低価格でも360度撮影できるドライブレコーダーがサンコーから発売
車による事故が多発する昨今、自衛のためにも取り付けるべきなのがドライブレコーダーです。「自分だけは絶対に大丈夫」ということはないからこそ、車の購入に合わせて導入したいですよね。ただ、ドライブレコーダーも高性能で低価格なものが日々増えているので、どのようなものを取り付ければいいのか、中々悩んでしまうと思います。そんな方にオススメしたいのが、サンコーの販売している『5インチ360度ドライブレコーダー&リアカメラ』です。
表面化した煽り運転問題
追突事故や対物事故など、車に関連する事故は色々とありますが、運転で怖いのは事故だけではありません。近年問題視されているのは煽り運転や危険運転など、事故よりも事件性の高い運転トラブルです。
記憶に新しいものでは2017年6月5日、神奈川県足柄上群大井町で起こった、通称「東名高速夫婦死亡事故」があります。この事件は高速道路上で無理矢理車を停車させられた夫婦が、後方から走ってきたトラックに追突され、死亡したという悲惨なものです。
煽り運転行為がニュースや新聞でも大々的に取り上げられ、その危険性や犯罪性について多くの人が知ることとなりました。しかしその後もこういった事件は定期的に発生しており、逮捕者も後を絶ちません。
2019年8月には、茨城県常磐道で、SUVに乗った男がやはり進路妨害で車を強制停止させ、被害車両に乗っていた男性を何発も殴打するという事件が発生しました。
いずれのケースも警察が捜査に乗り出し、逮捕者や死者が出る大事件となりました。このような事態に自分が巻き込まれないという保証はありません。そんなときに自分の身を守ってくれたり、証拠能力を発揮してくれたりするのがドライブレコーダーです。
ドライブレコーダー必須の時代
前述したような事件は以前から大なり小なりあったのかもしれませんが、ドライブレコーダーが搭載されていたことで表面化した例も少なくありません。
それまで泣き寝入りしていた人も、ドライブレコーダーに証拠が残っていたことで事件として警察に届けられるようになったという例もあるでしょう。正面だけを録画しているドライブレコーダーを搭載している人もいれば、背後からの追突を記録できるようにリアにも搭載しているという人もいます。
死角を消す意味でも前後に設置するのは非常に有効ですが、その流れで注目を集めているのが360度カメラ型ドライブレコーダーです。当サイトでも360度カメラ型ドライブレコーダーについて過去にご紹介しており、その有用性を分析してきました。
他の記事でも既に考察していますが、360度を記録できるドライブレコーダーには以下のような利点が存在します。
・横にも後ろにも死角がないので、事故や事件映像を高確率で記録できる
・物によってはリアとフロントにそれぞれ設置する必要がない
・車内も録画されるので、トラブルの様子を記録しやすい
煽り運転の事件では、相手ドライバーが車から出てきて危害を加えようとしてくるというケースが珍しくありません。通常のドライブレコーダーだとその様子が死角になってしまうため、ドライバーはスマートフォンのカメラ機能などで別途記録する必要がありました。
しかし咄嗟の判断でそこまで機転が利くという人はそう多くはありません。年配のドライバーや初心者の運転手だとパニックに陥ってしまうことも多いでしょう。
360度録画タイプであればその必要もないので、いざというときにも特別な操作や行動をしなくても大丈夫です。また、相手ドライバーに対して「車内を録画していますよ」などと言えば、向こうも怯んで逃げていくかもしれません。
ただの追突事故や対物事故であれば広角レンズのドライブレコーダーで事足りるかもしれませんが、危険運転をする相手とのトラブルを想定すると、やはり全天球タイプのものを選ぶのが好ましいでしょう。
360度を撮影できるものでも低価格で販売されているものは少しずつ増えてきており、設置方法も通常のものと大差ないので、誰でも比較的容易に取り付けることができます。有料サービスになりますが、取り付けを店舗で依頼することも可能なので、機械に疎い人やプロに任せたい人は、そういったサービスを利用するのもオススメです。
360度を撮影できる格安ドライブレコーダー
360度を録画できる全天球タイプのものでオススメなのが、冒頭でも名前を挙げた、サンコーから販売されている『5インチ360度ドライブレコーダー&リアカメラ』です。
【公式】サンコーレアモノショップ |【5インチ360度ドライブレコーダー&リアカメラ】販売ページ
このドライブレコーダーは税込20,780円という格安ながら、機能は本格的な360度カメラとなっています。公式サイトの宣伝文句によると、前後左右を録画できる360度カメラに加えて視野角80度のリアカメラがあるので、合計440度と謳っています。
5インチというスマートフォン級の小型ボディはタッチパネルに対応しており、リアカメラに関してはバックモニターにもなる優れものとなっています。設置方法は一般的なドライブレコーダー同様吸盤式となっているので、ネジやドリルを使用する必要もありません。※リアカメラはネジ、またはテープを使って固定します。
バッテリーに直接繋がず、シガーソケットから電源を確保する方法であれば、簡単にケーブルを隠す処理を施しても、10分少々で取り付けが完了します。販売サイトでは録画映像のサンプルを確認することができますが、画質は鮮明で、前方を走る車のナンバープレートなどもしっかり確認することができます。
通常、ドライブレコーダーの映像は古いものから消去されていきますが、『5インチ360度ドライブレコーダー&リアカメラ』にはGセンサーと呼ばれる、衝撃に反応して映像をロックする機能が搭載されています。そのため、後になってから事故の映像が上書き消去されていたという心配もありません。
また、駐車中に衝撃を感知すると、エンジンが止まっていても自動で録画が開始されます。車から離れている間に車上荒らしや追突被害に遭っても、しっかりと録画されるのは安心ですね。犯人の顔も撮影されますし、当て逃げなどをされた際にも相手車両の映像がきちんと残ります。
同様の機能を備えている全天球ドライブレコーダーは他社でも販売されていますが、画質や価格の面を鑑みると、『5インチ360度ドライブレコーダー&リアカメラ』は相当お値打ちだと思います。
ドライブレコーダー選びは選択肢が多くて迷ってしまいますが、車の多い地域に住んでいる人や、沢山運転をするという人には、全天球タイプのものを強くオススメします。事故だけでなく幅寄せや煽りなどの危険運転に備える意味でも、死角のないカメラはとても心強い車内装備となるはずです。
終わりに
ここ数年は車にまつわるニュースを本当に沢山耳にしました。高齢者の事故、若者の危険運転、不注意から起こった不運な事故など、その種類は多種多様ですが、過失の割合を決める上では目撃証言と状況証拠、そして映像証拠が重要になります。相手が逃走する場合、証言が食い違う場合などを考えると、映像証拠が持つ力というのは非常に大きなものになるでしょう。「自分は大丈夫」と過信することなく、一つのお守りのような感覚で、是非ドライブレコーダーを設置してみてはいかがでしょうか。
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