欧州6カ国をTHETAで撮影!トラベルフォトグラファーの訪問記から

筆者:遠藤 美華

同じ風景でも、撮影したスチール写真と360度カメラTHETA の画像を比較すると、伝わるものが全く違います。

世界を旅するトラベルフォトグラファーのMEGUMIさんから、2019年夏にヨーロッパ6カ国を訪ねたおりに撮影した写真と訪問記が届きました。

この記事では、彼女の撮影した一眼レフのスチール写真とTHETAの画像を比べて、その見え方の違いを体感していただけたらと思います。

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本記事の内容

THETAで予想外の写真が撮れた!1カ国目のトルコでカッパドキアの気球を撮影

トラベルフォトグラファーMEGUMIの自己紹介

MEGUMIです。私はトラベルフォトグラファーとして旅の楽しさを伝えるため世界中を旅しています。

これまで一眼レフとGoProで撮影していましたが、このヨーロッパ旅から360度カメラの「THETA」を仲間入りさせました。

日の出とともに!カッパドギアの気球は幻想的

2019年の夏は、ヨーロッパ6カ国を約1ヶ月かけて旅してきました。旅の始まりはトルコです。

トルコには2018年4月にも訪れていて2度目の訪問です。今回は、前回は見れなかったカッパドキアの気球を見にリベンジしに来ました。

【THETAで撮影し、THETA+アプリで編集】

カッパドキアは日の出とともに一斉に上がる気球がとても幻想的です。この景色を見るために世界各国から観光客が押し寄せます。

カッパドキアに宿泊するなら「洞窟ホテル」がオススメ

カッパドキアに行った際は、「洞窟ホテル」と呼ばれる、その地形を生かした独特なホテルに泊まるのがオススメです。

私はCappadocia Cave Suitesという洞窟ホテルに宿泊しましたが、このホテルはテラスからもカッパドキアの気球が眺められます。他の人に邪魔されず絶景写真を収めることができました。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

パムッカレの「石灰棚」をスチール写真と360度画像で撮影してみた

トルコでは、イスタンブールとパムッカレを観光してきました。パムッカレは石灰棚が有名です。

スチール写真で撮影した画像はこちらです。

スチール写真撮影:パムッカレの石灰棚

THETAで撮影し、編集アプリ「THETA+」で編集した画像がこちらです。

THETAで撮影:パムッカレ石灰棚

THETAはスマホアプリ「THETA+」で編集ができる

THETAは撮影した360度画像を、「THETA+」というアプリを使って好きな角度に切り取り編集することができます。パムッカレの画像をTHETAで撮影し、THETA+アプリの「リトルプラネット」を反転させて編集しました。まるで洞窟にいるような雰囲気に仕上がってびっくりです。

このように何気なく撮った360度画像でも、予想外に素敵な写真になってしまうのがTHETAの面白いところです。

ちなみに私のオススメするTHETA画像の編集は「リトルプラネット」です。

撮って終わりじゃない!360度写真・動画加工アプリ「THETA+」の使い方

【最新 THETA+の使い方】360度カメラTHETA専用の編集アプリ「THETA+」はこんなに変わった!

教会の天井画は360度画像の撮影にピッタリ!2カ国目はハンガリー

THETAの奥深さに気がついたトルコを後に、次はハンガリーのブダペストへ向かいます。

THETAで撮影:THETA+で編集

ハンガリーはユダヤ人が多く住む国で、「シナゴーグ」と呼ばれるユダヤ人教会が街のいたるところにあります。

もっとも有名なのが、ヨーロッパ最大のシナゴーグ「ドハーニ街のシナゴーグ」です。

ヨーロッパの教会の天井画は非常に見応えがあります。360度を全て写せることが可能なTHETAの撮影にはオススメのスポットです。

ドハーニ街のシナゴーグをTHETAで撮影しました。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

THETAで動画も撮影にもチャレンジ

ハンガリーではTHETAで動画撮影にチャレンジしました。YouTubeで公開しています。

マーチャーシュ教会前の広場をただ歩いているだけの動画なのですが、THETAで撮ると一気におもしろ動画に早変わりです。自分の周りを通り過ぎていく人がなんとも可愛らしく写っています。

THETA+での編集「リトルプラネット」の名前の通り、地球に立ってる感が可愛いのです。

一枚には収まらない空間もTHETAなら撮影できる!3カ国目オーストリアではオペラ座を撮影

オーストリアはウィーンに1泊のみの弾丸旅になりました。

オペラ座とシェーンブルン宮殿をメインで観光し、あとはウィーンの町並みを散策です。

「オペラ」と呼ばれるチョコレートケーキもしっかり堪能してきました♪

THETAだからできる!空間を収める360度画像

オペラ座は両側にそびえ立つ客席が迫力満点です。しかし普通のカメラや広角レンズではその景色を1枚の写真に収めきることはできません。

でも、THETAで撮れば360度写すことが可能です。おかげでこの素晴らしい空間をしっかりと1枚の写真に収めることができました!

