360度カメラを持ってマレーシアへ!初めて使ったTHETAの使い心地

筆者:遠藤 美華

THETAは小型だし、持ち運び便利。撮った360度画像もスチール写真のように切り取りもできるから、荷物の多くなりがちな海外旅行でも大活躍です。

ペナン島・ランカウイ島を360度カメラで撮影した画像を混じえて、とある家族のマレーシア旅紀行と初めて使ったTHETAの使い心地について記事にしました。

360度カメラTHETA Vで撮影したマレーシア旅

夏休みに親子3代でマレーシアのペナン島・ランカウイ島に行ってきました。

今回の旅行は、リコーの360度カメラ「THETA V」をメインカメラとして使用しました。

成田空港からからホーチミン経由でクアラルンプールへ。そこから鉄道でペナン島に移動します。

THETAを使ってみて意外だったのは、飛行機の中や列車の中などの狭い空間での撮影にも向いているということ。撮影者も含めて家族全員がきちんと納まるのが良いです。

THETA×自撮り棒

ペナンでは2階建てバスに乗ってストリートアートや寝釈迦仏などを観光しました。

途中で旅行前に準備できなかった自撮り棒を購入しました。THETA は手に持って撮影すると、どうしてもカメラを持っている手元が写り込んでしまうのですが、自撮り棒を使って撮影するとそれが回避できます。

撮影距離をとるためにも、今回の旅行では自撮り棒は必須だと感じました。

THETAで撮影した画像は、スマホアプリTHETAで確認か便利

THETAのようにモニターが無いカメラを使うのは初めてで少し戸惑いました。カメラ本体では画像確認ができないので、どのように撮れているのかがわからず、最初はパソコンで取り込んで確認していました。でも、スマートフォンのアプリ「THETA」「THETA+」が便利なのに気がつきました。

スマホアプリ×セルフタイマーで撮影

撮影時は、長男が面白がってスマホアプリTHETAでシャッターを押してくれる一幕もありましたが、一人でスマホ画面を見ながらシャッターを押すのは操作がなかなか面倒なので、5秒のセルフタイマーを利用していました。

動画の停止はいちいち止めなくてはならないのは致し方ないので、今後は自撮り棒などで操作ができると良いなと思いました。

今度はペナン島からフェリーでランカウイ島へ向かいます。

ランカウイ島は、自然豊富で景色がとても綺麗なところだと聞いていましたのが、THETAの撮影にはやはりピッタリでした。

フェリーではランカウイ島の手前にあるパヤ島の近くの浮島に寄ってくれます。そこでダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティも楽しめます。

子供たちは綺麗な海と浮島の周りに集まるたくさんの熱帯魚に興奮していました。長男は最近潜りの楽しみを覚えたのでシュノーケリングを楽しみ、私と妻は子供をおばあちゃんに預けて、スキューバダイビングを楽しみました。

今回は水中ハウジングを持っていなかったのでTHETAでの撮影はできませんでしたが、いつか水中撮影にも挑戦してみたいです。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

旅の記憶そのままの画像が残せるTHETA

日本からランカウイ島へは直行便もあるのですが、今回は途中で観光をしながら5日間かけて到着しました。宿泊先の近隣にはとてもきれいな砂浜のビーチがあり、今までの旅の疲れを吹き飛ばすほどの絶景でした。

360度全天球カメラの画像は、旅行中に自分が見た景色そのままの記憶と同じ景色が画像で残せます。「場を撮る」という表現がとてもしっくりします。家に帰ってから写真を見返すと旅行中に見た景色がそのまま蘇りました。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

「乾杯!」の瞬間はTHETAでの撮影が最適!

私たちがダイビングから戻ると、子供たちはホテルのプールで夢中で遊んでいました。散々遊んだで、夕食は通り沿いのレストランへ。

ホテルのプール

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

「お疲れさま!」ということで、みんなで乾杯です。乾杯の瞬間は、THETAで撮影しました。メインになる飲み物の近くから撮ると、360度の良い写真が撮れます。

通常のカメラではフレームに収まるように視点と向きを考えて撮影するので自撮り棒を使ってのフレーミングはとても難しいですが、THETAの場合はカメラの向きはあまり考えず、カメラの位置(被写体との距離)だけを考えて撮影すればよいので、とても使い勝手が良いと思いました。   

乾杯!

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

ランカウイを後に、再びクアラルンプールへ。夜市(ナイトマーケット)にも行きたかったし、お土産も買いたかったので、便利な街中のホテルに泊まりました。

自撮り棒をいっぱいに伸ばしてTHETAで撮ることで、景色と一緒にそれを楽しんでいる人物を撮影できたのは360度カメラだからこそ。ビルの向かい側から写しているように撮影できました。

マレーシア旅で初めてTHETAを使ってみて

THETAでの撮影は今回の旅行が初めてでした。自分自身のTHETAを使った撮影技術としてはまだまだ改善の余地があると思いますが、思ったよりも簡単に撮れるというのが率直な感想です。

今回の旅行はTHETAがあったことで家族の思い出をより鮮明に記録に残すことができました。

編集後記|マレーシア旅×初めてのTHETA

360度カメラTHETAでの撮影はワンショットで簡単ですので、初めての方でもすぐに使うことができるのが魅力です。自撮り棒を使ったり、被写体の位置を研究したりすると、色々な面白い場の表情を残せます。あとあと写真を見たら面白い発見もあります。

THETAを旅のお供に連れて、思い出を丸ごと撮影して、記録に残してみてはいかがでしょうか。

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