360度カメラを寺社で使おう。寺社仏閣を撮影するポイント

筆者:阿久津 碧

新年になり、初詣に行ったりおみくじを引きに行ったり、多くの人が寺社仏閣に足を運んだのではないかと思います。中には年越しと同時に初詣へと行く方もいますね。そんなありがたい場所である神社ですが、ただ縁起がいいだけでなく、フォトジェニックであることも注目されています。当然360度カメラとの相性も抜群ですから、今年はそういうポイントに注目しながら神聖な場所に足を運んでも楽しいかもしれませんね。


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寺社仏閣ブーム

昨今はインバウンド需要などの勢いもあって日本人、外国人を問わず寺社仏閣を訪れる人が大変増えています。観光地にもなっているような寺社では連日多くの人々が訪れており、カメラなどを片手に境内の散策を楽しんでいる様子が見られます。私も京都に住んでいた頃は清水寺や東寺、八坂神社などを度々訪れましたが、有名スポットは一年中人で溢れており、人気の高さを垣間見ることができました。

京都に限らず、私自身も一眼レフカメラなどを持って神社巡りをしていたことがありますが、歩いても楽しいし、社務所でおみくじを引いたりお守りを買ったりしても楽しいです。有名なところだと拝観料を支払うこともありますが、高くても数百円なので、お財布にもとても優しいです。手水舎で身を清め、お賽銭を入れて日々の感謝を伝えると、それだけでも心が晴れやかになります。

気持ちが塞いでいるときや気分が落ち込んでいるときにもオススメです。最近は空前の御朱印ブームということもあって、若い女性の参拝客も増えた印象です。御朱印自体は本来写経を奉納した証書的な意味合いでしたが、昨今は記念的な意味合いで集めている人も増えていますね。

元を正せば修行の証ですから安易にスタンプラリー感覚で収集するのは間違っていますが、寺社仏閣側としても大きな収入源ですし、細かい考え方は宗派や寺社によっても異なるようです。いずれにしても、御朱印や写真をきっかけにそういう神聖な場所へと足を運ぶようになるのは素晴らしいことなのではないでしょうか。

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お寺や神社は撮っても楽しい

御朱印やお守り集め、修行など、お寺や神社に足を運ぶ理由は様々ですが、写真撮影を目的としている人も相当数存在します。歴史の長い神社などは建造物としての価値が高いのも言わずもがなですが、とにかく外観が美しいのです。柱の作りや細かい彫刻、色合いなどを事細かに観察していると、写真を撮らずにはいられなくなります。

職人の細かい手仕事や建物全体としてのバランス、安置されている仏像など、魅せられるポイントは色々ありますが、とにかく寺社仏閣は訪れて楽しい、見て楽しい、撮って楽しい空間です。

その上ご利益があったり心が落ち着いたりするなどの効果もあるわけですから、多くの人が足を運ぶのも納得ですね。写真を撮影している人の多くはデジカメやミラーレス、一眼レフカメラといった一般的なカメラを手にしていますが、最近は360度カメラで撮影を行っている人も増えてきていますね。

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日本人観光客だとリコーが販売しているTHETA。外国人観光客だと中国企業が手がけているInsta360シリーズなどを手にしている光景が目立ちます。

360度カメラは他のカメラと異なり、ワンショットで周囲の景色を丸ごと撮影することができる斬新なカメラです。大勢での記念撮影やダイナミックな景色の記録など、活躍するポイントは沢山ありますが、使い慣れていない人からすると、どのように撮影すればいいのかちょっと分かりにくいですよね。

360度カメラで寺社仏閣を撮影するコツ

360度カメラで寺社仏閣を撮影する際にはいくつかのポイントがあるので、技術的なポイントとマナー的な観点の両方からご紹介していきます。

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分かりやすいモチーフの前で撮影する

せっかく神社やお寺で撮るのに、そこがどこだか分からないような場所で撮影するのではあまり意味がありません。撮影の際は、なるべく分かりやすいモチーフを構図の中に入れ込むよう心がけましょう。神社や仏閣でいうところの分かりやすいモチーフと言えば、鳥居や本殿、狛犬などが挙げられます。宮司さんや巫女さん、場所に適した人物を構図に取り入れも面白いですね。

他の参拝客に配慮する

観光名所になっているような寺社仏閣は、連日多くの人が訪れています。撮影に気を取られて他の人の迷惑にならないよう、細心の注意を払いましょう。360度カメラは三脚などを使わずとも撮影を容易に行える上、構図の平行感覚もそれほど気にする必要がないので、人が多い場所での撮影には比較的向いています。ただし、自分を入れずに景色だけの撮影をするときには、三脚などでカメラを固定しなければいけないので気をつけましょう。ただ、境内での三脚利用を禁止している寺社も多いので、可能であれば使用しないことを推奨します。

動画にも残しておく

撮影のポイントとして、静止画だけでなく動画としても残しておくと後で見返したときに一層楽しめるかもしれません。後述しますが、360度画像のデータは、対応しているカメラであればVR体験もできるようになっているので、視覚的に楽しむだけでなく、体験として再訪することも可能です。

その際、静止画だけではどうしても物足りないと思う部分が出てくるので、一通りの撮影を終えたら動画撮影に切り替えてみましょう。その間はデジカメや一眼レフで撮影してもいいですね。360度カメラ一台や、一つの機能だけで記録するのではなく、他の設定やガジェットと併用しながら思い出を記録していくのがポイントです。

一つの被写体をさまざまな角度から撮影する

寺社仏閣の撮影に限った話ではありませんが、被写体を見つけたら、とにかく色々な位置から撮影してみてください。テクニックが確立されていない分、360度カメラは自分で模索しながら撮影する領域が多くあります。裏を返せば、それだけ楽しめるということでもありますが、楽しみ尽くすためには、シャッターを沢山切ることが重要です。

遠くから撮影をしたら次は近付いてみたり、裏に回って撮ったり。一つの被写体でも無数の構図を探すことができます。360度カメラは周囲の空間を切り取れるので、構図を探す楽しみが薄いと思われがちですが、歩きながら探せば、どんどん新しい視点を発見することができるでしょう。

VRで再訪する楽しみ

360度カメラで撮影したダイナミックな写真は、見ているだけでも楽しいですが、それ以外にも味わい方があります。既に少しご紹介しましたが、撮影したデータはVR体験することも可能なのです。残念ながら全ての360度カメラがVRに対応しているわけではないので、購入前にはきちんと確認するようにしましょう。

主要なメーカーが発売しているようなモデルの場合、大抵VRにも対応しているので安心です。日本ではリコーが販売しているTHETAシリーズのシェアが高いですが、当然こちらはVRに対応しています。ヘッドセットも最近は安く手に入れることができるので、是非360度カメラと一緒に購入してみてください。360度カメラとVR二つは、旅行に行くのを楽しみにさせてくれるだけでなく、旅行の思い出を鮮明に振り返ることができるタイムマシンのような組み合わせです。

終わりに

八百万の神様がいる日本では沢山の神社、そして仏様が祀られているお寺さんが存在します。世界的に見てもこれだけ多くの神様仏様を祀っている国は稀有なのではないでしょうか。日頃普通に生活を送っているとそのことを意識する場面は少ないかもしれませんが、冷静に考えてみると凄いことです。そしてそれらはとても写真映えする空間ですし、記録する価値のある場所でもあります。そんな日本特有の素敵な空間を、今年は360度カメラで空間ごと記録してみませんか?


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