Webカメラも360度の時代に。ぐるりと角度が調整できるWebカメラ「PC-LM1A」

筆者:阿久津 碧

360度カメラ市場が盛り上がりを見せる中、360度撮影ができるアイテムというのも増えてきています。360度カメラの他にドライブレコーダーや監視カメラなど、それらのアイテムについては当サイトでも度々ご紹介していますが、今回ご紹介するのはWebカメラです。Web会議やビデオチャットなど、パソコン画面を通して人と交流するのが当たり前になった現代では非常に便利なアイテムですよね。360度撮影ができるWebカメラが我々の生活にどのような影響を与えてくれるのか、非常に興味深いですね。


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Webカメラとは

そもそもWebカメラは、写した映像をリアルタイムで表示したり、一定間隔で保存したりすることができるリアルタイムカメラです。パソコンなどの機器に取り付けて使用することが可能で、撮影した映像はインターネットを通してパソコンなどに送信することで、監視カメラとしても使用することができます。

基本的にはパソコンに取り付けてビデオチャットやWeb会議をする際に使用されることが多く、お互いが離れた場所にいても対面でコミュニケーションを取れるので、とても便利です。在宅ワークなどの自由な働き方をする人も増えてきている中、こういったアイテムはクライアントと取引をする上で重要になってくるでしょう。

配信者やユーチューバーと呼ばれる働き方も昨今盛り上がりを見せていますが、Webカメラを用いて動画配信を行う例も少なくありません。このように、Webカメラとはインターネットを介してすぐに撮影した映像を共有することのできる現代的なアイテムなのです。

上手に使いこなすことができれば、地球のどこにいても世界中の人とのコミュニケーションやビジネスを実現することができるので、生き方や生活の幅を大きく変えてくれるかもしれません。

2Kの高精細Webカメラ

今回ご紹介するWebカメラ「PC-LM1A」は、およそ2K320万画素で撮影することができる高精細Full HD対応Webカメラです。ストリーミング配信や映像の録画、ビデオ通話など幅広い使用方法に適した高い画質を有しています。

解像度は2048×1536pで、1/3インチCMOイメージセンサーを使用しているので、HDワイドスクリーンでも難なくビデオチャットや動画撮影を行うことができます。

非常に滑らかな動きをしてくれるため、映像がかくついたりノイズが混ざったりすることもなく、ストレスフリーで作業に没頭することが可能です。圧縮技術にもこだわっており、MPEG-2の2倍の圧縮率を実現できるH.264で、動画のアップロードもサクサク行えます。分かりやすく言えば、画質が美しく、スムーズに動いて、さらにはアップロードにかかる時間も短縮できるということです。

取り付け方法は非常に簡単で、パソコンなどのUSBポートに接続するだけです。機械をいじったり、一から設定したりするのが苦手という人でも手軽に利用できるのは便利ですよね。

パソコンであれば開いた状態で上部に取り付けて使用することになりますが、Webカメラの台座は三脚にも取り付けられるようになっているので、利用範囲を簡単に広げることができます。ケーブルの長さは約2メートルあるので、ある程度の範囲は自由に動かすことも可能です。パソコンの上部に限定せず使えるので、配信や会議、レビューなど多様な用途に役立てられそうです。

360度自由に回転可能

「PC-LM1A」の魅力はその画質や利用範囲だけではありません。カメラは360度全方向に角度を調整することができます。つまり好きな角度を360度自由に選べるということです。ビデオチャット中に、一旦カメラを別の場所に向けたいというときも、角度を下げてキーボードの部分などを映し出せばいちいちカメラをオフにする必要もありません。

自分がカメラに写らないように動いたり、カメラのオンオフを切り替えたりという手間がないので、動きのある撮影やスペースの限られた場所でも問題ありません。

当サイトでご紹介している360度カメラとは異なった「360度撮影ができる」カメラですが、幅広い範囲を撮影できるようになったことでWebカメラの使い道も広がる気がしますね。

薄暗い部屋での映像もクリアに

「PC-LM1A」には自動低照度調整という機能が備わっています。この機能を使えば薄暗い部屋で撮影する際も映像をクリアに保つことができます。光の少ない場所というのはカメラの苦手な場所でもあるので、この機能はかなり重宝することになりそうです。焦点の調整も手動で行えるので、オートフォーカスで焦点が合わない場合にも柔軟に対応することができます。

小さいものの撮影や、背景が曖昧なシーンでの撮影にも利用できるので、商品レビューや組み立て動画撮影にも向いていそうですね。

販売元はAmazonトップグローバルセラー

「PC-LM1A」を販売しているのはAmazonトップグローバルセラーでもあるAUKEY(オーキー)です。長年ハードウェア開発を行っている企業で、家電製品やスマートフォンの周辺機器などを幅広く開発・販売しています。日本の他、アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、フランス、スペインなどを中心に多くの国に販売を行っている企業でもあるので、信頼という面では安心できますね。

誰もが使用する通販サイトAmazon.comを中心に販売を行っているので購入もしやすいですし、2年間保証がついてくるので初期不良などを心配せずに購入することができます。今回ご紹介した「PC-LM1A」もAmazonであれば1,999円で販売しています。安定した機能とコストパフォーマンスを両立している部分も魅力の一つです。

「PC-LM1A」はWindowsだけでなく、MacやAndroidといったOSにも対応しています。購入後に自分のインターネット環境と互換性がなかったというトラブルもないので、幅広い層からのニーズが期待できそうです。

360度カメラを使用したビジュアルコミュニケーションの実例

今回ご紹介した商品は360度回転ができるというだけで、THETAシリーズやInsta360シリーズのような360度カメラではありません。Webカメラを使ってリアルタイムに映像を共有することができるのは基本ですが、360度カメラを使ってビジュアルコミュニケーションができる実例も存在します。

360度カメラのTHETAを開発・販売するRICOHが提供するソフトウェアで「RICOH UCS 360 VR Live」というものがあります。これはTHETAを外部カメラとして接続することで、360度全天球のライブ映像を配信したり受信したりすることができるというものです。撮影する側も映像を受信する側も360度映像なので、カメラをいちいち動かす必要はありません。映像は自由に動かしたり、細かい部分までズームアップしたりして見ることができます。

画面の向こう側に大人数がいるWeb会議の場合でも、全員の顔を映し出すことができますし、オフィスや会議室だけでなく講演会やイベント会場など、幅広いシーンで利用が可能です。

録画機能もついており、後から映像を見直すこともできます。その際もリアルタイムと同様、自由に映像を動かすことができるので、検証現場や手術の研修など、従来のカメラでは利用が難しかったシチュエーションでも導入することが可能となっています。このようなサービスも、前述した新しい職業の人たちにとっては、新規の選択肢として浮上することになるかもしれません。動画配信や会議も、360度カメラの導入で、より立体感や没入感を増し、違った効果を発揮することになるかもしれませんね。

終わりに

Webカメラは様々なものが多く販売されており、中でも「PC-LM1A」は低価格でありながら機能も安定している優れた商品です。しかしながら、本文中でもご紹介したように360度カメラ自体がWebカメラとしての役割を担うことができる実例も既に出てきています。今後Webカメラ業界は、同業他社以外に、THETAやInsta360といった新規ライバルも意識しながら製品開発をしていく必要が出てくるかもしれません。


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