株式会社おかん|【2017年版】おしゃれオフィス20選

筆者: 編集部

『2017年おしゃれオフィス20選』第二弾は、株式会社おかんです。「良いものを届けたい」という思いと、「食を通じてパートナーの健康を守りたい」という思いのもと日々邁進されている会社です。500社以上の導入企業を持ち、様々なメニューの考案を常に続けている「おかん」にコミュニケーションの取りやすいオフィスのこだわりを伺ってきました。

「働く人のライフスタイルを豊かにする」というミッションを掲げて

●LIFE STYLE代表 永田(以下永田)
はじめまして。LIFE STYLEの永田です。今回は、おしゃれオフィスの取材にご協力頂きましてありがとうございます。私たちもいつも美味しく「おかん」を頂いています。まずは御社のサービスについて、詳しくご紹介ください。
 

○オフィスおかん代表 沢木様(以下沢木)
弊社は、『働く人のライフスタイルを豊かにする』というミッションで活動している会社です。多くの方が長い時間働くことに費やしていますが、「仕事」そのものだけではなく、生活に関わる他のことといかに良いバランスを取って行くか。それが、これから重要になると思うんです。私たちは生きて行く上で欠かせない「食」という領域でBtoBtoEのビジネスモデルを構築し、且つ福利厚生という企業様のソリューションという形で提供させて頂いております。具体的に言いますと、オフィスの中に冷蔵庫を設置させていただいて、真空包装された、お惣菜を常設させていただくというビジネスです。簡易的な社食サービスですね。現状累計で500社以上、一部上場企業様から中小企業、ベンチャー企業さん、業界も本当に様々な企業様に導入頂いています。
 

●永田
1ヶ月で新メニューが加わったり季節の食材を取り入れていると思いますが、飽きのこない献立はどのように決定しているのでしょうか
 
○沢木
北は北海道から南は沖縄まで、全国に約10箇所製造いただいているパートナーさんがあるのですが、お客様のニーズを探しながら季節や各地域に合ったメニューを共同で開発しています。
 
●永田
弊社も若いメンバーが多いのですが、「自分でランチを買う」となるとどうしてもコンビニ中心になってしまいますよね。コンビニは確かに種類も抱負で手軽ですが、作り手の顔が見えないなあと感じます。おかんさんはそういった面での安心があるのですが、どのような基準でパートナー企業さんを選定しているのですか?
 
○沢木
弊社がパートナーを組む際に重視しているひとつとして、食品添加物に関する弊社の考え方に共感してもらえるか、があります。日本で許可されている食品添加物は1,500以上あるのですが、私たちはその50分の1以下、具体的には約30種だけを許可しているんです。この制限があると作る側は手間も労力もかかるのですが、それでもやはり『いいものを届けたい、みなさんの健康の部分や安心を、弊社の食材で実現したい』と思っているので、そこに共感して頂ける企業さんとパートナーを結んでいます。
 

最初は自宅で、たった一人で事業を開始

●永田
コンビニより近い=社内に安心な食材で作られたお惣菜がある、ってすごく有り難いと思っています。話をオフィスに移しますが、創業時はどのように始まったのでしょうか?
 
○沢木
創業が2012年ですが、当初は私一人だったので自宅が職場でした。その後に明治神宮前あたりにあったフード系のシェアオフィスに1、2年いた後、10数坪ぐらいの雑居ビルに移転をしました。そして昨年現在のオフィスに移ってきた、という流れですね。
 
●永田
社員の人数はどういう風に増えていらっしゃるのですか?
 
○沢木
現在従業員はトータルで30名で、うち正社員が16名です。他は業務委託、派遣社員、インターン、パートタイムなど様々です。私たちは、配送はパートナー企業様と連携をしているため、この30名は主に企画やディレクション業務が中心となっています。
 
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●永田
オフィスの広さと人数はどんな感じでしょう?1年くらい前は何人くらいいたのでしょうか。
 
○沢木
今は約70坪ですが、以前は14坪に20人で、それはもうパンパンでしたね。そこからかなり余裕を持って席も余っている状態でこちらに移転しましたが、ここも40人ぐらいまでが限界だと思うので、あと1年強くらいかな。
 
●永田
こちらに移転する前が、事務所を借りた最初のオフィスでしょうか?
 
