、世界各国のTHETAユーザーであるプラグイン開発者です。常識にとらわれない柔軟な発想でRICOH THETA向けプラグインが開発されました。

入賞作品は4つのテーマで評価されています。革新性を評価する「Most Innovative」、実用性を評価する「Most Practical」、独創的なアイディアを評価する「Most Inspiring」、審査員の独断で評価する「Judge’s Freestyle Favorite」です。

豪華な賞品が授与される開発プラグインを競うコンテスト

それぞれのテーマごとの優秀作品の1位から3位にはそれぞれ豪華な賞品が授与されます。

最優秀作品に授与される賞品は、革新性を評価する「Most Innovative」には799ドル相当のHTC-VIVE Proヘッドセット(HMDのみ)、実用性を評価する「Most Practical」には614ドル相当のTHETAアクションアクセサリーパック、独創的なアイディアを評価する「Most Inspiring」には799ドル相当のGoogle Pixel Slate第8世代Intel®Core™m3プロセッサー8GB RAM 64GBストレージ、審査員の独断で評価する「Judge’s Freestyle Favorite」には350ドル相当のAmazonギフトカードが贈られます。

「RICOH THETA Dream and Built Contest」入賞作品紹介

ここからは、THETAプラグイン開発コンテスト「RICOH THETA Dream and Built Contest」入賞作品をテーマごとに紹介していきます。

「Most Innovative」(革新性)1位 Kasper Oerlemans “Authydra”

Authydra – HDR VFX Tool for RICOH THETA」

THETA Vで次世代最高画質(HDR)のVFXを作るためのツールプラグインです。

HDRとは次世代の高画質技術のこと。従来のSDR(スタンダードダイナミックレンジ)に対してのHDR(ハイダイナミックレンジ)といいます。一般的なSDR映像では黒つぶれしたり白飛びしたりしますが、HDR映像では明るい部分と暗い部分どちらの階調も犠牲にすることなく、より自然でリアルな描写が可能になります。

VFXは、3DCGを使って映像を作成し、実際の映像と組み合わせて加工するものです。

参照1:VFXとは(デジハリオンライン)
参照2:よくわかる、HDR徹底解説(eizo)

「Most Practical」(実用性)1位 EarthCam Inc Developer “VR Site Tour Timelapse”

「VR Site Tour Time-Lapse」

簡単に共有できる10秒のタイムラプスにまとめるプラグインです。

「Most Inspiring」(独創性)1位 Cheese K “Make Smile Shutter”

Make Smile Shutter (Real-Time Voice Changer for Baby)

ボイスチェンジャーとTHETAVを使って幼少期の子どもの笑顔を撮影します。子供達の笑顔をとるのはなかなか難しいのです。

「Judge’s Freestyle Favorite」(アイデア性)1位 Imeve “Avatour”:

AVATOUR by Imeve – Real-time remote presence with Theta V

THETA V対応のプラグインです。ライブで最大5人迄のVRツアーを可能にします。アバターを交えてインターネットを使ってどこからでも360度VRでの電話会議が実現できます。

アバターとは自分の分身のようなキャラクターのことです。

その他、入賞作品の詳細は、こちらのサイトをご覧ください。
https://www.hackster.io/contests/theta

「RICOH THETAプラグインパートナープログラム」について

今回のコンテストからもわかるように、(株)リコーでは、世界中の企業や個人でのTHETAプラグインを開発をサポートするプログラムが提供されています。「RICOH THETAプラグインパートナープログラム」です。

プラグインを開発するには、パートナープログラムに登録する必要があります。開発したプラグインは、RICOH THETA PLUG-IN STOREで公開できます。開発者はTHETAユーザーとプラグインを広く共有できます。

リコーといっしょに開発するプラグイン。次世代VRを先駆けて「あったらいいもの」を具現化してみませんか?

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