オペラ座:THETAで撮影:THETA+アプリで編集

編集アプリTHETA+は360度画像を変身させる面白ツール!4カ国目はスイス

今回のヨーロッパ旅で一番長く滞在したのがスイスでした。首都チューリッヒの他にマッターホルンで有名なツェルマット、湖畔の街ルツェルンの3都市を巡りました。

ルツェルンの街は、湖や川沿いに雰囲気がいいレストランやカフェがたくさん並んでいます。大好きになりました。

THETAでリギ山登山鉄道を動画撮影!

リギ山の登山鉄道では、こんな面白い動画もTHETAで撮影できました。

360度の静止画も編集で丸が二つ並ぶ面白写真に変身!

窓から顔を出して撮ったTHETA写真を編集アプリ「THETA+」で編集しました。丸が2つ並んだ不思議な写真になるのです。自分なりのTHETA使い方を見つけました!

ルツェルンの街のシンボルであるカペル橋から身を乗り出して撮ったTHETAの写真も、「THETA+アプリ」で編集すると、上下に丸が2つ。なんだか面白い写真に仕上がりました。

カペル橋:THETAで撮影:THETA+アプリで編集

THETAはアウトドアにも最適な360度カメラ

スイスといえば、やはりアルプス山脈の1つであるマッターホルンへ行かなくてははじまりません。

マッターホルンの雄大な景色は、THETAでこそその迫力が伝わるのではないかと思って、たくさんシャッターを切りました。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

ハイキングやキャンプ、星空鑑賞などのアウトドアにもTHETAはぴったりです。

スイスは小さな国ですが、自然が豊かで見どころも満載です。また必ずスイスにはいきたいと思っています。

THETAは撮影した360度画像を「後で見返す楽しさ」が魅力

この頃にはTHETAの扱いにも慣れてきて、「とにかくいろんな場所で撮ってみる」を大事にしながら旅をしてきました。

とりあえずTHETAで撮ってみる!そして後から見返してみたらどうでしょう?!

なんの変哲もない場所がおもしろ写真に早変わり!という新しい発見があるのが、THETAの魅力です。

教会の天井画もワンショットで簡単撮影できるTHETA_5カ国目スペイン

8月末のスペインといえば!「トマト祭り」です。

今回のヨーロッパ旅のメインといってもいいくらいに、楽しみにしてたトマト祭りです。

THETAは防水ではありませんが、専用の水中ハウジングを使えばトマト祭りのようなずぶ濡れになる場所でも大丈夫!水中でも撮影可能です。

次は水中でのTHETA撮影にチャレンジしたいと思っています。

簡単でらくらく!天井画もTHETAでワンショット

トマト祭り参加時はバレンシアに滞在しました。バレンシアでオススメのTHETAの撮影スポットは、やはり天井画の美しい「サン・ニコラス教会」です。ここの天井画はとっても美しいのです。

サンニコラス教会:THETAで撮影:THETA+アプリで編集

ハンガリーで訪れたユダヤ人教会同様、教会はTHETA映えするスポットです。

普通はカメラを真上に向けて首が痛くなる天井画の撮影ですが、THETAだと簡単にらくらくで撮影できます。

THETAで撮った街並みがポップな街に変身!6カ国目はフォトジェニックなポルトガル

ヨーロッパ旅最後の国はポルトガルへ。もう3度目の訪問になる大好きな国です。

今回はポルトガル第2の都市ポルトに滞在しました。ポルトにはハリーポッターの舞台になった本屋さん「レロ書店」があります。

レロ書店:THETAで撮影:THETA+アプリで編集

レロ書店は入場料として5ユーロかかります。中に入れるまで待ち時間もありますが、それでも一見する価値はありです。

THETAで撮影するとポップな画像に変身!

毎年7月〜9月にかけて開催される「アゲダの傘まつり」にも行ってきました。

商店街いっぱいに飾られた傘は、色とりどりでとっても可愛い♪

THETAで撮った360度画像を「THETA+」アプリで編集すると、まるでキャンディが散りばめられたようなポップな画像になりました!

アゲタの傘祭り:THETAで撮影:THETA+アプリで編集

アゲダから、次はコスタノヴァへ移動します。

コスタノヴァは別名「パジャマシティ」と呼ばれていて、パジャマをイメージできるような可愛いストライプ柄の家がInstagramで公開され、じわじわと人気になっています。

コスタノヴァは霧がよく発生する街なので、漁師が海からでも自分の家がわかるようにストライプ柄にしたのが始まりなんだとか。

ポルトガルはここでは紹介しきれないフォトジェニックなスポットがたくさんあります。

街もきれいで、ごはんも美味しくて、人も優しいポルトガルは、ぜひ行って欲しい国No.1です!

最後に

THETAと旅するヨーロッパ、いかがでしたでしょうか?

360度全ての景色を残すことができ、様々な世界を表現できるTHETAの魅力にどっぷりハマってしまいそうです。

これからもTHETAとともに、世界の素晴らしい景色をたくさん届けていきますので楽しみにしていてください。

◼︎Instagram: @travel.richwoman

◼︎YouTube: 旅するリッチウーマン

◼︎ブログ: http://travel-richwoman.com/

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