○沢木
そうです。その前はシェアオフィスで社員もいなかったので。でも前のオフィスも、雑居ビルで、今にも止まってしまいそうなエレベーターで、古くて、隙間風があってみたいなところでした。
 

自宅→14坪→70坪のオフィスへのこだわり

●永田
雑居ビルからこちらに移る際には色々なプランや譲れないことがあったかと思います。その当たりを詳しくお聞かせください。
 
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○沢木
まず最初にこだわったのは、立地です。今も以前のオフィスも代々木でしたが、お洒落すぎずうるさすぎない「代々木」という街がおかんのブランドイメージにすごく合っていると思っています。導入を検討する企業様にが来て頂くこともあるので、オフィスの場所はとても重要です。
 
●永田
立地以外に、オフィスのつくりでのこだわりはありますか?
 
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○沢木
このオフィスには対外的なコンセプトと社内的なコンセプトと二つのコンセプトがありまして、社外的なコンセプトは「おかえり」というキーワードです。自分の家のようにくつろいで頂きたいと思い、靴を脱いでお家に上がるつくりにしました。また、パーテーションをは無くすことで、働いてる人の顔やお惣菜を食べている様子が見ていただけるようなオフィスにしています。
 
社内的なコンセプトは「ファミリーワーク」です。社員同士も家で一緒にくつろいでいるように感じてもらえるように、ちゃぶ台でご飯を食べたり、フリースペースや畳スペースを設置したり、「くつろぎ」を感じるレイアウトを心がけました。実際昼はちゃぶ台でおかんの惣菜やお弁当を食べたり、終業後にそこでお酒を飲んでいるメンバーもいますね。社内では「ちゃぶ飲み」と呼ばれています。自然とコミュニケーションも多くなっていますよ。
 

採用時に一番大切にしていること「ミッションへの共感」

●永田
それでは次に採用に関して教えてください。採用の時に大事にしていることは何ですか?
 
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○沢木
弊社には明確なミッションがあるので、『ミッションに対する共感』を一番重視しています。その結果、弊社の社員の2/3から3/4くらいが女性だったり、社員の1/3に子供がいるという状況になっています。産休中のメンバーも2人いて、一般的なスタートアップ企業ではなかなかないのではないか、と。これは弊社のミッションと大きく関係しているのではないかと思っています。
 

「日常で使うもので、人々の生活に変革を起こしたい」という想い

●永田
「もともとこのミッションがあって、食をテーマに実現しよう」としたのか、「食でビジネスを立ち上げていきたいという中で、ミッションがついてきた」のか、どちらでしょうか。
 
○沢木
どちらかというと後者でしょうか。もともと、「みなさんに日常的に使っていただけるものを生み出して、それによって行動や考え方が変わるようなことにチャレンジしよう」というのが、私が起業した時に目指したことです。実は、おかんの構想が生まれたのは、私が新卒で入った会社が激務すぎて食事がきちんと取れずに健康診断が最悪だったことがきっかけなんです。これって、最初に私が実現したいと考えていた「働き方と健康のバランス」そのものなんですよね。
 

ヘルスケア領域全般をカバーする、新規事業の構想

●永田
今後はどのような事業展開を考えていますか?
 
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○沢木
「働くことと健康」のバランスを実現することを考えると、ヘルスケア領域だと思っています。今「健康経営」というキーワードはすごく注目されています。私たちは「健康」を実現する上で必要な「食事」をオフィス内でご提供してますので、これをいかしつつ、単に食事を提供するだけではない、健康経営を実現するためのソリューションサービスを開発していきたいと思っています。
 
●永田
「健康経営」というのは最近よく聞くキーワードですが、具体的に「じゃ、何したらいいの」という時に、その「何か」が特にないのが現状ですよね。
 
○沢木
そうなんです。意識が高すぎる人ばかりじゃなく、「外のまで行くのが面倒くさい」「安い」とか、それぐらい気軽に取り入れられるものでないと健康経営が浸透していかないんですよ。この辺りの課題解決にこそ、私たちの強みがいかせるんじゃないかと思っています。
 

「働く人のライフスタイルを豊かにする」会社の、ワークライフバランス

●永田
「働く人のライフスタイルを豊かにする」という御社のミッションがありますが、中にいる方々はどんな方が多いですか?
 
