アウトドアの相棒。360度カメラTHETA×釣りの組み合わせで趣味を楽しもう

筆者:阿久津 碧

川釣りや海釣り、船釣りや釣り堀など色々な楽しみ方がある釣りは世代を問わず人気な趣味ですが、360度カメラを組み合わせると、釣りがもっと楽しくなるかもしれません。360度カメラと釣りという組み合わせは一見意外ですが、この記事を読めば釣りが趣味な人、360度カメラが趣味な人、双方にとって新しい発見が見つかるかもしれません。

360度カメラとは

釣りと360度カメラの相性について考察していく前に、まずは360度カメラの概要から入りたいと思います。今でこそ全天球カメラという言葉は市民権を得つつありますが、釣りと比べると認知度は雲泥の差です。

360度カメラはその名の通り360度を撮影することのできるカメラです。iPhoneのカメラ機能で「パノラマ」というものがあり、それもぐるりと一周自分の周りを撮影することができるのですが、360度カメラで撮った写真はそれとは一味違います。

360度カメラで撮影した写真はパノラマ写真とは異なり、撮影者や地面、そして空も含んだ完全な360度写真や動画になります。そのため完成した写真は球体状の独特なものとなり、これがSNSなどでも話題を呼んでいます。

そもそも一般向けの360度カメラが登場したのは遡ること6年前、2013年になります。世界で初めての機種は日本のリコーが開発、販売している「THETA」というシリーズで、現在も新しいモデルが定期的にリリースされています。

直近でも2019年にハイエンドモデルの「THETA Z1」が発売されたばかりで、大きな注目を集めました。Z1の特徴については当サイトでも詳しくまとめているので、宜しければそちらもご覧ください。

ついに発表された新型THETA「RICOH THETA Z1」。既存モデルとの違いは?

デジタル一眼レフやミラーレス、コンデジなどとは根本から異なる性能をもっている360度カメラは瞬く間に人気を集め、世界中でもヒットしました。海外では中国企業が販売しているInsta360というシリーズのシェアが高く、他にもアクションカメラで有名な「GoPro」も360度カメラに力を入れています。

予備のレンズを持ち運んだり、荷物を圧迫したりする心配がなく、本体一つで完結する部分も魅力です。写真は撮りたいけれど荷物は最小限にしたい方や、周りとは違う写真を撮りたいと思っている人には間違いなくオススメできる、注目のカメラ。それが360度カメラです。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

釣りシーンをダイナミックに撮影できる

360度カメラを使えば、釣りをしている様子をダイナミックに撮影することができます。GoProなどのアクションカメラでも、一人称視点のリアルな映像を撮影することができますが、360度カメラの場合はそういったものとは一味違います。

全方位を死角なく撮影することができるので、釣り上げられている魚と、竿を持って格闘している撮影者の両方を同時に撮影することができます。魚が餌にかかった瞬間から、釣り上げまで、一貫して俯瞰的に撮影することができるので映像資料としての価値も高いです。

釣りに関する説明動画を作成したい人や、既に配信者として活躍している人にとっても、360度カメラは非常に役立つアイテムなのではないかと思います。友人や知人と釣りに行って撮影してもらわない限り、こういった構図で撮影するのは中々難しいものです。

しかし360度カメラであれば、三脚などに固定して撮影を行えるので、一人で釣りをしている様子も迫力たっぷりに残すことができます。後になってから思い出を振り返る際にも、平面的な映像よりも没入感が高いのが特徴です。

VRに対応している360度カメラであれば、ヘッドセットを準備すれば映像をVR体験することもできます。自分が釣りを楽しんでいる様子を振り返ってフォームなどの研究をするのもいいですし、人に見せるのにも良いのではないでしょうか。釣りの楽しさを広めたいけれど、いい方法が浮かばなかったという人にもオススメです。

