傘の中に360度写真がプリントできるサービス「PANORELLA」

筆者:阿久津 碧

雨の日というのは空もどんよりするし、街も暗くなるからなんとなく憂鬱になりますよね。お気に入りの洋服も濡れるのが嫌だから着たくないし、出かけるのも億劫。そうなると、唯一のお洒落は傘や長靴などのレインアイテムになると思います。ビニール傘も安くていいけれど、どうせならお洒落な傘で心を晴れやかにしてみませんか?今回は360度カメラの写真を傘にプリントアウトできるサービス「PANORELLA」についてご紹介します。

傘の内側に360度画像を

「PANORELLA(パノレラ)」は傘の内側に360度画像をプリントすることのできるサービスで、自分だけのオリジナル傘を誰でも簡単に作成することができます。

「PANORELLA – Carry your own sky」

商品の注文はウェブサイト上から行うのですが、細かいイメージの修正はレイアウトを見ながら調整できるので、到着してからイメージとギャップが生じるということがありません。内側のプリント部分だけでなく、傘全体の完成イメージも360度で確認できるので、外側からの見え方や大きさなども把握しやすくなっています。

料金はおよそ1万5000円ですが、同一商品を30本以上注文すると1万円に割引されるので、イベントやゲームの景品として大量生産しても良いですね。自分が360度カメラで撮影したお気に入りの一枚をプリントして、世界に一本だけの傘を作ってみてください。

プロの撮影した写真も傘にできる

「PANORELLA」でプリントできる写真は自分が撮影した写真だけではありません。別のアーティストが撮影した写真もギャラリーで確認して傘にできるので、どうしても写真を決められないときや、公のイベントで景品にするときなどは、そちらを利用してみてもいいかもしれません。

写真以外では絵柄やパターンも選択できるので、用途に合わせてオリジナルの傘を手に入れることができます。360度カメラ友達と相談して、お互いにお気に入りの一枚をプレゼントするなんていうのも面白そうですね。

写真は傘の内側にプリントするので、外側から見たときはシンプルでシックな傘に見えます。そのため、プライベートだけでなくフォーマルな場面にも利用することができます。内側にさり気なく自分だけの世界を持つことで、周りからの注目度も上がるかもしれません。

THETAアンバサダープロジェクトの景品にも採用

「PANORELLA」は「THETAアンバサダー」の景品にも指定されています。「THETAアンバサダー」とは、360度カメラ「THETA」の楽しさや魅力を多くの人に伝えるためのユーザー向けプログラムで、「THETA」を販売している株式会社リコーが主催しています。

このプログラムではポイントに応じた景品を参加者が獲得することができるのですが、その中でも最も上の景品として「PANORELLA」が指定されています。

定価1万5000円の「PANORELLA」を景品として手に入れられる上にTHETAの楽しさも多くの仲間と共有できるので、正に一石二鳥です。アンバサダープログラムについては当サイトの別の記事でも詳しくご紹介しているので、そちらも是非参考にしてみてください。

共有する楽しみから持ち歩く楽しみへ

360度カメラの楽しみといえば、全天球の写真を撮ることと、それを周りに共有することだと思います。InstagramなどのSNSでも簡単に360度写真や動画をアップロードすることができるので、不特定多数の人に気軽に感動を届けることができます。

実際インスタ映えやSNSでの運用、ライブストリーミングを主な用途として360度カメラを所有しているという人も多いのではないでしょうか。しかし今回ご紹介している「PANORELLA」は撮る楽しみと共有する楽しみの他に、画像を持ち運ぶという新しい楽しみをユーザーに提起している気がします。

スマートフォンの画面、パソコンのスクリーンの中で飼い慣らしていた渾身の一枚を見事に現実へと引っ張り出したのです。それも、家に飾る写真という形ではなく、傘というキャンバスを用いることで文字通り外の世界へと導いたのです。

冷静に考えて、このアイディアはとても画期的だと思います。同時に、傘という手段以外でも需要がありそうな予感がします。例えばバッグ、例えばノート、例えばスマホカバーなど、考えればいくつも選択肢が出てきます。

デザインを形にするという発想自体は新しいものではありません。自分のデザインを簡単に商品へと変える「SUZURI」というサービスをご存知でしょうか?

「自分だけのオリジナルグッズを手軽に作成・販売 | SUZURI(スズリ)」

このプラットフォームを見ても分かるように、誰もがデザイナーやクリエイターになれる環境は少し前から整っていたのです。しかしそれを360度画像で試みた例は殆どありません。原因は色々あると思いますが、一つは360度画像の形状だと思います。

全天球で映し出されている写真をTシャツやノートにプリントするにしても、どのような配置にすればいいのか悩んでしまいますよね。同時に、どのように配置したところで、360度写真の良さを引き出すのは中々に困難でしょう。

そうなると、傘という円形の商品が360度写真のプリント先として選ばれたのも納得がいくような気がします。形状からして写真が映えやすいですし、レイアウトを決める際にもそこまで悩みません。今後も全天球画像をプリントした商品やブランドは増えていくかもしれませんが、それらの形状にも注目したいですね。

あるいは、自分の手で全天球画像をプリントできる理想的な商品を見つけ出せれば、そこからオリジナルブランドを作ったり、商品展開をしたりもできるかもしれません。

360度写真は誰でも簡単に撮影できる

360度カメラの可能性は相当なものですが、まだまだ知られていない商品でもあります。聞いたことはあっても触ったことはないという人が大半ではないでしょうか。操作方法や値段が分からずに購入を躊躇している人もいるかもしれません。

ですが心配はありません。360度カメラには様々な値段、機能、デザインのものがあり、安ければ数千円から数万円で購入できます。操作方法も単純で、スマートフォンのカメラ機能を使ったことのある人やデジカメなどの操作ができる人であれば、迷うことはほとんどないでしょう。スマートフォンと連動することで、スマートフォン側からシャッターを押すこともできます。加工や編集もアプリで行えるので、とても直感的に扱えます。

初心者の方にオススメなのは、既にご紹介したリコーの「THETA」です。国内の企業が手がけているため、何か問題が起こってもサポート体制が整っています。国内でのシェアも高いので、インターネットで簡単に情報が検索できるのも魅力です。

エントリーモデルであれば2万円前後、中級者向けモデルの「THETA V」でも5万円弱で手に入れられるので、初めての一台には最適です。これまでとは違う写真が撮りたい人や、「PANORELLA」に興味のある人、単純に360度カメラに興味がある人、あるいは大きな野望を抱いている人。是非360度カメラを手に入れてみませんか?

終わりに

360度写真の楽しみ方はこれまでにも沢山ありましたが、撮影画像をレインアイテムとして持ち歩けるという発想は新しいものだと思います。せっかく撮れたお気に入りの写真を、ただ家で見るだけでなく外に持ち出したい。そんなニーズに「PANORELLA」はマッチするのではないでしょうか。オリジナルの傘を手に入れたら、雨の日が楽しみになるかもしれませんね。

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