山頂を360度カメラTHETAで撮影!北海道の樽前山を登山して見える景色

筆者:遠藤 美華

近年では余暇の楽しみに、アウトドアを選択する人も増えています。キャンプや山登り、カヌーやスキーなど、大自然は私たちを日常のストレスから解放し、気分を一新してくれます。

この記事では、登山初心者の筆者が10月に登った北海道の活火山・樽前山山頂の風景を360度画像で紹介します。

余暇を楽しむ「山登り」

平成28年に制定された「山の日」は8月11日。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」として、日本の祝日になりました。

数年前には映画「山ガール」が公開されました。主演女優が20代ということもあって同世代の女性が山登りに注目しました。アウトドアショップでは「山ガール」向けのカラフルな登山ウエアやグッズも数多く出回りました。

今回筆者が登山した樽前山は、初心者が登るのには適した山でした。絶景を楽しみながら、7合目から1時間ほどで登ることができるからです。

「山登りは大嫌い」を公言していた筆者が、楽しく元気に登れた北海道・樽前山の様子を、360度カメラTHETAで撮影した全天球画像を中心に紹介することにします。

参考:
山ガールはどこに消えた?高齢登山者の遭難増加!1000万人が楽しむ登山の姿
「山の日」を前に確認!登山の参加人口

絶景を眺めながら登山できる「樽前山」

7合目登山口から樽前山頂上を目指す

樽前山7合目登山口は、北海道の空の玄関口・新千歳空港から車で45分ほどです。標高1041メートルの活火山で、支笏洞爺国立公園内に位置しています。

国道276号線からダートを走り、車で7合目登山口まで登ることができます。7合目ヒュッテ(山小屋)付近に駐車場があり70台ほどは無料で止められます。筆者は朝8時に到着しましたが、間も無く満車になる状況でした。

この駐車場にはトイレもあります。(ただし手洗い場も水は出ません)

登山難易度はそれほど難しくないといわれ、初心者から上級者まで非常に人気のある山です。7合目から頂上までの3合分を登ります。

裸山であるために地表は熱しやすく覚めやすいので、よく霧が発生します。服装・装備は急な天候の変化に耐えられるよう、しっかりと準備をして臨んでいきましょう。

登山道は、整備されていて、階段状になっている部分もあります。階段の段差はかなりあるので、ストックを持参してよかったと思いました。

7合目登山口から山頂を目指すコースは2コースで、「東山コース」とやや緩やかで時間をかけて登る「北東お花畑コース」があります。

この日、筆者は「東山コース」を選択しました。

参考:登ろう胆振の山

樽前山の麓にみえるのは「支笏湖」

樽前山は7合目あたりから木が低くなり、高山植物帯に入ります。火山活動の影響で、その先を登ると今度は森林限界になり、頂上までは木々は生えていません。

樽前山の麓に見えるのは支笏湖。 10月に北海道樽前山に登りました。 #樽前山 #支笏湖 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

したがって遮るものもがないため絶景が望めます。登ってきた道を振り返ると、晴れていれば支笏湖とその周囲には山々がパノラマで見渡せます。

樽前山の麓に広がる支笏湖は、3万年前の激しい噴火で山の一部が吹き飛んだときに陥没したカルデラ(支笏カルデラ)に水が溜まったものです。支笏湖の周囲の山々は、カルデラを囲む「外輪山」と呼ばれます。

ちなみに、火山活動の終わっている樽前山の隣の風不死岳(1,103メートル)は、山頂まで森林に覆われています。

晴れた秋の日の樽前山頂からの景色

活火山の樽前山山頂付近の火山活動は一見の価値あり

樽前山は、支笏カルデラが生成された後、9,000年ほど前に外輪山部分に生じました。今も活動をする「活火山」です。

頂上付近にはその後の陥没でできた火口原があり、その中央には1909年(明治42年)に噴出した直径450メートル、高さ130メートルの溶岩ドームがみられます。

火山全体、火口原、そこにできた溶岩ドーム(火山体)という三重構造で、見事な「三重カルデラ」の様相を観察できます。

山頂からの眺望はもちろん絶景

頂上からは、遠くには羊蹄山をのぞみ、苫小牧の海も見えます。

樽前山頂上。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

頂上から溶岩ドームを挟んだ向かい側には、もうひとつの頂・西山があります。溶岩ドームを囲んで一周するとさらに約2時間ほど歩くことになります。その際は、軽食を山頂付近でお腹に入れてから再び歩き出すのが通例だそうです。

また山頂付近は、風が強く体感温度も低く感じますので、防寒装備は必須です。10月初旬の朝10時で気温はプラス1度程度の予想がでていました。この日の服装は、寒さ対策も万全にして正解でした。

山登りは常に危険と隣り合わせ

初心者にも登れる山ではありますが、常に危険とは隣り合わせであることに違いありません。

裸山ですから、万が一足を踏み外したらそのまま下まで滑落するのが容易に想像できる山でした。

参考:樽前山登山口7合目付近の「樽前山の概要」から

最後に:登山×THETAで頂上の臨場感を伝える

360度カメラTHETAは臨場感をそのまま伝えることが可能なカメラです。軽量でコンパクトですから、登山にはうってつけのガジェットです。

登った人にしか味わえない感動をまるごと伝えることが可能な山頂でのTHETAでの撮影は、記念すべき一枚になるはず。登山の準備をする際には、ぜひTHETAをお供に、と一考いただけたらと思います。

今回の登山の様子はYouTube動画でも公開しています。

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