釣りと一口に言っても、釣る場所や釣る魚、道具などにもよって色々な種類があります。中には映像を見ながら勉強をしてコツを掴んでいくようなものもあるので、用途が定まっていなくても、取り敢えず記録することで後々役立つことはかなりあると思います。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

船釣りには手ぶれ補正付きの機種を

船釣りに360度カメラを持っていく際には、高性能な手ブレ機能を備えた機種を持っていくようにしましょう。360度カメラには安価なエントリーモデルから高級なハイエンドモデルまで無数の選択肢が存在しますが、初めはどうしても安い機種を選んでしまいがちです。

ですが価格の安いカメラは基本的に機能面で劣りますし、何かと不満が溜まっていくのも事実です。だったら最初からある程度の金額を出して、満足のいく機種を買うのが一番の近道です。手ぶれ補正もその一つです。

プロ向けの360度カメラや中級者以上に向けて販売されている360度カメラは手ぶれ補正の面でもとても優れています。代表的なものでいえば、中国の企業が販売している「Insta360」シリーズが存在します。Insta360は独自の手ぶれ補正機能を備えており、まるでジンバルや三脚を使っているかのような映像を手持ちでも撮影することが可能です。

船釣りなど、足場が不安定で揺れもあるシチュエーションでは、こういった機種を選ぶと綺麗な映像が撮れるはずです。他にも優れた手ぶれ補正機能を備えている360度カメラは多数ありますが、一度家電量販店で実機に触れてみることをオススメします。

写真やネットで情報を見ているのと、実際のカメラを手にとってみるのとでは随分感覚も違うはずです。最近は家電量販店で実物に触れて、ネットで購入をするという買い物の仕方をする人も増えてきていますが、実際その方法はとても有効だと思います。操作方法やサイズ感、画質など、まずは手にとって確かめてみることで、失敗しない買い物をすることができるでしょう。

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釣りに便利な360度カメラアイテム

360度カメラには様々なオプションパーツがあり、それらを利用することで撮影が楽になるものもあります。中でも釣りに持っていくと便利なアイテムは以下のようなものです。

・三脚

一人釣りでも仲間との釣りでも、三脚は何かと便利です。船では少々不安定になるので利用はオススメできませんが、陸に固定して撮影する分にはとても心強いアイテムです。釣りをしているときは、ただでさえ釣竿などによって手が塞がってしまいがちで、並行して撮影を行うのは容易ではありません。そんなシチュエーションにおいて、三脚は救世主のような存在となります。カメラと釣りの共存を諦めていた人こそ、是非三脚を導入してみてください。

・水中ハウジングケース

一部の360度カメラを除いて、全天球撮影を行えるカメラは防水非対応が当たり前となっています。通常の生活の中ではそれでも大丈夫かもしれませんが、海辺や川辺に近付く釣りではそうとも限りません。水の近くで360度カメラを使うのであれば、水中ハウジングケースを準備するようにしましょう。川釣りなどの合間に水中撮影なども楽しめるので、そういう意味でもオススメです。

・予備バッテリー

釣りの様子を長時間撮影して動画などに編集する場合、心配なのはバッテリー切れです。特に釣りなどの趣味では長回しをしても、撮れ高になる部分は限られているので、この問題は避けて通れません。安価で大容量のバッテリーはネットショップなどでも簡単に手に入れられるようになったので、一つは持っておくようにしましょう。携帯などの充電にも使えるので、何かと便利ですよ。

終わりに

釣りと360度カメラの相性について考えてみましたが、他にもアウトドア、インドアを問わず360度カメラと組み合わせることで楽しさが増す趣味は色々あると思います。それらを一つひとつ紹介していく余裕はありませんでしたが、今後も360度カメラの面白い使い方や、趣味との組み合わせ方があれば随時発信していきたいと思います。発想次第でいくらでも楽しみ方の幅が増えるのも360度カメラの魅力ですから、自分なりの活かし方を模索してみるのも楽しいかもしれませんね。

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