○沢木
スタートアップって、「未婚メンバーが多くて超がっつり働くぞ」という社風のケースが多いと思うのですが、弊社は「仕事と家庭やプライベートの両方をしっかりやるぞ」という社風と、両方が共存することを目指しています。そのため、子供がいて時間を制限されるメンバーが働きやすいように、働く時間もスライドできるようにしたり、お子さんの体調が悪い時は在宅で仕事ができるようにしたり、産休育休に関連する制度をみんなで考えたりと、働きやすい環境をみんなで一生懸命作り上げている状況です。
 

一人で創業しながら、社会のニーズと合っていると感じた瞬間は

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●永田
創業メンバーって1人なんですよね?工場から送ってもらった惣菜を、自分で運ぶ。営業活動と、開拓と・・・そこまで全部自分1人でされてたんですね。
 
○沢木
そうなんです。「オフィスおかん」のサービスができた時もほぼ1人でした。私自身がお惣菜をガラガラと運んで補充をして、現金を回収して確認をして、自分で請求書をお送りさせていただいて・・・。オフィスおかんができたのが2014年の3月で、3ヶ月後に1号正社員が入るまでは一人でやっていました。
 
●永田
すごいなあ。どんな感じでお一人でやられてたんですか?どの辺りで、「これはいける!」と感じましたか?
 
○沢木
最初はもう、無我夢中で一人で汗だくですよねとりあえず。でも最初にテストページ作って、ベータ版を運用するためのお客様募集をした時に、思った以上の反響だったのでこれはいけそうだなって。
 
●永田
私も今年でちょうど創業して3年なんですけど、私は最初から人を集めることに注力しましたが、自分1人だったらどこまで突き進められるのかな、とは思いますね。
 
○沢木
資本金50万円でスタートしたのでやれるところまで自分でやるしかないっていう考えでしたね。今でこそ多くのパートナーさんがいますが、最それまで存在していなかったビジネスモデルですし私自身も知らないので、理念に共感して一緒にやってくれるパートナーさんを探すことが、最初は大きなハードルでした。
 
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急成長にも関わらず「今年はそんなに人を採用しない」という理由とは

●永田
今後はどのように拡大していくお考えですか?
 
○沢木
労働集約的なモデルにならないよう、的なものを社内に置かないようにしているので、売り上げに合わせて人を増やす、ということは経営方針上しないように考えているので、今年の正社員採用も数人の予定です。製造や配送は水平分業型をとり、パートナー企業によってなりたっているので、取引先が増えたからと言って自社の従業員数が同じように増える必要もないんです。
 
●永田
仰る通りですね。オフィスの次の移転に関して、何かビジョンはありますか?
 
○沢木
直近に移転の予定は無いですね。採用計画も緩やかにしているし、今ちょうどいい感じに埋まってきて、しっかり稼働ができているなという状況です。
 

ベンチャー企業の社長もパパだった!貴重な社長のパパ談義

●永田
弊社も、社員の既婚率が高く子持ちも多いんです。私自身も1ヶ月くらいまえに初めての子供が生まれたばかりです。
 

○沢木
私も昨年の11月に4人目が生まれて育休を取ったところです。6歳、4歳、2歳、0歳なのですが、入院時は3人の子供の面倒を見なくてはならないので、育休をとり完全に仕事を離れました。育児って半端ないですね(笑)。これをずっとやっていたんですから、妻はすごい、と思いましたよ。幼稚園の送り迎えを経験することで、子供との距離も近くなりました。先生から色々聞いて、子供の性格をより深く分かったりしましたね。永田さんも、ぜひあと3人(笑)!
 
●永田
「おかんを運営していても、4人のおとんって」ものすごい説得力ありますよね。抜群ですね。今日は事業の話からパパのお話まで、色々ありがとうございました。
 
ー沢木様 貴重なお話を誠にありがとうございましたー
 

取材協力:株式会社おかん 代表取締役 沢木恵太 様

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